
2019年8月の入籍後、2020年初めに挙式を計画したものの、ロックダウンにより日程の延期を決断した編集者の伊藤夏音さん。「お世話になった家族や友人と、ちゃんとお酒を酌み交わしたい」、そんな夫・舜さんの言葉もあり、タイミングを待っていたところに2022年夏頃、舞い込んできたのが軽井沢のホテル「ししいわハウス」の2号館がオープンするというニュース。
「会場を見学して、その建築美にすぐ心を奪われました。場所が決定したことで、親族・ふたりの会社の同期を招待する軽井沢と、都内で友人たちとを招待する二拠点でのウェディングにしようと話がまとまり、再び動き出しました」。
軽井沢の自然に調和するリトリートホテルが舞台
表情に変化をつけたドレススタイル
後日に控えた友人とのパーティも見越して、こだわってドレスを選んだという夏音さん。セレモニーでは、レトロなムードが漂う「Qazari(カザリ)」のロングスリーブドレスをセレクト。
「なかなか好みのものが見つからず、やっと巡り合った名古屋のドレスショップの一点もの。東京から数回通ってフィッティングをしました。身体のフィット感が完璧で、ボリュームレスだからさらっと着こなせるし、会場のナチュラルで上品な雰囲気にもぴったり!」
美食と会話を楽しむリラックスしたパーティ
セレモニーの後は、ゲストとの会話を楽しむウェディングパーティへとシフト。
ふたりが選んだ結婚式のテーマは、オランダ語で居心地が良く、ポジティブで温かい感情を意味する「gezellig(ヘゼリヒ)」。
「パーティでは、ゲストがどんな人で、新郎新婦とどんな関係性かを紹介する時間を設けました。一緒に写真を撮ったり会話を交したりする時間もしっかり確保。コロナ禍を共に経験したゲストたちと、以前のように笑いあえる時間は不思議でもあり、温かく幸せな気持ちになりました」。
愛する人たちと共に過ごす時間を余すことなく楽しむ、忘れられない一日となった。
家族との旅を楽しむ、忘れられない思い出に
place: SHISHI-IWA-HOUSE KARUIZAWA hair&make-up:tomoko hotta flower:Satoshi Iida dress:Qazari、CELFORD×HANAEMORI produce:Normally wedding













