挙式後は、四ツ谷・迎賓館近くの静かな住宅街にたたずむ一軒家フレンチの名店「オテル・ドゥ・ミクニ（※）」へと場所を移し、ウェディングパーティを開催。（※2022年12月に惜しまれながらも閉店）
「色々なコミュニケーションが生まれる場になってほしい」というふたりの思いから、あえてゲストの席をミックスし、長い１つのテーブルに対面で座るスタイルに。
「華やかすぎず、自然体で過ごせるパーティが理想でした。少人数だったので、知り合いじゃなくてもそれぞれの心が通い合い、同じ場所と時間を気持ちよく共有できるパーティになるよう心がけました」。
テーブルフラワーは、ウェディングブーケと同じVOICEにオーダー。
「レストランは、そのままでも素敵な場所。この空間に自然と馴染むように、ブーケと同じくイエローやボールドをベースに、しっとりと大人っぽく仕上げていただきました」。
ケーキカットなどの特別な演出はせず、司会進行役は水戸守さん自らが担当。一流シェフの絶品料理に、ふたりが持ち込んだこだわりのワインをペアリングし、ゲスト同士の会話が行き交う和やかなムードに包まれた。
「ゲスト全員から自己紹介と、ふたりへのお祝いの言葉をいただく時間を設けました。この時間をきっかけに、私の親族と彼の親族が『また会いましょう』と仲良くなったり、新しい友人関係が生まれていたり…とても充実した、うれしいひと時を過ごしました」。
夫の尚篤さんはパーティのBGMセレクトから当日の操作まで担当し、さらに自宅からスピーカーを持ち込んでセッティングするなど、パーティのムード作りにもこだわった。
ワインの試飲会で出会ったというふたりらしく、ナチュラルワインなど８種類のワインを持ち込んで料理とのペアリングを楽しんだ。
パーティのラストでは水戸守さんがご両親へ宛てた手紙を読み、感謝の気持ちを伝えた。
三國シェフ自らのメニュー紹介。ふたりのこだわりのワインを見て急遽、ゲストそれぞれに８個ずつのワイングラスを用意する心遣いも。
パーティの後は木漏れ日が美しいガーデンでゲストをお見送り。
