5歳で演じることに興味を示し、TVドラマ『デビッド・コパーフィールド』で俳優デビューしたダニエル・ラドクリフ。大ヒット映画『ハリー・ポッター』シリーズで主演を経て、人気子役となる。同シリーズ終了後は、舞台やテレビドラマにも活躍の場を広げ、実力派俳優の地位をキープしている。
ダニエル・ラドクリフの注目ニュース
まるで別人! ダニエルの激変ぶりに驚愕
映画の撮影現場でキャッチされたボブカット×髭面という、これまでのダニエルとは似ても似つかない風貌が話題に。さすが実力派俳優といわんばかりの激変ぶりは必見!
ハリポタ俳優が名脇役として活躍できるのは?
映画『ハリー・ポッター』でぽっちゃり体型のいじわる少年役を演じたハリー・メリングの注目度が、うなぎのぼり! 名バイプレーヤーとして引っ張りだこの人気俳優になれた理由とは?
オトナになったダニエルのブリーフ姿
ホテルのバルコニーでくつろぐ姿がキャッチされたダニエルは、ネイビーのブリーフ姿で完全にオフモード。その姿は、もう少年ではなく、苦み走った表情もすっかり大人のオトコ。これ見よがしの筋肉ボディではない、リアルなアラサー男子っぷりにジワジワくる!
ダニエル・ラドクリフのプロフィール
ダニエル・ラドクリフのキャリア
子役経験のある両親の元で育ったダニエルは、5歳で演じることへの興味を示し、1999年、TVドラマ『デビッド・コパーフィールド』で主人公の少年時代を演じて俳優デビューを果たした。2001年、『テイラー・オブ・パナマ』で映画デビューしたのち、同年、J・K・ローリングの世界的ベストセラー小説が原作の映画『ハリー・ポッターと賢者の石』のオーディションに参加。約3,000人もの候補者の中から主人公ハリー・ポッター役を射止めた。2001年に公開された『ハリー・ポッターと賢者の石』から2011年に公開された最終作『ハリー・ポッターと死の秘宝』までの約10年間にわたって、主役を務め、一躍人気俳優となった。
舞台俳優としても活躍しており、ピーター・シェーファーによる戯曲『エクウス』(2007年・2008年)では主役を務めた。
『ハリー・ポッター』シリーズ終了後は、ブロードウェイ・ミュージカル『ハウ・トゥー・サクシード』(2011年)にも挑戦した。
2019年3月13日には、これまでのダニエルとは別人のような風貌がパパラッチされ、話題に。ティム・ジェンキンの自叙伝のノンフィクション映画『Escape from Pretoria(原題)』で主役を務めるため、ボブカットに髭面という姿を披露している。
おもな出演作一覧
映画
公開年/タイトル/役名
2001/テイラー・オブ・パナマ/マーク・ペンデル
2001/ハリー・ポッターと賢者の石/ハリー・ポッター
2002/ハリー・ポッターと秘密の部屋/ハリー・ポッター
2004/ハリー・ポッターとアズカバンの囚人/ハリー・ポッター
2005/ハリー・ポッターと炎のゴブレット/ハリー・ポッター
2007/ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団/ハリー・ポッター
2007/ディセンバー・ボーイズ/マップス
2009/ハリー・ポッターと謎のプリンス/ハリー・ポッター
2010/ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1/ハリー・ポッター
2011/ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2/ハリー・ポッター
2012/ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館/アーサー・キップス
2013/キル・ユア・ダーリン/アレン・ギンズバーグ
2013/ホーンズ 容疑者と告白の角/イグ・ペリッシュ
2013/もしも君に恋したら。/ウォレス
2015/ヴィクター・フランケンシュタイン/イゴール・ストラウスマン
2016/スイス・アーミー・マン/メニー
2016/グランド・イリュージョン 見破られたトリック/ウォルター・メイブリー
2016/アンダーカバー/ネイト・フォスター
2017/ジャングル ギンズバーグ19日間の軌跡/ヨッシー・ギンズバーグ
2018/フライト・リミット/ショーン
2019/プレイモービル/レックス・ダッシャー(声の出演)
2019/Escape from Pretoria(原題)/Tim Jenkin
テレビドラマ/アニメ
放送年/タイトル/役名
1999/デビッド・コパーフィールド/デビッド・コパーフィールド(少年時代)
2006/Children's party at the Palace(原題)/ハリー・ポッター
2006/エキストラ:スターに近づけ!/本人役
2007/マイ・ボーイ・ジャック/ジョン・キップリング
2012~2013/ヤング・ドクター/ヤング・ドクター
2014/シンプソンズ/ディグス(声の出演)
2015/ボージャック・ホースマン/本人役(声の出演)
2015/The Gamechangers(原題)/Sam Houser
2019/Miracle Workers(原題)/Craig
舞台
上演年/タイトル
2007/エクウス
2008/エクウス
2011/ハウ・トゥー・サクシード
2013/夢の島イニシュマーン
2016/Privacy
2017/ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ
2018/The Lifespan of a Fact
代表作
『ハリー・ポッター』シリーズ(2001~2011年)
J・K・ローリングのベストセラー小説が原作の『ハリー・ポッター』シリーズ全8作で主役を務めたダニエル。全8作を合わせると、全世界の興行収入は約9,000億円を超える世界的大ヒット作品となった。ハリー・ポッターの敵役を演じたトム・フェルトンとは、いまでも交友関係を続けている。
キル・ユア・ダーリン(2013年)
実在した詩人アレン・ギンズバーグの大学時代に実際に起きたデヴィッド・カマラー殺人事件を基にした学園サスペンス。ダニエルは、同性愛者のアレンを演じ、ルシアンを演じるデイン・デハーンとのキスシーンも話題になった。『ハリー・ポッター』シリーズのイメージを脱却した作品と評される。
スイス・アーミー・マン(2016年)
ダニエル初の死体役に挑戦することとなった映画。全編死体役で、遭難した青年のサバイバルを手助けするという映画だが、脚本を受け取ったダニエルは「変でありたいがために変を押している作品ではない」という点を気に入り、「やりたいと思った」と語っている。
ダニエル・ラドクリフの年収
『ハリー・ポッター』シリーズ全8作での出演料は約100億円といわれている。2008年の年収は約26億円ほどであったが、2013年の年収は約127億5,000万円と大幅にアップ。英誌『HEAT』が発表した、英国の30歳以下の芸能人長者番付によると、2011年、2012年と連続して1位にランクインした。
ダニエル・ラドクリフの恋愛遍歴
エイミー・バイアン(2005年)
ダニエルが16歳のときに、7歳年上の美容師エイミー・バイアンと初体験したことを告白している。
ローラ・オトゥール(2007~2008年)
その2年後、4歳年上のローラ・オトゥールと2007年に舞台『エクウス』で共演したことをきっかけに交際へと発展。ロンドンで映画『ハリー・ポッターと謎のプリンス』の撮影中に、デート現場が目撃された。しかし、ダニエルの多忙によりすれ違いが生じ、約1年の交際の末、2008年に破局した。
オリーブ・ユニアッケ(2010年)
ローラ・オトゥールとの破局後、交際が発覚した相手は『ハリー・ポッター』シリーズのプロデューサーの継娘オリーブ・ユニアッケ。ふたりは撮影現場で出会い、交際に発展するも関係は長く続かなかった。
ロージー・コーカー(2010~2012年)
同年に交際をスタートさせたのは、『ハリー・ポッター』シリーズ最終作の撮影でプロダクション・アシスタントを務めていたロージー・コーカー。アルコール依存症であることを告白しているダニエルだが、ロージーとの交際が始まってからは、無茶な飲酒が治まり落ち着いた生活を送るようになった。2012年にはマンハッタンで同棲していたが、2012年10月に破局した。
エリン・ダーク(2012年~現在)
『キル・ユア・ダーリン』(2013)での共演をきっかけに、女優のエリン・ダークと交際へと発展。2014年にふたりでニューヨークを歩いているところをパパラッチされ、交際が発覚。同年ニューヨークで行われたトニー賞の授賞式では、ふたり揃ってレッドカーペットに登場した。