ジェニファー・ロペスは、世界で活躍する歌手・女優。ファーストシングル『If You Had My Love』がヒットし、セカンドアルバム『J. Lo』でスターの座を確固たるものにした。アメリカで成功を収めたラテン系女性歌手・女優としても名高い。プライベートでは、元夫のマーク・アンソニーとの間に双子をもうけている。約18年の月日を経て2021年に俳優のベン・アフレックと復縁し、2022年7月にラスベガスで結婚式を挙げた。
ジェニファー・ロペスの最新ニュース
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ベン・アフレック、グラミー賞授賞式での表情がバズる
2023年2月5日(現地時間)、米LAクリプト・ドットコム・アリーナで開催された第65回グラミー賞授賞式に、妻ジェニファー・ロペスとともに出席した俳優ベン・アフレック。不機嫌そうな表情で、つまらなさそうにしている様子がネット上で拡散され、盛り上がった。
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ジェニファー・ロペス、夫のアフレック姓に変えた理由を語る
2022年7月、ベン・アフレックと結婚式を挙げた後日、ファンに向けたニュースレターで、“ジェニファー・リン・アフレック”と名義変更したことを明かしたジェニファー・ロペス。姓を変えた理由について「伝統的でロマンティックだから」と最新のインタビューで明かした。
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ジェニファー・ロペスの注目ニュース
第54回スーパーボウルで娘と共演を果たす
第54回スーパーボウルのハーフタイムショーは、ジェニファー・ロペスとシャキーラが共演し、ラテンパワーあふれる歌とダンスで世界を熱狂させた。そんななか最も注目を集めたのが、ジェニファーの娘エメのサプライズ出演。ショーの後半に舞台に現れると、母のヒットソング『Let's Get Loud』のイントロを熱唱し、華々しくスーパーボウルデビューを飾った。
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20年ぶりに「伝説のジャングルドレス」が蘇る
2020年春夏ヴェルサーチェのランウェイショーに、ジェニファー・ロペスがサプライズ登場。20年前に一世を風靡した伝説のジャングルドレス姿を見事にアップデートさせ、ショーを沸かせた。50歳のジェニファーが見せたパワフルボディをチェック!
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ジェニファー・ロペスのプロフィール
ジェニファー・ロペスのキャリア
女優としてのキャリア
17歳のときに映画『マイ リトル ガール きらめきの夏』(1986)でデビュー。1991年から、アメリカで大人気を博していたコメディーショー『In living Color(原題)』(1991~1993)に出演し、広く知られるようになる。1997年に出演した映画『セレナ』でゴールデングローブ賞にノミネートされ、『アウト・オブ・サイト』(1998)のヒットにより、一躍スターの仲間入りを果たした。2019年には、『ハスラーズ』でベテランストリッパーのラモーナ役を熱演。映画は3,320万ドルの興行収入を記録する大ヒットとなった。
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主な映画出演作品
公開年/タイトル/役名
1986/マイ リトル ガール きらめきの夏/マイラ
1995/ミ・ファミリア/マリア(若い頃)
1995/マネートレイン/グレース・サンティアゴ
1996/ジャック/ミス・マルケス
1996/ブラッド&ワイン/ガブリエラ
1997/セレナ/セレナ・キンタニーヤ
1997/アナコンダ/テリー・フロレス
1997/Uターン/グレース・マッケナ
1998/アウト・オブ・サイト/カレン・シスコ
1998/アンツ/アズテカ(声の出演)
2000/ザ・セル/キャサリン・ディーン
2001/ウェディング・プランナー/メアリー・フィオレ
2001/エンジェル・アイズ/シャロン・ポーグ
2002/イナフ/スリム・ヒラー
2002/メイド・イン・マンハッタン/マリサ・ヴェンチュラ
2003/ジーリ/リッキー
2004/Shall we Dance?/ポリーナ
2004/世界で一番パパが好き/ガートルード・ステイニー
2005/ウエディング宣言/チャーリー
2005/アンフィニッシュ・ライフ/ジーン・ギルキーソン
2006/エル・カンタンテ 熱情のサルサ/プチ
2007/ボーダータウン 報道されない殺人者/ローレン・エイドリアン
2010/カレには言えない私のケイカク/ゾーイ
2012/恋愛だけじゃダメかしら?/ホリー
2012/アイス・エイジ4 パイレーツ大冒険/シーラ(声の出演)
2013/PARKER/パーカー/レスリー・ロジャース
2015/ジェニファー・ロペス 戦慄の誘惑/クレア・ピーターソン
2015/Lila & Eve(原題)/Eve Rafael
2015/ホーム 宇宙人ブーヴのゆかいな大冒険/ルーシー(声の出演)
2016/アイス・エイジ5 止めろ!惑星大衝突/シーラ(声の出演)
2018/セカンド・アクト/マヤ
2019/ハスラーズ/ラモーナ
2022/マリー・ミー/カタリーナ・"カット"・ヴァルデス
2023/ショットガン・ウェディング/ダーシー
主なテレビシリーズ出演作品
放送年/タイトル/役名
1991~1993/In Living Color(原題)/Fly Girl
1993~1994/Second Chances(原題)/Melinda Lopez
1994/South Central(原題)/Lucille
1994/Hotel Malibu(原題)/Melinda Lopez
2004~2018/ふたりは友達? ウィル&グレイス/ジェニファー・ロペス(ゲスト出演)
2005~2014/ママと恋に落ちるまで/アニータ(ゲスト出演)
2016~2018/シェイド・オブ・ブルー ブルックリン警察/ハーリー・サントス
代表作
【1997】セレナ
1995年に、若くしてこの世を去ったラテン・ポップス界の歌姫、セレナの伝記的作品。主人公のセレナを好演し、ゴールデングローブ賞では映画部門の最優秀主演女優賞ミュージカル・コメディ部門を受賞。本作をきっかけに、ジェニファーは一躍スターの座へと上り詰めた。
【2019】ハスラーズ
50歳で挑んだストリッパー役が当たり役と話題になった作品。役作りのために、連日ポールダンスの特訓を重ねる様子をSNSで明かしており、同作に並々ならぬ情熱を注いだ。
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歌手としてのキャリア
1998年から1年ほど女優業を休業したのち、デビューアルバム『On the 6』(1999)を発表。世界で600万枚を超える大ヒットを記録した。続くセカンドアルバム『J. Lo』(2001)は、彼女の愛称が“ジェイロー”として定着するきっかけとなった。その後も女優・歌手として精力的に活動。2011年から、高視聴率を稼いだ公開オーディション番組『アメリカン・アイドル』の審査員も務めていた。
歌手、女優としてのみならず、自身の香水やアパレルブランドのプロデューサー、青少年育成団体のスポークスマンなど、マルチな才能を発揮。30年間、あらゆる分野において第一線で活躍し続けた功績が評価され、2018年に米『TIME』誌が発表した「世界で最も影響力のある100人」に選出された。
アルバム
リリース年/タイトル
1999/On The 6
2001/J. Lo
2002/This Is Me...then
2004/Reel Me
2005/Rebirth
2007/Como Ama Una Mujer
2007/Brave
2008/Jennifer Lopez
2011/Love?
2014/A.K.A.
代表作
【1999】シングル曲『Waiting For Tonight』
1999年、全世界で600万枚を超えるセールスを記録したデビューアルバム『On The 6』の中から発売されたシングル『Waiting For Tonight』は、グラミー賞にノミネートされた。また、MTVビデオ・ミュージック・アワードでは最優秀ダンス・ビデオ賞を受賞。さらに、2000年のMTVヨーロッパ・ミュージック・アワードでは最優秀女性R&Bシンガー賞に輝いている。
【2001】アルバム『J. LO』
自ら製作総指揮を務め、R&Bやヒップホップ、ルーツのラテンの要素を取り入れた、時代の先端をいくサウンドを打ち出したアルバム『J. LO』は、全米ビルボードチャートにて1位を獲得。同じ週に公開された主演映画『ウェディングプランナー』(2001)も、全米興行成績で初登場1位を獲得し、同じ週に映画とアルバムで同時に1位を獲得した史上初の女性となった。700万枚を上回るトータルセールスとなったアルバム『J. LO』は、2002年にリミックス盤を発売。リミックス盤も全米初登場1位を記録し、リミックス・アルバムでは史上初の快挙を成し遂げた。
ジェニファー・ロペスの年収
2017年、米経済誌『Forbes』が発表する「音楽業界で最も稼いだ女性アーティスト」部門に、推定年収3800万ドルで第5位に入った。2018年は4700万ドルで第6位、2020年は4750万ドルで第62位にランクイン。
ジェニファー・ロペスの恋愛遍歴
オジャニ・ノア(1997)
ジェニファー・ロペスの初婚相手であるオジャニ・ノア。離婚後も交友関係は続いていたが、ジェニファーの経営するレストランをオジャニが2002年に解雇されたことで関係が悪化。また、ふたりの結婚生活を映画化しようとしたオジャニに対し、ジェニファー側は守秘義務違反にあたるとして提訴。この訴訟に対してオジャニ側も逆訴訟を起こし、ふたりの関係は泥沼化した。
ショーン・コムズ(1999~2001)
ラッパー、プロデューサー、ソングライター、俳優として活躍し、当時はパフ・ダディの名前で活動していたショーン・コムズとは1999年、ジェニファーがデビューアルバムをリリースしたころから2001年まで交際。
クリス・ジャッド(2001~2003)
ジェニファーの2度目の夫となったのは、振付師のクリス・ジャッド。2001年~2003年とわずか2年足らずの結婚生活であった。のちに、クリスは、ジェニファーとの結婚の苦労を米エンタメ誌『Us Weekly』に語っている。
ベン・アフレック(2002~2004)
クリスとの離婚が成立していないなか、俳優のベン・アフレックとの交際が発覚。映画『ジーリ』(2003)で共演し、熱愛に発展したが、映画は大コケでふたり揃ってラジー賞を受賞する始末。周囲からは『ベニファー』と呼ばれ、ベンがジェニファーに宝石をちりばめた10万5000ドル相当の便座をプレゼントするなど、セレブ界きっての“バカップル”として知られた。2002年に婚約するも、2004年、挙式3日前に破局。のちにベンは、米『Details』誌のインタビューでジェニファーとの交際について、「キャリアに悪影響があったと思う」と回想している。
マーク・アンソニー(2004~2011)
2004年6月に3度目の結婚を発表し、夫となったのがラテン歌手のマーク・アンソニー。マークとの結婚生活は順調に進み、2008年2月には男女の双子、マクシミリアンくんとエメちゃんを出産した。仕事の面においても、映画『エル・カンタンテ 熱情のサルサ』(2006)に夫婦揃って主演を務めたり、ジェニファーのアルバム『Como Ama Una Mujer』(2007)をマークがプロデュースするなどしたが、2011年に離婚した。
キャスパー・スマート(2011~2016)
3番目の夫、マークと離婚協議中にキャスパー・スマートとの交際をスタート。2011年に開催された、ジェニファーのワールドツアーにバックダンサーとして参加したのをきっかけに、交際へと発展。当時人気絶頂にあったスーパースター&格下バックダンサーの恋、さらにキャスパーが18歳も年下であったことから、ふたりの交際はメディアを大いに賑わせた。パーティーやレッドカーペットには必ずふたりで参加し、セレブ界きっての“おしどりカップル”として知られていた。2014年に1度破局をするも、短期間ですんなり復縁。しかし2016年に5年間にわたる関係に終止符を打った。
ドレイク(2016~2017)
キャスパーとの破局後、ジェニファーのSNSに歌手のドレイクとのツーショットやハグ写真が投稿されたことで、ロマンスの噂が浮上。しかし、ふたりの交際は長く続かず2017年2月に破局した。
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アレックス・ロドリゲス(2017~2021)
ドレイクとの破局からすぐに交際が囁かれたのが、元メジャーリーガーのアレックス・ロドリゲス。ふたりの出会いは、ロサンゼルス市内にあるレストラン。お互い別々にランチをしていたが、ジェニファーがアレックスに声を掛けたことで連絡を取り合う仲に。その後デートを重ね、2017年2月に交際がスタート。同年5月には、メットガラでレッドカーペットデビューを果たした。2019年3月9日、双方のインスタグラムで婚約を発表した。2021年4月15日、米エンタメ誌『ピープル』に共同声明を掲載し正式に婚約解消を発表。アレックスの浮気疑惑が破局の理由となった。
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ベン・アフレック(2021〜)
Photo:Getty Images
アレックス・ロドリゲスとの婚約解消の翌月、2021年5月に急接近したことを報じられた、ジェニファー・ロペスとベン・アフレック。2021年7月のバカンス中、52歳の誕生日をヨーロッパで迎えたジェニファーは、インスタグラムでベンとの交際を公に。2022年4月、インスタグラムで目に涙を浮かべながら、エンゲージリングをプレゼントされたことを公表! ふたりは2002年に婚約したものの破局しており、20年越しに再び婚約を果たした。2022年3月、ロサンゼルスに5,000万ドル以上の大豪邸を購入したことが報じられた。
Photo:Aflo
2022年7月、ラスベガスで有名なホワイトチャペルでささやかに挙式。2022年8月、友人らを招いた2回目の挙式が盛大に開催され、ジェニファーは約6メートルものヴェールをまとって登場した。
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ジェニファー・ロペスの子ども
ジェニファーには元夫マークとの間にエメちゃん(左から2番目)とマクシミリアンくん(左から3番目)が、アレックスには元妻シンシア・スカーティスとの間にナターシャちゃん(左)とエラちゃん(右)がいる。子どもたちはすっかり仲良しで、ふたりの婚約を喜んでいるとか。
ジェニファー・ロペスのファッション
2000年、第42回グラミー賞授賞式には、ヴェルサーチェのドレスを着用。露出度の高い大胆なカッティングのドレスは当時、大きなセンセーションを巻き起こし、その後の彼女のレッドカーペットスタイルの注目度が一気にアップした。
2012年、第84回アカデミー賞授賞式にはズハイルムラドのドレスで。素肌が透けるセクシーなドレスは、ジェニファーの定番スタイルに。
2015年、10回のお色直しを行なったアメリカン・ミュージック・アワードでは、きわどい衣装を連発しジェニファー節を全開に。写真のニコラス・ジェブランのボンデージ風ドレスも話題を集めた。
ジェニファー・ロペスのビューティ
50歳を目前にして、米ファッション誌『Instyle』のカバーでヴァレンティノの大胆な半裸ドレスを着こなし、彼女のトレードマークであるグラマラスなヒップやカービーなボディラインを見せつけた。ヘルシーな美貌とプロポーションは、長年にわたって守っている「カフェイン抜き、アルコール抜き、睡眠たっぷり」生活のおかげだと語っている。また、多忙な日々を送りながらも、前向きな気持ちを保つために下記の3つの習慣を続けているという。
1 エクササイズ
落ち込んだ日や調子の悪い日も、とりあえず運動。自宅のジムやパーソナルトレーニング以外に、ツアー先でDVDを観ながらエクササイズすることも。「調子がいまいちなときも、ひと汗かいてシャワーを浴び、メイクしてから髪をアップにするとかえって気分が上向きになるの」と語っている。
2 朝・晩20分の瞑想
2015年から必要不可欠な習慣となっている朝・晩20分の瞑想。心身に酸素を行き渡らせるようにゆっくりと呼吸すると、頭はもちろん人生までもが整理されるのだと力説。
3 前向きな言葉を唱える
心をポジティブに切り替えるために、前向きな言葉の力を借りるというジェニファー。ルイーズ・ヘイの『You Can Heal Your Life』から、お気に入りの言葉を選んで唱えるのが日課。例えば、「My Life works beautifully(私の人生はとてもうまくいっている)」や、「My income is constantly increasing(私の収入は増え続ける)」というように……。