渋谷 ヒカリエ 8階のd47食堂では、2023年2月3日(金)〜4月下旬(予定)、岡山県邑久町のサステナブルな漁業で育った「邑久かき」を使った新メニューを提供する。瀬戸内の豊かな森と海が育むカキのうまみが詰まった「『邑久カキ』のカキフライ」や「牡蠣めし」が登場!
渋谷 ヒカリエ 8階のd47食堂は、「おいしい漁業が、続く社会を」をコンセプトにサステナブルな漁業・養殖業を推進するUMITO Partnersと共同で、岡山県邑久町の垂下式カキ漁で育てられた「邑久かき」を使った新メニューの提供を開始する。
UMITO Partnersは、サステナブル漁業プロジェクトや、国際エコラベル認証取得支援をはじめ、環境・経済・社会のバランスが取れた持続可能な漁業への転換を推進する会社。カキ生産者が大事に育てたカキの身を仕入れて加工、全国に出荷している株式会社マルト水産が主導し、2018年より邑久町漁業協同組合と共同で国際エコラベル認証取得に向けて進めていたプロジェクトに、UMITO Partnersはコンサルティングサポートという形で参加していた。
筏に縄を吊るして育てる垂下式の漁法をとる邑久町漁業協同組合では、水質や生態系への影響をモニタリングし、環境収容力を超えない範囲で筏の数を維持。海底の泥を採取して年3回調査、絶滅危惧種のスナメリに対してカキの筏が悪影響を与えていないかなどを注意深く観察したり、アマモを植林するなどして、水質保全にも尽力している。これらの取り組みが評価され、2019年12月には早くもMSC認証を取得。このことは、若い生産者のモチベーションアップにも繋がったという。
そんな「邑久かき」がd47食堂で提供されることになったのは、2022年から海の持続性について店を訪れる人とともに考える「サステナブル・シーフード」の活動を、同店を運営するD&DEPARTMENTがUMITO Partnersとともにスタートさせたことがきっかけ。今回はこの「邑久かき」を使ったカキフライと、「岡山のり」で風味をつけ三つ葉をたっぷり散らした「牡蠣めし」を提供する。ザクザクとした食感が特徴のカキフライに添えられた特製タルタルソースには、ピクルスの代わりに自家製ぬか漬けがたっぷり。「牡蠣めし」は+¥500で、他の定食メニューの白米と替えることもできる。
また、カキフライとのペアリングワインとして、岡山のワイナリー、ドメーヌ・テッタの「2021 シャルドネ・ドール(白)」と、「2019 ボンボンコロレ・ヴァンドターブル(ロゼ)」が用意されているのにも注目を。白はレモンを絞ったカキフライに、ロゼはタルタルソースをつけたものと相性抜群。2種飲み比べセットもあるので、ぜひ併せて楽しんでみて。
d47食堂
住所:東京都渋谷区渋谷2丁目21−1 渋谷ヒカリエ 8階
営業時間:月曜・火曜・木曜 11:30〜20:00、金曜・土曜・祝前日 11:30〜21:00、日曜 9:00〜11:00/11:30〜20:00
定休日:水曜
https://www.instagram.com/d47_shokudo/