スワロフスキーは、従来のクリスタルの破片を再利用したサステナブルなクリスタル「Swarovski ReCreated™ Crystals」を発表。
スワロフスキーは、クリスタルの破片を再利用したサステナブルなクリスタル「Swarovski ReCreated™ Crystals」を発表。このクリスタルは製造過程における環境負荷を大幅に削減したもので、同社は循環型イノベーションを推進し、持続可能な未来の実現を目指している。
このクリスタルは、製造過程で発生するクリスタルの破片を再利用したもので、均一な色合いを持つ新しい製品として生まれ変わる。その品質は従来の製品と変わらないクオリティでありながら、環境負荷を大幅に削減。通常の製造方法と比べて天然資源の使用を40%以上削減し、環境負荷を34%以上低減させた。この製品はB2BおよびB2Cジュエリーコレクションに組み込まれており、スワロフスキーの商品全体をよりサステナブルなものに変える取り組みの一環となっている。
色彩の達人として約130年の歴史を持つスワロフスキーは、今後も「ReCreated™ Crystals」の新色を毎年発表する予定だ。現在、ジェットブラックとアイスブルーの2色が展開されており、2024年秋冬シーズンにはアイスブルーが「Sublima」や「Millenia」コレクションに採用されている。さらに、鮮やかな新色のダークジョンキルがB2Bパートナー向けに発表され、2025年春夏シーズンには新たなB2Cジュエリーコレクションにも採用される。
スワロフスキーのチーフリーガル・コンプライアンス・サステナビリティオフィサー、ステファン・メクニグ氏は、「『Swarovski ReCreated™ Crystals』は、創造性と循環型イノベーションを融合させた重要なプロジェクトであり、当社のサステナビリティ戦略の中心」と述べている。「人々、地球、ビジネスに長期的価値を生み出す意識的な選択」というミッションに基づき、気候変動の緩和、資源の効率的利用と廃棄物削減、公正な社会の実現という3つのサステナビリティ戦略を掲げるスワロフスキー。「ReCreated™ Crystals」のメインコレクションへの採用など、これから生み出されるプロダクトにも期待が高まる。
スワロフスキー
https://www.swarovski.com/ja-JP/