2015.04.10

人生をかけてダイヤモンドを愛した、“キング・オブ・ダイヤモンド”

ニューヨークで宝石店を営む家に生まれたハリー・ウィンストン氏。「私は宝石の知識を身につけて生まれてきた」とウィンストン氏が自ら語ったように、幼い頃から宝石を見極める天賦の才能を持っていた。1920年に、ウィンストン氏はニューヨーク5番街で最初のビジネスとなるプレミア・ダイヤモンド社を設立。類いまれなるその審美眼を活かし、当時最も有名なエステ―ト・ジュエリー(*ヴィンテージジュエリーの中でも次世代に受け渡されるべき価値のあるジュエリー)を次々と獲得。宝石の美しさを最大限に引き出すモダンなデザインに生まれ変わらせたことで、ハイジュエリー業界で注目を集めた。

1932年にはニューヨーク5番街に、自身の名前を冠したショップをオープン。その後もマリー・アントワネットが所有していた「ホープ・ダイヤモンド」や、726カラットの原石「ヨンカー」など、伝説のダイヤモンドを次々と取得。世界的に貴重なダイヤモンドの約3分の一以上を所有し、生涯を通して「キング・オブ・ダイヤモンド」と称された。また、彼が生み出すジュエリーは世界中のセレブリティたちを魅了。レッドカーペットとのつながりも深く、1944年のアカデミー賞授賞式でオスカー女優に初めてダイヤモンドジュエリーを貸し出して以来、「スターたちのジュエラー」とハリウッドセレブたちに愛されている。

「ダイヤモンドがデザインを決める」というデザイン哲学のもと、石そのものの美しさを最大限に引き出すことにこだわりを持つハリー・ウィンストンのジュエリー。柔軟性に優れた極細のプラチナワイヤーを使い、熟練の職人たちがダイヤモンドそれぞれの個性に合わせて手作業で立体的に留めるその独自のセッティング技法“ウィストニアン・スタイル”は、輝きだけが浮かび上がり、まるでダイヤモンドだけを直接肌にのせているような極上の美しさを表現。

そんな哲学が貫かれたブライダルジュエリーは、「世の中にふたつとして同じダイヤモンドはない」とウィンストン氏が残した名言の通り、ひとつひとつに個性があり、すべてが唯一無二のもの。人生をかけてダイヤモンドに情熱を注ぎ、“キング・オブ・ダイヤモンド”としての絶対の誇りを持つハリー・ウィンストンのブライダル・リングは、ふたりのロマンスに究極の輝きをもたらしてくれる。

(写真左)警備上の理由から存命中は決して顔を見せることがなかったというエピソードも持つ、創始者のハリー・ウィンストン氏 (写真右)重厚なエントランスがトレードマークのニューヨーク5番街718番地の本店(当時)。1932年にこの地へ店を移転したとき、歴史上最も大規模なジュエリーの運搬として話題に

ハリー・ウィンストン カスタマーインフォメーションデスク

電話:0120-346-376

http://www.harrywinston.jp

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