Patagonia(パタゴニア)がWorn Wearプログラムとして、中古アイテムの買取を開始。また、2024年8月19日(月)まで、パタゴニア 東京・渋谷ストアにて期間限定の「Worn Wearポップアップストア パタゴニア東京・渋谷」を開催中。
パタゴニアがWorn Wearプログラムとして、中古ウェア、ラゲッジ、アクセサリーの買取を開始。また、2024年8月19日(月)までの間、パタゴニア 東京・渋谷ストアにて期間限定の「Worn Wearポップアップストア パタゴニア東京・渋谷」を開催中だ。
パタゴニアのWorn Wearは、修理に買取、再販など、リサイクルの循環型サービスを行う取り組み。これは世界のアパレル産業が抱える、膨大なCO2と廃棄物問題に対する重要な解決策と期待される。サーキュラーエコノミーの推進のため活動する団体のエレン・マッカーサー財団によると、なんと2050年までに、世界の年間CO2排出量の4分の1をアパレルが占めると推定される。また、固形廃棄物の中でも割合が多く、2017年だけでも1,120万トンの繊維産業廃棄物が埋め立て処分されているのが現実だ。
1着の衣類を、自分や他の誰かによって長く使うことが、環境への弊害を減らす最善策。パタゴニアによれば、所有している衣類の寿命を9か月間延ばすことで、炭素排出や廃棄物、そして水使用のフットプリントを、それぞれ20~30%削減することが可能とのこと。そのためには、消費する前に本当に必要か検討する。新しい物ではなく、中古を購入する、いらなくなったら売出する選択を持つ。そして、使い続けるためにどう修理をするか。などよりフラットな気持ちで、その時々で考えることを奨励している。Worn Wearプログラムを通じて、機能に問題がないパタゴニアの中古アイテムを幅広く受け入れること。衣類やギアの寿命を延ばし循環性を高めていくことが、製品を作り、販売をする企業の責任としていく方針だ。
そして、「Worn Wearポップアップストア パタゴニア 東京・渋谷」が現在、“新品よりもずっといい”をコンセプトに開催中。パタゴニア製品の中古ウェアの販売のほか、役目を終えて送り返された中古ウェアを組み合わせ、修理を施しリメイクした「Recraftedリクラフテッド」製品も並ぶ。修理して長く着続けることのストーリーの展示や、週末にはリペアイベントを実施したり、衣類を長持ちさせる手助けをしている。Worn Wearプログラムを活用することで、環境問題へ貢献。さらに、新たな視点でファッションを楽しむことができる、ポップアップストアへ足を運んでみてはいかが?
Worn Wearポップアップストア パタゴニア東京・渋谷
会場:パタゴニア 東京・渋谷ストア
期間:~2024年8月19日(月)※好評につき延長
住所:東京都渋谷区神宮前6-16-8
時間:11:00~19:00
定休日:毎月第3水曜日
・買取イベント
開催日:2024年6月1日(土)、6月2日(日)、6月22日(土)、6月23日(日)、7月20日(土)、7月21日(日)
時間:11:00~18:00 (17:00受付終了)
・リペアイベント
開催日:2024年6月8日(土)、6月9日(日)、6月29日(土)、6月30日(日)、7月13日(土)、7月14日(日)、7月15日(月)
時間:11:00~18:00 (17:00受付終了)
・アップサイクルイベント
開催日:2024年6月15日(土)、6月16日(日)、7月6日(土)、7月7日(日)、7月27日(土)、7月28日(日)
時間:11:00~18:00 (17:00受付終了)
パタゴニア日本支社 カスタマーサービス
Worn Wear 公式サイト:https://www.patagonia.jp/wornwear/
045-435-6100
text:Asami Yamane