【令和の結婚物語】交際0日で友情婚、フランスでの同性婚etc. 4組のカップルに話を聞いた

カップルの数だけ“カタチ”がある! 

カップルのあり方が多様化してきた昨今。二人が一緒にいるためのベストな関係性とは?「なぜ結婚するの?」という問いに、それぞれの答えを見つけた4組のストーリー

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カップルのあり方が多様化してきた昨今。二人が一緒にいるためのベストな関係性とは?「なぜ結婚するの?」という問いに、それぞれの答えを見つけた4組のストーリー

この人と一生一緒にいたい。大好きな親友と交際0日で結婚

Case #1 エレガント人生 中込 悠さん♡山井祥子さん

エレガント人生 中込 悠さんと山井祥子さん

吉本興業所属の男女コンビ。2020年に結成。YouTube(@elegantjinsei)を主戦場にしており、チャンネル登録者数は約65万人。結成以前から飲み友達で、周囲から驚かれるほど仲のよいコンビとして知られていた。2025年3月に中込さんがプロポーズし、9月に結婚を発表。

【令和の結婚物語】交際0日で友情婚、フラの画像_2

恋愛関係にない二人の結婚を理解してもらえるか不安だった

--昨年、コンビでの結婚を発表し話題となった、エレガント人生の中込さんと山井さん。もともと結婚願望はありましたか?

山井 昔から、結婚に対する憧れはあまりないタイプ。30代になって周りの友人たちが次々と結婚していく中でも、自分にとっては、どこか遠い存在に感じていました。

中込 僕は漠然と、結婚=信頼する人と人生を歩むこと、というイメージを持っていました。ドキドキする関係よりも一緒にいて心地よく、安心できる人がよかった。僕にとって祥子は、まさにそれに当てはまる存在でした。

山井 何の前触れもなくプロポーズされたので、さすがにビックリしましたね。悠ちゃん以上に一緒にいたいと感じる人は今後もう現れないだろうと確信していたので、迷いはなく、すぐに気持ちは固まりました。

--ずっと一緒にいるために、あえて結婚を選択したのは、なぜでしょうか?

山井 もともと飲み友達だった悠ちゃんとコンビを組んでからは、仕事もプライベートも、ほとんどの時間を一緒に過ごしていました。男女コンビということもあり、「本当はつき合ってるでしょ?」と怪しまれることが多くて。結婚して夫婦になれば、堂々と仲よくできる権利が手に入ると思ったんです。

中込 もちろん、結婚しなくても一緒にいることはできます。でも実際は、夫婦になってから、精神的にすごく楽になりましたね。自分たちの関係性に疑問を持たれなくなったことが、大きいと思います。

--交際期間がないまま結婚することに対して、不安や心配はありましたか?

山井 恋愛関係にない二人が結婚することを理解してもらえるのかな?という不安がありました。親も芸人仲間も、みんな驚きはしていましたが、すんなり受け入れて喜んでくれた。SNSやYouTubeでも多くのコメントをいただき、私たちの関係を祝福してくれる人が、こんなにたくさんいるんだ!と知ることができて、すごくうれしかったです。

中込 僕の親は特段、喜んでいましたね。動画やライブを通じて僕ら二人の仲のよさを知っていたから、「祥子ちゃんなら安心!」と。

山井 将来どちらかに好きな人ができたらどうするの?などと聞かれることもありますが、そういった心配は一切なくて。日常の些細な感情もシェアし合っているから、認識や意識のズレを感じることがないんです。

--夫婦として生活をする中で、お二人の関係性に変化はありましたか?

山井 結婚してから、二人の絆も愛も着実に深まっています。友情を超えた、いろんな感情が混ざり合っている感じで……二人の愛情がどういった種類のものなのかは、まだ答えが出ておらず。これからゆっくり、向き合っていきたいです。

中込 僕も同じです。お揃いの服を着たり、将来について話したり、二人で楽しめることが増えたことで、お互いの存在がますます大きくなっている感覚があります。

山井 従来の夫婦の形とは異なる私たちですが、とても大きな幸せを感じています。その経験から、結婚にはいろんな形があっていいんだ、と自信を持って言える。誰もが心地よく暮らせるように、それぞれに合った形や方法で結婚を選択してほしいです。

エレガント人生 中込 悠さんと山井祥子さんのイラスト

「ペアルックが最近のブーム。今日もブルーとイエローをリンクさせました!」(中込さん)

子どもの頃から憧れていた結婚が、フランスでかなった

Case #2 竹田 純さん♡クリスさん

竹田 純さんとクリスさん

床バレエ創始者のジュンさんと、インテリアデザイナーのクリスさん。2016年に日本で出会い、半年の交際を経てクリスさんがジュンさんにプロポーズ。その後、クリスさんの転勤に伴いフランスに移住し、2023年にパリで結婚。YouTube(@junandkris)やInstagram(@junandkris_)で結婚式の様子を公開している。

「my husband」と紹介するたびに誇らしい気持ちになります

--ジュンさんとクリスさんは、子どもの頃から結婚に強く憧れていたそうですね。

クリス そうですね。でも当時は、同性婚を認める国はほとんどなかった。僕は異性に興味がないと早くから気づいていたので、かなわない夢だと受け入れていました。

ジュン 2013年に以前住んでいたフランスで同性婚が法制化され、希望を感じました。いつかまたパリに住みたいと思っていたので、私も結婚することができるかも!と。

--2016年に、日本で出会い交際を始めたお二人。ジュンさんはクリスさんに対して、毎日のようにプロポーズを求めていたとか!

ジュン 出会ってすぐに、彼が生涯のパートナーだ!とピンときたんです。「私なしで生きていくのは大変だよ?」と繰り返し伝えたり、ビヨンセの『Single Ladies (Put a Ring on It)』を歌ったりして、全力でプロポーズ待ちアピールをしていました(笑)。

クリス まんまとベイビーに洗脳されました(笑)。というのは冗談で、僕もジュンさんと生涯を共にしたいと感じていたから、つき合って半年でプロポーズしました。

ジュン 私にとってプロポーズは、結婚の約束。いつどこで結婚するのか、できるかどうかもわかりませんでしたが、そんなことはどうでもよくて。私を生涯のパートナーに選んでくれたことがうれしかったし、私の中では、結婚したも同然の感覚でした。

--2019年にクリスさんのパリ転勤が決まり、二人で移住。その4年後に正式に結婚を決めるまでの経緯を教えてください。

ジュン 結婚を決断したきっかけは、愛犬のビジョンを迎えたこと。子どものような存在ができたことで、二人の関係がカップルからファミリーへと変化し、本物の家族になりたいという気持ちが芽生えました。

クリス 2023年の新年の抱負を話していたときに、ベイビーが「結婚しよう!」と。すぐに手続きを始めて、その春に結婚しました。結婚してよかったことの一つは、ベイビーを「my husband(私の夫)」と言えること。今でも、口にするたびに誇らしい気持ちになります。もう一つは、それぞれの夢に加えて、二人の夢を持つようになったこと。二人ともいろんな国に住んでみたくて、昨年アンドラに移住したのですが、結婚していることでビザの手続きがとてもスムースでした。

ジュン ほかにもフランスにリトリート施設を開業する、日本に老人ホームを作るなど、たくさん夢があるんです。二人でSNSを始めた背景にも、LGBTQユースの人たちの心の支えになりたいという想いがあって。結婚を公表した際は批判的な意見も多く、フォロワーが一気に5000人ほど減りました。同性婚に反対する人はいますが、屈しない私たちの姿を通じて「自分にはハッピーになる資格があるんだ!」と思ってもらえたらうれしいです。

--ヨーロッパでの生活が長いお二人。現地での結婚に対する人々の意識の変化や、トレンドがあれば教えてください。

ジュン 個人的な感想ですが、ヨーロッパは全体的に自由を重んじる人が多いイメージがあります。特にフランスの若者は、結婚の必要がなければしない人が多いんじゃないかな。

クリス フランスでは、結婚の代わりに、PACS(連帯市民協約)を選択する人が増えている印象。PACSは、税金や社会保障などで法律婚とほぼ同等の権利を得られる一方で、申請・解消が簡便。離婚手続きのように長引くことなく、比較的スムースに解消できます。

ジュン ちなみにPACSは、同性カップルも申請可能。海外移住のハードルは高いですが、私たちはヨーロッパに移住して、とても快適に暮らしています。

フランスで結婚した竹田 純さんとクリスさん

「2023年の春、フランスのブロワ市で結婚しました」(ジュンさん)

竹田 純さんとクリスさんのイラスト

「息子のような存在の愛犬・ビジョンを迎え、カップルからファミリーに関係が変化」(ジュンさん)

竹田 純さんとクリスさん

「旅先で保険を契約する際にも、結婚しているとファミリープランを選択できて助かります」(クリスさん)

法律婚と同等のメリットを得られる勤務先の制度を利用し、事実婚7年目に突入

Case #3 中山和樹さん♡高石美里さん(ともに仮名)

事実婚のカップル

大手メディアに勤務し、先輩・後輩として出会う。配属地の西日本で交際が始まり、3年後に会社に事実婚を申請。2025年から別々の県に配属となり、平日は別居し、休日にお互いの家を行き来する生活を送っている。

事実婚を選んだ理由を共有し同志の輪が広がっています!

--結婚について話し始めたのは、いつ頃ですか? きっかけも教えてください。

高石 交際から約2年がたった頃、配属先に私の両親が遊びに来たタイミングで、中山を含めて食事をした日のことでした。帰宅後、母親から「このまま順調に結婚して、子どもを産めるといいね」と言われ、私は「結婚や子どもを持つことだけが正解のように言わないで!」と猛反発。大喧嘩に発展し、収拾がつかず、彼に連絡して仲裁を頼んだんです。

中山 「今すぐに結婚を考えているわけではないけれど、この関係性を大事にしていきたいと思っている」と正直に伝えると、義母さんは冷静さを取り戻して。後日、彼女に喧嘩の理由を聞いた流れで、結婚について話し合うことに。僕も彼女と同じく、法律婚に特別な意義があるとは思っていませんでした。その上で結婚のメリット・デメリットを整理してみると、ともに転勤族の僕たちにとっては、配属先が近くなるように考慮してもらえることや、双方を行き来する交通費が支給されることなど、メリットが圧倒的に大きかった。

高石 私が結婚に苦手意識を持つ理由は、亭主関白な父親と、子育てに人生を捧げる母親を見て育ったから。彼は良妻賢母を求めるタイプではないと理解していたので、それなら結婚してみようか、という結論に至りました。

--結婚に向けて話し合う中で、高石さんは名字を譲りたくないと感じたそうですね。

高石 自分の名字に愛着があるわけではなくて。〝女性が改姓して当然〟という風潮に従うのが、どうしても嫌だったんです。

中山 名字にこだわりのない僕が改姓しようとしたのですが、父親から強く反対されまして。そこで、事実婚の選択肢が浮上しました。僕らが務める会社は、申請すれば、事実婚であっても法律婚と同等の手当てがもらえる制度があるんです。結婚のメリットを得られるのであれば、事実婚でいいのではないかと。

高石 事実婚の知識がなかった両親からは心配されましたが、会社の制度を説明したら安心したようでした。中山の両親も同様です。

--翌年、同じ地域に転勤になり、同居を始めるとともに会社に申請したお二人。周囲からは、どんな反応がありましたか?

中山 事実婚についてピンときていない人が想像以上に多かったですね。また、改姓を父に反対されたことを話すと「一人っ子なら仕方ないよ」と言う人や、夫婦別姓はすでに認められていると勘違いしている人もいました。

高石 私も「弟がいるなら名字を譲ってもいいんじゃない?」と何度も言われました。夫婦の9割以上が夫の姓にしている現状に違和感を覚えている女性がいることを広めるためにも、私は相手が理解できるまで話すようにしていて。自己開示することによって、事実婚の親を持つ人や事実婚を検討している人たちが打ち明けてくれて、少しずつ輪が広がっていると感じています!

--6年間の事実婚生活で、不便さを感じることはありましたか?

中山 僕らは共働きで子どもがいないため、税金の配偶者控除を受ける必要がなく、今はデメリットを感じにくいんです。それに限らず、最近は事実婚の夫婦でもペアローンを組める銀行が増えているなど、社会の受け入れ体制も広がっている印象を受けます。

高石 お互いに健康で、自立しているから今は問題ないけれど、どちらかが病気になったら状況は変わるかもしれません。ただ、法律婚ならば一生安泰という確証もない。法律上のつながりはなくても、パートナーと信頼し合って何でも話せる今の関係に満足しています。

【令和の結婚物語】交際0日で友情婚、フラの画像_9

「夫と過ごすうちに、子どもを持つことも選択肢に入ってきました。事実婚で子どもを育てている友人もいます。授かることができたら、まずは私の名字で育てて、いずれ大きくなったら本人に名字を選んでもらうことも考えています」(高石さん)

ふたりの"暮らし"の備えとして民間の証明書と、東京都の制度の申請を準備中

Case #4 大谷明日香さん♡下山田志帆さん

大谷明日香さんと下山田志帆さん

元サッカー選手の下山田さんは、ドイツで2年間、日本のなでしこリーグで4年間活躍。現在は株式会社wagamama共同代表として、女性アスリートのエビデンスを活用した高機能ウェアブランドを運営。Creative Studio kokoの代表取締役・大谷さんと仕事を通じて出会い、友達期間を経て交際をスタート。東京都で同居中。

パートナーの証明書がないと同性カップルは認められない

--2年半の友達期間を経て交際に発展した下山田さんと大谷さん。人生観の違いから、これまで何度も衝突を繰り返してきたそう。

大谷 私は人生設計を立てたい性格。志帆さんとおつき合いを始めた当時は年齢のこともあり、妊娠・出産についても真剣に考えなければと調べていました。だからこそ、一緒に生きていくなら、どこでどんな人生を歩みたいのか擦り合わせをしたかったんです。

下山田 同性婚ができない日本で生まれ育ったため、結婚して家庭を持つ未来はないと思ってきました。結婚できずとも、パートナーと二人で仲よく暮らせたらいいなと想像していた私にとって、明日香さんから子どもの話があったときは正直ヘビーでしたね。お互いがどんな生き方をしたいかについての話し合いは、喧嘩も絶えませんでしたが、それによって二人の絆も深まっていって。実際に子どもがいる同性カップルに話を聞くなどする中で、「自分の人生には関係ない」と思い込んでいただけだったんだ、と気づきました。

--自治体や民間のパートナーシップにまつわる制度は、利用していますか?

大谷 私はパンセクシュアルで、以前は異性のパートナーと事実婚関係にありました。事実婚を選んだ理由は、現行の法律に不公平さを感じていたことと、当時は必要性を感じずにすんでいたから。同性の志帆さんとおつき合いをし、家族という形で暮らしをつくっていく中での困難の差が具体的になり、制度の必要性を実感しました。特に大変だったのが、昨年、私が緊急搬送された際の病院の対応。何度もパートナーであると伝えましたが、病院内での承認に時間を要し、説明を繰り返してようやく志帆さんは病室に入ることができた。異性のパートナーだったときは、ひとこと言えば関係性自体を問われることはなかったので、明らかな違いでした。

下山田 私ではなく明日香さんの弟に説明が行われるなど、「あなたは赤の他人」と突きつけられたようでショックを受けました。病院での対応を機に、二人の関係を証明するものが必要だと強く感じて。万が一の事態に対処するための〝材料〟を持つ感覚で、東京都のパートナーシップ制度と、住む場所によらず取得・利用可能な民間の家族関係証明書「Famiee」の申請に向けて準備をしています。

大谷 同性婚の法制化を求める活動に対して、「結婚しなくても二人でいれば幸せじゃん」という意見をよく聞きますが、それは誰もが同じだと思うんです。年齢を重ねるごとに制度があることの大切さを身にしみて感じるので、法制化がかなうまでの間、「現時点で関係性を証明できるもの」としてパートナーシップ制度の重要性を感じています。

--日々、二人の関係性と向き合う中で、結婚観や人生観の変化は感じますか?

下山田 「結婚や子どもは自分の人生には関係ないと思っていたけど、そうじゃないんだね」と話す当事者が増えてきたと感じています。それによって私自身もカジュアルに相談できるようになり、結婚や子どもの話をより現実的に捉えられるようになってきました。

大谷 生活を支え合う関係性の形は人それぞれで、大切な人は恋人に限らず、友人や同居人だって当てはまる。本来は現実的な暮らしのサポートの対象を、異性の婚姻関係に限定せず、さまざまな形のパートナーシップのあり方が前提になるといいなと思います。

大谷明日香さんと下山田志帆さん

「明日香さんと愛犬。私にとって大事なファミリーです」(下山田さん)

【令和の結婚物語】交際0日で友情婚、フラの画像_12

「私は持病があり、いつ何が起きるかわからない。そんなときに備えて、二人の関係を証明するものが必要だと感じました」(大谷さん)

友情婚ってどんなもの?相談所「カラーズ」に聞いた

カラーズ 結婚相談所

性的関係を持たない、セクシュアルマイノリティ同士の友情結婚を専門とする、日本で唯一の結婚相談所。2015年に創業し、約10年間で375組の成婚カップルが誕生している。取材に応えてくれたのは、代表の中村光沙さん。

“友情結婚”の解釈は多様化していますが、『カラーズ』の定義は、セクシュアルマイノリティであることにより、異性と性的行為ができない・したくない人が、異性との婚姻関係を持つこと。男性会員はゲイ、女性会員はアセクシュアルの方がマジョリティで、ストレートと自認している人、異性と性的関係を持ちたい人は入会をお断りしています。

友情結婚が広く知られるようになったのは2017年。ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』が大ヒットし、性的関係を持たない夫婦関係があってもいいんだ!という意識が一気に拡散され、アセクシュアルを自認する人も増えた。それを機に相談者数が急増し、約10年間で375組の成婚カップルが誕生しました。

友情結婚をしたい人の主な理由は「人生を共に過ごすパートナーが欲しい」「家族、子どもが欲しい」「親を安心させたい、世間体やキャリアのため」「一人でいるのが寂しい」。これらは、一般的な結婚相談所に入会する人たちの理由とまったく一緒。会員の多くはセクシュアリティをひた隠しにしてきて、〝普通の家庭〟を持ちたいと考えています。男女で唯一の違いは、子どもを望む男性の割合が圧倒的に高いこと。そのため、85%のカップルが同居・子どもありの条件で成婚しています。

2019年に『カラーズ』についての記事がネット上に出たときは批判しかありませんでしたが、近年は賛否両論で好意的な意見もいただくようになりました。その多くは、「私たち夫婦と変わらない」という既婚者女性の声。結婚して数年たてば恋愛感情がなくなったり、セックスレスになったり、夫婦関係は変わります。婚活は、どんな形であっても早く動き始めて損はありません。結婚したいと感じたら、勇気を出して相談してくださいね。

多様化する結婚や、制度の違いをおさらい!

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法律婚

義務も得られる権利も多い最もポピュラーな結婚制度
婚姻届を提出し、民法に基づいて成立する日本で最も一般的な結婚制度。男女ともに18歳以上であり、同姓を名乗ることが義務づけられている。一方で、すでに法律上の配偶者がいる場合や、親子や兄弟姉妹など一定の血族間での婚姻は認められていない。法律婚が成立すると、配偶者として法的に認められ、相続権や税制上の優遇、社会保険、親権など、さまざまな権利と義務が生じる。日本では、2023年の婚姻件数、婚姻率がそれぞれ戦後最少レベルにまで減少。世界的にも、欧米の先進国は婚姻率が低下し続けているというデータがある。

事実婚

法律上は籍を入れないまま夫婦のように暮らす関係
結婚の意思を持つ当事者同士が、婚姻届を提出せずに、夫婦同然の生活を送る関係のこと。近年では、法律婚による夫婦同姓の義務を受け入れたくない、法律婚に縛られず対等な関係を築きたいといった理由から、事実婚を選ぶカップルも増えているよう。同居や生計の共有などの実態が伴えば、社会保険や労災、相続(一部)などで法律婚に近い扱いを受けられるケースも。一方で、戸籍上の配偶者には当たらないため、税制や相続などに制限がある。企業によっては、社員が事実婚の場合も法律婚と同等の手当を受けられる制度を設けている。

パートナーシップ

法律婚が認められていない同性カップルの関係を証明
2015年に渋谷区と世田谷区で始まった、法律婚が認められていない同性カップルの関係を公的に証明する制度。誕生した背景にあるのは、同性カップルが医療現場や住宅契約、職場などで家族として扱われないことによる不便さや不平等。住んでいる自治体に申請し、二人の関係性がパートナーとして認められると、証明書が交付される仕組み。婚姻と同じ法的効力はないが、病院での面会や自治体サービス、企業の福利厚生などを受けられる場合がある。また、民間企業が発行し、日本全国で使えるパートナーシップ証明書サービスも。

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