「Vivienne Westwood(ヴィヴィアン・ウエストウッド)」より、2020年のブライダルコレクションが到着した。今シーズンは「ローズ(Rose)」がキーワード。ロンドンのクチュリエたちの手によって仕上げられる“セミクチュール”ドレスは、大人花嫁も納得の美しさとスペシャル感! モード派花嫁必見だ。
ヴィヴィアン・ウエストウッドが、2020年ブライダルコレクションを発表した。今シーズンのテーマは”ローズ”。アーカイブからピックアップしたローズプリントや、環境に配慮したサスティナブルな素材を使用するなど、クラシックとモードが融合したブランドらしいコレクションとなった。
毎シーズン、テーマを設けて展開されるブライダルコレクションは、すべてオーダーメイド。シーズン毎に異なるファブリックとシルエットが提案され、“セミクチュール”として、ロンドンのクチュリエ達の手によって丹念に仕上げられている。
今季を代表するローズモチーフ。ブランド発祥のイギリスで古くから愛され、文化、芸術、文学、宗教など様々な分野で用いられてきた、アイコニックなモチーフだ。そんなローズプリントをコレクションのアーカイブからピックアップ。艶やかなグレーやペールトーンに落とし込み、ウェディングドレスにドラマティックな華やぎを添えた。また、ローズモチーフはプリントのみにあらず。繊細なスパンコールを施したデザインや、ローズモチーフを織り込んだドレスも登場。
他にも、ブランドが得意とするクラシックを再構築。18世紀の彫刻からインスピレーションを得たというコルセットや、舞い落ちる花びらを思わせる美しいドレープ、チュールを幾重にも重ねた多層構造のスカートなど、クチュールライクなドレスはさすがのひとこと。すべて、ブランドが所有するアトリエのキーデザインノートより引用した、伝統的なテーラリングや実験的なカッティング技術の為せる技だ。
さらに注目すべきは、環境に配慮したサスティナブルな素材を厳選している点。シルクやサテンに変わるサスティナブルな素材として、ヴィスコース生地を採用。シルク生地を使用する際には、天然の蚕の命を奪うことなく羽化したのちに採集される、ピースシルクのみを選ぶという徹底ぶり。
環境に優しいピースフルな素材に包まれた、ヴィヴィアン・ウエストウッドのドラマティックなドレス。他にはないエクスクルーシブな1着を求める花嫁にぜひすすめたい。
ヴィヴィアン・ウエストウッド インフォメーション
https://www.viviennewestwood-tokyo.com/
03-5791-0058