高性能なウェラブルデバイスを展開するアメリカ発のブランド Garmin(ガーミン)が、ダイビング用GPSコンピューター「Descent(ディセント)」シリーズから、廃棄された漁網を再生したリサイクル海洋プラスチック素材採用の新モデル「Descent G2(ディセント ジーツー)」を発売した。
高性能なウェラブルデバイスを展開するアメリカ発のブランドであるガーミンは、ダイビング用GPSコンピューター「ディセント」シリーズの最新モデル「ディセント G2」を発売した。「ディセント」は、ダイビングアドベンチャーを楽しむための多彩な高機能を搭載した腕時計型ダイビング用コンピューターシリーズで、2023年には、海洋プラスチック汚染に着目し、リサイクル海洋プラスチックを使用したスペシャルモデルが誕生。今回登場したのが、その第2弾となる「ディセント G2」だ。
年々、深刻化する海洋プラスチック汚染。国際自然保護連合の絶滅危惧種レッドリストに掲載されている海洋哺乳類の約45%が、海に流出した漁網などの漁具“ゴーストギア”によって被害を受けているという報告もあるという。海を漂う魚網は、長さ3.5kmを超え、プラスチックコーティングされているために、解体されるまでに600年かかるともいわれている。「ディセント G2」では、ケース、ベゼル、ボタンに、破棄魚網をベースとしたリサイクル海洋プラスチックを採用。パッケージにはプラスチックを使用せず、非プラスチック印刷を施した。
「ディセント G2」 各¥118,000
ダイブモードは、単一ガス、マルチガス、アプネア、スピア、ゲージ、CCRモードの6つを搭載。水面でのGPS機能は、ダイビングの開始位置と終了位置を自動的に記録し、開始地点でポイント登録を行えば、浮上後に開始地点へ戻るナビゲートも可能だ。
さらに、新機能「ダイブレディネス」と「プールアプネアモード」が追加。「ダイブレディネス」は、睡眠、運動、ストレス、時差ぼけなどの生活習慣が体に与える影響から、ダイビングに向けて体がどれだけ準備できているかを数値化し、安全なダイビングをサポートする。「プールアプネアモード」は、ダイナミック、スタティック、レストの各フェーズを自動的に切り換える「フリートレーニング」と、特定の種目、距離、時間、インターバル、レストの時間をカスタマイズし、計画的なスキルアップを実現する「トレーニング計画」の2つの機能を備えており、専用アプリ「Garmin Dive APP」のダウンロードとペアリングで使用することができる。
また、ダイビングだけでなく、ランニングなど80種類以上のスポーツアクティビティや、ヘルスケア、事故検出といった日常使いにも役立つスマート機能も充実。
環境への配慮と最先端のテクノロジーを融合した最新モデルをぜひチェックして。