ウェディングの多様性は、小物やヘア&メイクにも顕著に。ミニマリズムを極めたノーアクセサリー派から、おしゃれなヘアピン使いやハット、ブーツなどファッション性の高い小物合わせも目立った。自由な発想で、ぜひ自分らしい着こなしのヒントを見つけて。
【ラフィアハット】リゾートウェディングを盛り上げて
ハットをコーディネートの主役にしたコレクションも数多く発表された。中でも海辺のリゾートやガーデンウェディングにおすすめしたいのが、つば広のラフィアハット。「プレタポルテコレクションに近づきつつあることを実感した今シーズンは、バリエーションに富んだコーディネートも見ものでした。中でも気になったのが、春夏のファッショントレンドでも要注目のラフィアハット。これひとつでおしゃれな気分が高まりますね」。(クリオマリアージュ 武田和子さん)
【ショートヴェール】ヘッドドレス感覚で纏うのがポイント
神聖なセレモニーに欠かせないヴェール。新たに台頭したショートヴェールは、パーティシーンのアクセントに活躍しそう。「先シーズンより花やパール、大ぶりのアップリケレースなどデコラティブな装飾が目立っていたヴェールですが、今季はショートヴェールがトレンドにイン! どんなドレスラインにも難なくマッチする上に、まるでヘッドアクセサリーのように気軽に取り入れられるという点も今の気分にぴったり」。(エディターM)
【インパクトデザイン】アクセサリーは1点投入が今っぽい
耳元のみにボリューミィなジュエリーをあしらう1点豪華主義のトレンドが続く中、さらにネックレスやヘッドアクセサリーにもボリュームのあるデザインが登場。「全体的にヘアもメイクもシンプルですが、その分、アクセサリーのポイント使いは変わらず人気でしたね。ヘッドからデコルテへと幾重にもパールが連なるコーディネートには、思わず目を奪われました」。(ノバレーゼ 城 昌子さん)
【ポニーテール】テール部分のアレンジで個性を主張
ミニマル主義の流れからか、バレリーナのようにタイトにまとめたシニヨンやシンプルなヘアスタイルが多く見受けられた。「ドレスが映える、オーセンティックなポニーテールが印象的でした。ふわふわとドライな質感でやわらかさを出したもの、逆にスーパーストレートでクリーンに装ったものなど、テール部分の幅広いアレンジは注目です」。(クリオマリアージュ 武田和子さん)
【大ぶりのカチューシャ】タイトなヘアのモードなアクセントに
シンプルなドレスにタイトにまとめたヘアスタイル。そんなミニマリズムを貫くコーディネートのポイントとして、ビッグカチューシャやターバンなどがランウェイを彩った。「シンプル、引き算、ミニマルがキーワードになっている中、意外にもビッグカチューシャが目につきました。タイトなヘアの華やかなアクセントとしてぜひ取り入れてみては」。(ザ・トリート・ドレッシング バイヤーチーム)
【ヘアピンやバレッタ】90年代風の旬なムードを取り入れて
ファッションでも人気のヘアピン・アレンジがウェディングシーンでもヒット中。「90年代を彷彿とさせる懐かしいヘアピンは、1本ではなく複数本つけるのが今っぽくておすすめです。こちらは大ぶりのピアスまですべてパールでコーディネートしたグッド・ガール風が新鮮!」(マグノリア・ホワイト バイヤーチーム)「インスタグラマーやファッショニスタのように、パールのヘアピン使いがおしゃれでしたね」。(ザ・トリート・ドレッシング バイヤーチーム)