2016.07.01

TREND KEYWORD:「ウルトラフェミニン」「ヴィクトリアン」「ボヘミアン」

昨シーズンに引き続き、繊細な素材やディテールへのこだわりが顕著となり、よりフェミニンに、かつセンシュアルに進化を遂げた2017SSコレクション。人気バイヤー&ディレクターが着目したのは、この3つのトレンド。

KEY WORD1:「ウルトラフェミニン」
精緻なディテールを極めたフェミニンなデザインがよりパワーアップして登場!「シアーな素材に浮かびあがる、ミラ・ズウィリンガー3Dフラワーが目を惹いた」(ノバレーゼ ブランド・ディレクター城 昌子さん)。「モニーク・ルイリエなど、クラフト感あふれるフラワーペタルが多出」(ザ・トリート・ドレッシング プロデューサー兼バイヤー山城葉子さん)と、ディテールに凝ったフェミニンパワーがさく裂。

KEY WORD2:「ヴィクトリアン」
秋冬のファッショントレンドにもリンクするクラシックなディテールに注目。アンヘル・サンチェスやテンパリー・ロンドンなど、肩をおおうロングスリーブやケープドレスが多く見られた」ノバレーゼ ブランド・ディレクター城 昌子さん。「レラ・ローズのセンシュアルなケープに目を奪われた」(ザ・トリート・ドレッシング プロデューサー兼バイヤー山城葉子さん)。ナイーム・カーンのオフショルダーや、ケリー・ファッタニーニのパイピングが目を惹いた」(アクア・グラツィエ チーフ佐藤 正さん)など、クラシカルなエレメントがフレッシュに返り咲いた。

KEY WORD3:「ボヘミアン」
前シーズンに引き続き70年代スタイルもブーム。民族調の刺繍を駆使したナイーム・カーンをはじめ、アンティークやボヘミアンテイストな素材使いは、様々なブランドで目にしたアクア・グラツィエ チーフ佐藤 正さん)。「ジェニー・パッカムのヴィンテージ感は今っぽい!」(ザ・トリート・ドレッシング プロデューサー兼バイヤー山城葉子さん)など、リラクシングムードの波は、ウェディングにも。

お話しを伺ったのは...
ザ・トリート・ドレッシング プロデューサー兼バイヤー山城葉子さんhttp://www.treatdressing.jp/ttd
ノバレーゼ ブランド・ディレクター城 昌子さん
http://dress.novarese.jp
アクア・グラツィエ チーフ佐藤 正さん
http://www.acquagrazie.com

FEATURE