永遠の愛を贈るエンゲージメントリング。心から納得のいく一本を選ぶためにもまず知りたいのは、
【Cartier】ダイヤモンドを引き立てる黄金バランス
黄金比で作られた建造物のように、美しいバランスが宿るものには、時代を経ても色褪せない魅力がある。1895年、カルティエがジュエラーとして初めて製作した4つ爪セッティング「ソリテール 1895」は、その美しい調和で多くの人々を魅了。繊細な爪はダイヤモンドの輝きを極限まで引き立て、高揚感をかきたてる。2019年6月には新モデルも登場し、20世紀初頭からジュエリー業界を牽引してきたメゾンの軌跡を、またひとつ鮮やかに彩っていく。
【Chanel】メゾンのシンボルがふたりの愛を称賛
可憐なカメリアの花に、優雅な印象を放つキルティング。「シャネル」の代名詞であるシンボリックなふたつの存在は、リングとしても世の女性を虜にする。フラットな花びら型の台座でダイヤモンドの輝きを最大限に伝える、ベストセラーの「カメリア コレクション」に、柔らかな曲線でキルティングを連想させる2018年誕生の「ココ クラッシュ」。マドモアゼル シャネルのエスプリを強く刻んだリングが、
【Bvlgari】古来のラブストーリーにふたりの物語を重ねて
時は遡ること16世紀初頭、初めてエンゲージメントリングの交換が行われたとささやかれるベネチアのロマンティックな逸話。そんな愛ある物語を題材に手掛けた「デディカータ・ア・ヴェネチア トルチェッロ」は、多くのカップルに選ばれる「ブルガリ」の代表的なリングに。2018年に新たなデザインが加わった「インコントロ ダモーレ」も、テーマは“運命の愛の出逢い”。愛の都ローマで130年以上の歴史を誇るイタリアンハイジュエラーらしい情熱的な背景が、未来への一歩を力強く後押ししてくれる。
【Tiffany & Co.】革新的なセッティングで一生モノの輝きを
“物の本質はディテールに宿る”。「ティファニー」の緻密に作り上げられたクリエイションには、この言葉がよく似合う。計算された台座デザインで、ダイヤモンドの輝きを格段に引き上げたベストセラーの「ティファニーセッティング」。2019年に発表された、ミニマルなセッティングにさりげなく「T」モチーフを宿した「ティファニー トゥルー」。憧れのエンゲージメントリングとして羨望を集めるブランドの魅力は、情熱を宿したディテールが裏付けている。
【Van Cleef & Arpels】芸術的なビーズ装飾はメゾンの代名詞
自然を愛し、ポエティックな世界観を高い技術と芸術性で表現してきた「ヴァン クリーフ&アーペル」。1920年に初めて登場したゴールドビーズは、変化を遂げながら今ではメゾンのアイコン的存在に。その魅力を知るのにリコメンドしたいのが、発売から長らく愛されてきた「エステル ソリティア」と、2019年に新作も加わった「ペルレ コレクション」だ。リングにそっと軽やかな風を吹き込む装飾は、手元に女性ならではの可憐さを与えてくれる。
【Harry Winston】”キング・オブ・ダイヤモンド”の豊かな煌めき
多くのセレブリティやモードラバーの愛の約束を飾ってきた「ハリー・ウィンストン」。圧倒的な輝きが伝えるのは、創始者から脈々と受け継がれるダイヤモンドへの深い情熱。それは象徴的な「エメラルドカット・クラシック・リング」から、2019年7月発売の「アトラクション・バイ・ハリー・ウィンストン」まで真摯に貫かれている。吸い込まれるような希少な煌めきで、運命を切り開く一歩を飾ってほしい。
【Chaumet】着想の源はナポレオン1世と皇后ジョゼフィーヌの愛
名だたるブランドにはミューズやアイコンの存在がつきもの。「ショーメ」の創業者にとってそれはナポレオン1世と皇后ジョゼフィーヌに他ならない。互いを求め合うふたりの絆を描いた「リアン コレクション」、初代ミューズを象徴するティアラがモチーフになった「ジョゼフィーヌ コレクション」。作品は多岐に渡り、2019年9月には洗練された冠を連想させるニューフェイスも発売予定。愛から生まれるジュエリーは令和へと続いていく。
【Boucheron】自由で大胆、モードラバーが恋するデザイン
パリのヴァンドーム広場に最初にブティックを構え、2018年に創業160周年を迎えた名門ハイジュエラー「ブシュロン」。自由な発想から生み出されるアートピースのようなクリエイションは常に革新的。4色のゴールドにダイヤモンドを施した代表作のひとつ「キャトル クラシック」は、感度の高い花嫁に捧げるエンゲージメントリングとして注目を集める存在に。2019年8月に0.3ctモデルも加わった「ピヴォワンヌ」も、花をモチーフにアーティスティックな魅力を発揮。婚約指輪にもオリジナリティを求める女性は必見だ。















