2019.08.09

薬指で愛でたい「永遠のスターリング」&「新時代のニュースタンダード」

永遠の愛を贈るエンゲージメントリング。心から納得のいく一本を選ぶためにもまず知りたいのは、憧れジュエラーの歴史を輝かせてきたベストセラーの「スターリング」と、これからの新時代を代表する「ニュースタンダードリング」。あなたならどちらを選ぶ?

【Cartier】ダイヤモンドを引き立てる黄金バランス

黄金比で作られた建造物のように、美しいバランスが宿るものには、時代を経ても色褪せない魅力がある。1895年、カルティエがジュエラーとして初めて製作した4つ爪セッティング「ソリテール 1895」は、その美しい調和で多くの人々を魅了。繊細な爪はダイヤモンドの輝きを極限まで引き立て、高揚感をかきたてる20196月には新モデルも登場し、20世紀初頭からジュエリー業界を牽引してきたメゾンの軌跡を、またひとつ鮮やかに彩っていく。

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「ソリテール 1895」リング〈Pt、ダイヤモンド0.23ct~〉¥326,500~/カルティエ

オーセンティックな美しさを手に入れる
10年後の自分の指に似合うかどうか”。その問いに「ソリテール 1895」はパーフェクトに応えてくれる。時代の流れや好みの変化でぶれることのない、オーセンティックな美しさ。4本爪の大きさや台座のカーブなどの構造まで、シンプルだからこそ際立つディテール美にも注目を。

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「ソリテール 1895」リング〈Pt、ダイヤモンド0.5ct~〉¥960,000~/カルティエ

モダンに進化した名品を新時代の花嫁へ
令和の訪れと共に、「ソリテール 1895」に新たに加わったニューモデル。特徴はアームのパヴェダイヤモンドに採用されたクローセッティング。中央の台座と同じく4本爪で留めることで、輝きをより強調し、リングのフォルムもすっきりシャープに。新時代の花嫁必見の新作だ。

カルティエ ブライダル カスタマーセンター
http://www.cartier.jp/
0120-506-757

【Chanel】メゾンのシンボルがふたりの愛を称賛

可憐なカメリアの花に、優雅な印象を放つキルティング。「シャネル」の代名詞であるシンボリックなふたつの存在は、リングとしても世の女性を虜にする。フラットな花びら型の台座でダイヤモンドの輝きを最大限に伝える、ベストセラーの「カメリア コレクション」に、柔らかな曲線でキルティングを連想させる2018年誕生の「ココ クラッシュ」。マドモアゼル シャネルのエスプリを強く刻んだリングが、人生のお守りになってくれそう。

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「カメリア コレクション」リング〈Pt、ダイヤモンド0.25ct~〉¥553,000~/シャネル

カメリアに託すマドモアゼル シャネルの恋心
マドモアゼル シャネルが
最愛の恋人から最初に贈られたカメリアの花束。彼女の深い愛を物語る特別な花は、繊細なプラチナの花びらへと姿を変え、ダイヤモンドの存在感を艶やかに昇華。まばゆい煌めきと、くどくない絶妙なフェミニン感が薫る花は、薬指で美しく咲き続ける。

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「ココ クラッシュ」リング〈Pt、ダイヤモンド0.25ct~〉¥557,000~/シャネル

現代的なキルティングモチーフの解釈
2018
年に発売された注目コレクション「ココ クラッシュ」。台座の形でキルティング模様を、アームの曲線で生地の持つふっくらとしたボリュームを伝えながら、印象はどこまでもモダン。“ココに夢中”という名前のごとく、早くも現代の女性の心を掴んで離さない。

シャネル カスタマーケア
http://bridal.chanel.jp/
0120-525-519

 

【Bvlgari】古来のラブストーリーにふたりの物語を重ねて

時は遡ること16世紀初頭、初めてエンゲージメントリングの交換が行われたとささやかれるベネチアのロマンティックな逸話。そんな愛ある物語を題材に手掛けた「デディカータ・ア・ヴェネチア トルチェッロ」は、多くのカップルに選ばれる「ブルガリ」の代表的なリングに。2018年に新たなデザインが加わった「インコントロ ダモーレ」も、テーマは“運命の愛の出逢い”。愛の都ローマで130年以上の歴史を誇るイタリアンハイジュエラーらしい情熱的な背景が、未来への一歩を力強く後押ししてくれる。

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「デディカータ・ア・ヴェネチア トルチェッロ」リング〈Pt、ダイヤモンド0.18ct~〉¥250,000~/ブルガリ

タイムレスなデザインに宿る幸福なエピソード
婚約指輪の逸話が受け継がれる、ベネチアのラグーナに浮かぶトルチェッロ島に因んだリング。一見するとベーシックなデザインに秘められたストーリーが、リングをより特別な存在へと決定づける。指を優美に仕立てる曲線アームの魅力もぜひ体感してほしい。

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「インコントロ ダモーレ」リング〈Pt、ダイヤモンド0.18ct~〉¥270,000~/ブルガリ

華やかに愛の証を飾る、新たなリングの誕生
イタリア語で“運命の愛の出逢い”を意味する「インコントロ ダモーレ」。新時代におすすめしたいのは、連なるパヴェがセンターダイヤモンドの輝きを格上げするニューデザイン。シェイプされた繊細なアームとのコントラストも相まって、ドラマティックな煌めきを与えてくれる。

ブルガリ ジャパン
https://www.bulgari.com/ja-jp/
03-6362-0100

【Tiffany & Co.】革新的なセッティングで一生モノの輝きを

“物の本質はディテールに宿る”。「ティファニー」の緻密に作り上げられたクリエイションには、この言葉がよく似合う。計算された台座デザインで、ダイヤモンドの輝きを格段に引き上げたベストセラーの「ティファニーセッティング」。2019年に発表された、ミニマルなセッティングにさりげなく「T」モチーフを宿した「ティファニー トゥルー」。憧れのエンゲージメントリングとして羨望を集めるブランドの魅力は、情熱を宿したディテールが裏付けている。

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「ティファニー セッティング」リング〈Pt、ダイヤモンド0.18ct~〉20万円台~/ティファニー

世界の花嫁を虜にする唯一無二のリング
エンゲージメントリングの代名詞として
多くの人々に認知されている「ティファニー セッティング」。繊細で高さのある6本爪でダイヤモンドをアームから離し、あらゆる角度から採光してピュアな輝きを作ることに成功。ジュエリー業界の重要なイノベーションは、1886年から今日まで、カップルの愛の物語を照らし続けている。

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「ティファニー トゥルー」リング(左)〈Pt、ダイヤモンド0.18ct~〉20万円台~、(右)〈YG、イエローダイヤモンド0.5ct~〉100万円台~/ティファニー

構築的でクール、新時代の女性に捧げる一本
すっきりシャープなアームに、無駄のない綺麗な線を描くセッティング。サイドから見える台座の「T」モチーフも小粋な「ティファニー トゥルー」は、すでに令和を彩るリングとして呼び声高い存在。立体的にカットされたダイヤモンドが放つ新鮮な輝きは、その目で確かめて。

ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク
https://www.tiffany.co.jp/
0120-488-712

【Van Cleef & Arpels】芸術的なビーズ装飾はメゾンの代名詞

自然を愛し、ポエティックな世界観を高い技術と芸術性で表現してきた「ヴァン クリーフ&アーペル」。1920年に初めて登場したゴールドビーズは、変化を遂げながら今ではメゾンのアイコン的存在に。その魅力を知るのにリコメンドしたいのが、発売から長らく愛されてきた「エステル ソリティア」と、2019年に新作も加わった「ペルレ コレクション」だ。リングにそっと軽やかな風を吹き込む装飾は、手元に女性ならではの可憐さを与えてくれる。

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「エステル ソリティア」リング〈Pt、ダイヤモンド0.3ct~〉¥490,000~/ヴァン クリーフ&アーペル

創設者の妻の名を冠したメモリアルな作品
1906
年創業のメゾンは、エステル・アーペルとアルフレッド・ヴァン クリーフの結婚がすべての始まり。代表的な婚約指輪には妻の名前が付けられ、ロマンあふれる物語が胸をときめかせてくれる。デザインはクラシックなソリテールデザインをビーズ装飾でデコレート。連なるゴールドビーズの輝きは唯一無二。

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(左)「ペルレ ソリティア」リング〈RG、ダイヤモンド0.3ct~〉¥455,000~、(右)「ペルレ」ダイヤモンド リング〈RG、ダイヤモンド〉¥765,000/ヴァン クリーフ&アーペル

エレガンスと遊び心で軽やかに時代を進む!
“黄金の手”と称されるエキスパートの技術が見て取れる「ペルレ コレクション」。独創的なゴールドビーズをキーにデザインされた柔らかな輪郭は、ローズゴールドのエレガントな色合いとも最高にマッチ。2019年には新作のエタニティリングも加わり、まだまだ歩みは止まらない。

ヴァン クリーフ&アーペル ル デスク
http://www.vancleefarpels.com/
0120-10-1906

【Harry Winston】”キング・オブ・ダイヤモンド”の豊かな煌めき

多くのセレブリティやモードラバーの愛の約束を飾ってきた「ハリー・ウィンストン」。圧倒的な輝きが伝えるのは、創始者から脈々と受け継がれるダイヤモンドへの深い情熱。それは象徴的な「エメラルドカット・クラシック・リング」から、20197月発売の「アトラクション・バイ・ハリー・ウィンストン」まで真摯に貫かれている。吸い込まれるような希少な煌めきで、運命を切り開く一歩を飾ってほしい。

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「エメラルドカット・クラシック・リング」〈Pt、ダイヤモンド1.0ct~〉¥2,350,000~/ハリー・ウィンストン

ブランドの顔にふさわしいエメラルドカット
HW」の2文字を囲うブランドロゴにも使われている、創始者が最も愛したエメラルドカット。両脇にテーパード・バゲット・ダイヤモンドをセッティングしたクラシカルな佇まいで、多くのセレブリティからラブコールを集めた名品リング。

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「アトラクション・バイ・ハリー・ウィンストン」リング〈Pt、ダイヤモンド0.5ct~〉¥1,310,000~/ハリー・ウィンストン

輝くダイヤモンドが憧れのニューシンボル
“愛は永遠のアトラクション”。ユーモアあふれるメッセージと共に20197月に登場したリングは、光を最大限に取り込む微細な爪でセンターダイヤモンドを留め、輝きを遮らない緻密なセッティングで20個のダイヤモンドをアームに配置。ゴージャスなリングは新時代のプロポーズの憧れに。

ハリー・ウィンストン クライアントインフォメーション
http://www.harrywinston.com/
0120-346-376

【Chaumet】着想の源はナポレオン1世と皇后ジョゼフィーヌの愛

名だたるブランドにはミューズやアイコンの存在がつきもの。「ショーメ」の創業者にとってそれはナポレオン1世と皇后ジョゼフィーヌに他ならない。互いを求め合うふたりの絆を描いた「リアン コレクション」、初代ミューズを象徴するティアラがモチーフになった「ジョゼフィーヌ コレクション」。作品は多岐に渡り、20199月には洗練された冠を連想させるニューフェイスも発売予定。愛から生まれるジュエリーは令和へと続いていく。

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「リアン コレクション」リアン ダムール エンゲージメントリング〈Pt、ダイヤモンド0.3ct~〉¥483,000~/ショーメ

クロスモチーフが奏でる永遠の絆
多彩なデザインバリエーションでも人気を博す「リアン コレクション」。中でもオートクチュールのように、華奢で優美なラインで構築されたエンゲージメントリングは高い支持を獲得。交差する煌めく台座が輝きを増幅させ、パートナーへの想いをストレートに届けてくれる。

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「ジョゼフィーヌ コレクション」エクラ エテルニテ リング〈Pt、ダイヤモンド0.5ct~〉¥833,000~/ショーメ

令和の花嫁に贈る現代的なティアラ
2019年9月に登場する「ジョゼフィーヌ コレクション」のひとつは、ラウンドブリリアントカット ダイヤモンドをトップに飾る印象的なデザイン。上品さとミニマルな世界観が共存するリングは、今を生きる女性たちの感性にフィット。凛とした薬指の煌めきが、ジョゼフィーヌのような美しい女性像へと導いてくれる。

ショーメ
http://www.chaumet.jp/
03-5635-7057

【Boucheron】自由で大胆、モードラバーが恋するデザイン

パリのヴァンドーム広場に最初にブティックを構え、2018年に創業160周年を迎えた名門ハイジュエラー「ブシュロン」。自由な発想から生み出されるアートピースのようなクリエイションは常に革新的。4色のゴールドにダイヤモンドを施した代表作のひとつ「キャトル クラシック」は、感度の高い花嫁に捧げるエンゲージメントリングとして注目を集める存在に。20198月に0.3ctモデルも加わった「ピヴォワンヌ」も、花をモチーフにアーティスティックな魅力を発揮。婚約指輪にもオリジナリティを求める女性は必見だ。

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「キャトル クラシック」リング〈YG、WG、PG、ブラウンPVD、ダイヤモンド〉¥740,000/ブシュロン

斬新なコンビネーションで毎日に輝きを
エンゲージメントリングをデイリーに着ける人が増え始めた平成の世で、モダンな「キャトル クラシック」は愛の証として時代のニーズにマッチ。メゾンに受け継がれた4つのモチーフを彫金師の卓越したテクニックで再解釈し、誕生した輝くハーモニー。スタイリッシュな存在は日々のお洒落への活力も刺激してくれる。

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「ピヴォワンヌ」リング〈WG、ダイヤモンド0.2ct~〉¥640,000~/ブシュロン

手元をクラスアップする優雅なフラワー
瑞々しい花の生命力を描くように、立体的に芍薬の姿を象った「ピヴォワンヌ」。20198月には0.3ctの発売もスタートし、より多彩なバリエーションで花嫁の声に呼応。モチーフのひとつとして取り入れた結び目も、未来へ向かって手を取り合うふたりにふさわしい。

ブシュロン カスタマーサービス
http://www.boucheron.com/
03-5537-2203

text : Aya Isobe *特集内は本体価格(税抜き)、以下の表記は略号になります。Pt(プラチナ)、YG(イエローゴールド)、WG(ホワイトゴールド)、RG(ローズゴールド)、PG(ピンクゴールド)
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