Ben Wishaw&Mark Bradshaw/
ベン・ウィショー&マーク・ブラッドショウ
映画007シリーズのQ役で知られる英国実力派俳優ベン・ウィショーと、作曲家のマーク・ブラッドショウは、2012年にマークの故郷であるオーストラリアのシヴィル・パートナーシップ制度で結ばれた。式は極秘で行われたが、翌2013年にベンの代理人によって「ふたりは結婚を誇りに思っており、とても幸せです」とコメントが発表された。
ふたりの出会いは、ベンが早逝の英国作家ジョン・キーツ役を演じた映画『ブライト・スター いちばん美しい恋の詩』の現場。監督のジェーン・カンピオンは、マークついて「ライブみたいなものをやり続けたり、植物園では花を耳に挿したり、まるでキーツみたい」と語っている。劇中で、ベン演じるキーツが髪に花を差す場面は、未来の夫がイメージソースだった可能性も。自らのセクシュアリティについて多くは語らないベンだが、映画『追憶と、踊りながら』を代表とするいくつかの作品を通して、セクシュアルマイノリティの役を繊細に演じている。