2016.03.23

ハンドメイドのウェディングドレスを身にまとって

アパレルブランドのプレスとして活躍している市川さんでも、自身のドレス探しではなかなか気に入ったものを見つけられなかったそう。式の日程も迫り、諦めかけていたときに手を差し伸べてくれたのが、服飾専門学校時代の友人。「友人とふたりで行ったレストランで、紙ナプキンにその場で私がデザイン画を描いて、デザインを決めました(笑)。色々話し合いながらデザインを固めていったのですが、お互い服飾の専門学校を出ているので、イメージを伝えやすく、とても助かりました」。さらに、ドレスのレース素材は海外から取り寄せることに。手元に届くまではドキドキの日々だったそう!

そうして出来上がったのは、上品なクラシカルテイストの世界でたった一つのウェディングドレス。クルーネックとハーフスリーブの露出感を控えたデザイン、バックに施したくるみボタンが、クラシカルな雰囲気を演出。セパレートタイプのスカートは、インポートのレース素材をたっぷりと使った程よいボリューム感に。「スカートは、お気に入りの靴を少しだけのぞかせたデザインにしたかったことと、芝生の上で足さばきが良いようにフロントだけシューズがぎりぎり見える長さで少し短めに、トレーンだけ少し長くしました」。

こだわりのつまったドレスは、ガーデンのセレモニーでは軽やかに、クラシカルなパーティ会場では上品に、シーンに合わせて美しく魅せられた。