【オルビス】使用済みのスキンケアボトルをスパチュラに再生。リサイクルを具現化する取り組みがスタート

オルビスでは、使用済みスキンケア容器をスパチュラ(ヘラ)に再生するリサイクルプログラムの取り組みを開始。2024年5月下旬より順次配布している。

化粧品業界でいち早く詰め替え用商品を販売し、簡易包装を徹底するなど、サステイナブルな取り組みを続けてきたオルビスが、使用済みスキンケア容器をスパチュラ(ヘラ)に再生するリサイクルプログラムを実施。約18,000本のリサイクルスパチュラを生産し、希望した人に配布している(※リサイクルスパチュラは生産数に限りがあるため、通常品とランダムでお届け)。

オルビス スパチュラリサイクル
写真左が従来からのスパチュラ(透明)、右が化粧品ボトルの原料を利用した再生プラスチックのスパチュラ(白)

これまでにも省資源・資源循環に向けた活動を行ってきたオルビスが新たなアクションを探すなかで着目したのが、化粧品容器。きっかけとなったのは「商品のリニューアルで捨ててしまうのがもったいない」というユーザーの声だ。そこから、実用的なスパチュラにリサイクルすることで、環境に配慮すると同時にユーザーへの還元にもつながる本プログラムがスタートした。

【オルビス】使用済みのスキンケアボトルをの画像_2

スパチュラの原料となるのは、東京・表参道の体験特化型施設「SKINCARE LOUNGE BY ORBIS」で回収した使用済み容器や、ボトルの製造過程で発生するプラスチックの端材、オルビスが保有する試作品容器など。出来上がった白いスパチュラは厚みや使用時の感触など細部までこだわり、従来からのスパチュラと遜色のない使い心地を実現している。

容器回収というユーザーの行動をスパチュラへと再生し、還元する。私たち消費者が目に見える形での資源循環は、さらなる環境意識の高まりや、次なるアクションの呼び水にもなるはずだ。


オルビス
https://www.orbis.co.jp/

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