ラフィアの風合いが新鮮! 【フェンディ】からエシカルなプロジェクトによる新作のバッグが誕生

FENDI(フェンディ)と、マダガスカルの職人たちをサポートする、社会的企業プロジェクト・MADE FOR A WOMAN(メイド フォー ア ウーマン)がコラボレーション。2024年サマーコレクションでは、「ロール」バッグより新作が登場。フェンディ直営店、および公式オンラインストアにて販売中。また、「ハンド・イン・ハンド」の「バゲット」バッグも発表。

フェンディと、マダガスカルの職人たちをサポートする、社会的企業プロジェクト・メイド フォー ア ウーマンがコラボレーション。2024年サマーコレクションでは、メゾンの人気シリーズ「ロール」バッグより新作が登場。フェンディ直営店、および公式オンラインストアにて販売中。また、新たに「ハンド・イン・ハンド」プロジェクトの「バゲット」バッグを発表する。

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マダガスカルの職人によって編み上げられる

フェンディの「ロール」バッグは、1997年に登場してから、エレガントさとエフォートレスな魅力で人気を博してきた。その「ロール」バッグが、ソフトで収納力のあるシェイプと、細長いレザーハンドルといった機能性を備えて一新。さまざまなライフスタイルで活躍できる、3サイズで展開となる。今回コラボレーションを果たしたメイド フォー ア ウーマンは、2022年に世界フェアトレード連盟によって認証。国際連合の持続可能な開発目標に沿った、多くの取り組みを通じて、健康や福祉に関するプログラムや職人の権利向上へのワークショップを行うなど、サステイナビリティな活動で大きな前進を遂げている。

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「ロール ラージ」 ¥280,500/フェンディ ジャパン(フェンディ)

製作された「ロール」バッグは、マダガスカル固有のヤシを原料とする、ラフィアが用いられている。アンタナナリボを拠点とするアトリエで、現地の職人によってクロシェ編み用のかぎ針を使い、丁寧にバイカラーの“FF”ロゴが編み上げられた。その後、イタリアでフェンディの職人たちが最終仕上げを行い、シグネチャーであるハンドメイドの“セレリア”ステッチを施し、レザーハンドルを取り付ける。バッグは仕上がりの美しさだけでなく、クラフツマンシップによって完成されたディテールに、温かみを感じることができる。

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メイド フォー ア ウーマンによる「ハンド・イン・ハンド」の「バゲット」

また、フェンディが2020年にスタートさせた「ハンド・イン・ハンド」プロジェクトでも、「ロール」バッグ同様にメイド フォー ア ウーマンとコラボレーション。世界各地のアーティストが、メゾンのアイコンバッグである「バゲット」バッグをアップデートする取り組みで、それぞれが地元の工芸を用いてバッグを解釈し、クリエイティビティ溢れるアイテムを製作。メイド フォー ア ウーマンによる「バゲット」バッグは、マダガスカルの伝統的なデザインを、多彩なステッチで繊細に表現。ラフィアを使用し、4枚のクロシェスクエアをつなぎ合わせ、3色のラフィアで縁取ったフリンジがついている。各パーツに施されたマクラメ編みと、カーネリアンビーズ装飾がポイントだ。サステイナビリティと社会的責任に継続的に取り組む両ブランドだからこそ、実現した新作バッグ。この機会に、芸術的価値のある手編みならではの風合いを、手にとって確かめてみてはいかが?

フェンディ ジャパン
https://www.fendi.com
0120-001-829

text:Asami Yamane