【会場装飾】 十人十色な挙式テーマに合わせて、ロケーションもデコレーションもよりクリエイティブに!

近年はふたりのライフストーリーをテーマに掲げた、コンセプチュアルな挙式が増加中。ラグジュアリーなホテルやゲストハウスのみならず、ビーチやキャンプ場といったユニークなロケーションも多様化している。そんな空間を生かした装飾のトレンドをチェック。

KEYWORD 1.ラグジュアリーな「フラワーウォール&ハンギング」

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(写真1)ダスティピンクでまとめられたロマンティックな装花。多色使いしないのが品よく仕上がるポイント。高砂の向かって右側に、フラワーウォールをあしらって
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(写真2)ロケーションが美しいワイナリーウェディング。フラワー&グリーンのハンギングでまるで映画のワンシーンのよう!

ラグジュアリーなムードのウェディングでは、フレッシュなフラワーを贅沢にあしらった華やかなデコレーションが人気。「ここ数年、ドライフラワーやパンパスグラスを使ったドライ系の装飾がトレンドでしたが、最近はまた、フレッシュなお花を使ったフラワーデコレーションの人気が復活!」。花々を埋め込んだフラワーウォール(写真1)は、写真映えスポットにも。テーブルデコレーションでは、花やグリーンを上から吊るすハンギング(写真2)もトレンド。「ゲストが着席したときに撮影すると、まるでお花のフォトフレームの中にいるような、素敵な写真に仕上がりますよ」(オートクチュールデザイン・ウェディングデザイナー 野上ゆう子さん)

オートクチュールデザイン
http://hautecouturedesign.wedding/
03-3471-6838

KEYWORD 2.大切な人たちとコジーな空間で祝う「ホームパーティ」

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(写真1)コンセプトは、″Home Sweet Home”。食卓をイメージした高砂になごむ
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(写真2)あくまで主役は、楽しい会話と食事。テーブル装花は高さを抑え、ゲスト同士が話しやすいコーディネートに

団欒・アットホーム・リラックス、といったスタイルもウェディングの大きなトレンド。「新郎新婦が主役の場ではなく、“大切なゲストと過ごす贅沢な時間”と捉えるカップルが増えましたね。そのためか、ホームパーティのようなコンセプトが最近多いです」( シーセイドイエス!・ウェディングプランナー 末永祐里香さん)。テーブル装花は高さを抑えてシンプルに、家族や友人と会話を楽しめる空間を演出している。

シーセイドイエス!
http://theworks.tokyo/
03-6416-4647

KEYWORD 3.「ノーフラワー」でモダンアートのようなデコレーションで魅せる

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(写真1)”レトロなサーカス”がコンセプト。ラグやアンティーク家具、布を駆使したアーティスティックなウェディングを演出
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(写真2)"Fusion of art and music"をテーマに掲げ、効果的に照明デザインを取り入れて

装花にこだわらない、新たなアプローチにも注目。型にはまらない自由なウェディングを希望するカップルに人気なのが、花を使わないデコレーションだ。「会場装飾のメインとなる花をあえて使わないことで、ふたりらしさを引き立てるコンセプチュアルなセレモニーが可能に」(WEDDING CIRCUS・PR 間瀬さん)。フォトジェニックな空間は新鮮!

WEDDING CIRCUS
https://weddingcircus.jp/
03-6712-0833

KEYWORD 4.「照明&マーキライト」でドラマティックなナイトウェディング

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(写真1)パレスホテル東京でのセレモニー。ホテルならではの照明設備で、イメージ通りの演出が完成!

カラー照明をいかし一体感のある空間に
ラグジュアリーなホテルやナイトウェディングでは、照明を使った空間演出も人気。「セレモニーのシーンごとにカラー照明を変更し、音楽やレイアウトもそれに合わせる。光と音が織りなす、一体感のある空間づくりがポイントです」(ウェディングパーティ & イベントディレクター NAGANO MAKIさん)。会場装花は、植物にペインティングをほどこしたり、色水を吸い込ませるといった、モードなカラートーンがぴったり。秋冬のウェディングを考えているカップルはぜひ参考に!

NAGANO MAKI
https://www.naganomaki.com/
※お問い合わせは上記URL内のコンタクトフォームへ

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(写真2)ナイトウェディングにぴったりな、MR & MRSの巨大 マーキーライト

会場のアクセントになるマーキライト
闇夜に浮かび上がる巨大マーキーライトもトレンドの兆し。「シンプル、ナチュラルでありながら、どこか都会的なエッセンスが求めらるのが最近の傾向。その影響か、インスタ映えを狙った凝った作りのフォトブースより、シンボル(写真2)の前に人が自然と集まってくる、そんな空間が人気のようです
」(キャンバスウエディング・ウェディングプロデューサー 宮原友紀さん)。デイタイムとはまた異なる、ロマンティックなムードを作ってくれるのも人気の理由。

キャンバスウエディング
http://www.canvas-wedding.com/
※お問い合わせは上記URL内のコンタクトフォームへ

KEYWORD 5.リラックスして過ごす「大自然に溶け込む装飾」

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(写真1)ラスティックウェディングのシンボル、巨大テント。柱には長野県産の唐松が使われている
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(写真2)ナチュラルなテーブルコーディネートでいただくのは、地元食材をふんだんに取り入れたフルコース。プライベート空間に1日限定でオープンするスペシャルなレストランだ

自然を舞台に、温もりあるコーディネート
思わず深呼吸したくなる、軽井沢の大自然が舞台のウェディングでは、大自然に溶け込むナチュラルな装飾がムード。「ゆったりとゲストとの時間を楽しむ、“あたたかみのあるウェディング”を求めるカップルが増えているため、パーティの基本テーマは、自然の中でゲストとともにリラックスした時間を過ごすこと」(RUSTIC WEDDING・プランナー 海野夕樹さん)。パーティデコレーションは、会場を取り巻く自然がすべて。ぬくもりのあるテーブルや椅子など、大自然に溶け込むコーディネートがポイントだそう。

RUSTIC WEDDING
http://www.rustic-wedding.net/
0120-131-775

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(写真3)会場デコレーションのポイントは、自然と溶け込むナチュラルテイストの高砂

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(写真4)キャンプ&フェス&自然が好きなふたりらしい、アウトドアスタイルのウェディング

フェスウェディングはアイキャッチな装飾を
アウトドア派には、キャンプ場も自由度の高いロケーションとして、人気急上昇! こちらは“HAVE A GOOD CAMP”をテーマにしたキャンプ&フェスウェディング。「ゲストにもドレスコードを定め、会場全体の統一感にこだわりました。最近は、盛りすぎないデコレーションがブームのようで、高砂にアイキャッチになる装飾をあしらうのが人気です」(P-style.wedding・フリープランナー&フラワーデザイナー・吉田美江さん)

P-style.wedding
https://www.pstyle.co.jp/
082-209-7420

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