ヴァン クリーフ&アーペルの歴史は1895年、宝石商の娘、エステル・アーペルと、宝石のカットを専門とする職人の息子、アルフレッド・ヴァン クリーフの結婚から始まった。美に対する情熱を持ち続けていた彼らは1906年、愛の街、パリで最もプレステージの高い場所、ヴァンドーム広場22番地に最初のブティックをオープンする。固く結ばれたふたりの絆を表すように、ふたりの名字を“&”で繋いだメゾンはそれ以来、ハイジュエリーの世界と運命を共にし、自然やクチュール、そして愛の物語にインスパイアされた作品を次々と発表。四つ葉のクローバーをイメージした「アルハンブラ」や、1920年代から用いられたゴールドビーズの装飾を新解釈して生まれた「ペルレ」など、歴史に残る名品がいくつも誕生した。
メゾンの始まりが、“結婚”という人生の最もロマンティックな物語に由来することから、ヴァンクリーフ&アーペルは創業以来、一貫して美しいロマンスに敬意を表し、愛の誓いを込めたジュエリーで、歴史に残るカップルのラブストーリーを彩ってきた。モナコ公国の皇太子レーニエ3世が1956年の婚約の際に、女優のグレース・ケリーに贈ったパールとダイヤモンドのマリッジセットをはじめ、イギリス元国王のウィンザー公爵が結婚の誓約の証としてウォリス・シンプソンに贈ったサファイアとダイヤモンドのブレスレットなど、王侯貴族との深い関係性を示すエピソードも数多く残っている。また、1953年と1968年の2度の結婚でメゾンのエンゲージメントリングを贈られたジャクリーン・ケネディ オナシスや、恋人のリチャード・バートンから8.25カラットの見事なルビーのソリティアリングを贈られたエリザベス・テーラーなど、名立たるセレブリティが人生の節目を祝うシーンでメゾンのジュエリーを選んでいる。
そんなメゾンの歴史を象徴するヴァン クリーフ&アーペルのブライダルジュエリーは、“黄金の手”を持つ職人たちが、卓越した技術でひとつひとつ手作業で丁寧に仕上げた“サヴォアフェール(伝統の職人技術)”の結晶。愛を賛美し続けるそのリングは、ふたりのロマンスを永遠に祝福してくれるはず。
(写真左)ヴァンドーム広場の工房でひとつひとつ手仕事で仕上げられるジュエリーには、1世紀を超えて積み重ねられてきた卓越した技術が込められている (写真右)エステル・アーペルとアルフレッド・ヴァン クリーフの結婚式でのワンシーン © Van Cleef & Arpels
ヴァン クリーフ&アーペル ル デスク
電話:0120-10-1906