1847年にパリで創業し、168年の歴史を持つカルティエ。3代目当主、ルイ・カルティエ氏が19世紀末に経営を引き継いで以来、カルティエは世界のトップハイジュエラーとしての不動の地位を築き始める。1904年に英国王室の御用達ジュエラーに認定されたのを皮切りに、世界中の王室の御用達に。その後も、インドのマハラジャなど、世界の王侯貴族やセレブリティとも交流を深め、メゾンとして飛躍的な発展を遂げた。
伝統を重んじながらも、大胆かつ革新的なクリエイティヴィティを誇るカルティエは、歴史に残る作品を次々と発表。「パンテール ドゥ カルティエ」「トリニティ ドゥ カルティエ」のジュエリー、「サントス」「タンク」のウォッチなど、今日まで愛されるアイコン・コレクションが数多く誕生した。
カルティエとブライダルジュエリーの間にも深い歴史がある。今やブライダルのスタンダードであるプラチナを使用したダイヤモンドジュエリー。それを世界で初めて考案したのが、ルイ・カルティエ氏だった。また、各国の王室御用達ジュエラーだったカルティエは、女優のグレース・ケリーがモナコ公国のレーニエ公と婚約した際、10.48ctのエメラルドカット・ダイヤモンドの婚約指輪を制作。さらに、英国王室のキャサリン妃が結婚式で身につけたティアラは、1936年にカルティエが制作し、歴代の王女が身につけた伝説のティアラだったというエピソードも。格式あるロイヤルウェディングをロマンティックに彩ってきたカルティエの精神は、今のデザインにも脈々と受け継がれている。
(写真左)グレース・ケリーは、自身最後の出演作となる映画『上流階級』でも婚約指輪を肌身離さず身につけ、そのリングはふたりの愛の象徴として有名に。© Dennis Stock/Magnum Photos (写真右)1899年にカルティエは、世界で最もエレガントな通り、パリのリュ・ド・ラペ13番地にブティックをオープン
カルティエ ブライダル カスタマー サービスセンター
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