ふたりの愛と信頼を形にしたエンゲージメントリングとマリッジリング。1本で着けるのも素敵だけど、2つのリングを重ねればよりリュクスな愛の証になるうえに、おしゃれな手元が叶いそう。憧れジュエラーの新作を中心に、“スマートな正統派”と"個性際立つミックス&マッチ”、2タイプのレイヤードをピックアップ! 心ときめくスタイリングを探して。
美しく響き合う、モダンなロイヤルスタイル【Cartier】
Engagement ring:現代へと受け継がれる、美しきダイヤモンドリング
ロイヤルファミリーからも愛され続ける、カルティエ。1895年に発表したリング「ソリテール 1895」は、ジュエラーの中で初めてプラチナの4つ爪セッティングを採用し、一世を風靡した。そんなブランドのヘリテージを今に伝える名作に、昨年、新たなデザインが登場。シャンクにクローセッティングを採用することで、現代女性にふさわしいモダンなデザインへと進化を遂げた。オーセンティックな魅力はそのままに、どんなマリッジリングにもマッチする、すっきりとしたフォルムが人気の理由。名作リングに色褪せない愛を誓って。
マリッジリングをレイヤードして楽しむなら...
Atuthentic style:一粒ダイヤモンドでノーブルな品を漂わせて(写真左)
プラチナのマリッジリングで、より気品あふれるコーディネートを楽しみたい。丸みを帯びたデザインに、カルティエのロゴと1粒ダイヤモンドがエレガントなムード。オーセンティックなエンゲージメントリングにふさわしい佇まいだ。
Mix&match style:ゴールドのエタニティでミックス感を楽しむ(写真右)
少し個性を求める花嫁には、ゴールドのマリッジリングで変化を楽しんでみても。エタニティリングならフェミニンな華やぎも加わり、幸せな気分が加速しそう。
カルティエ カスタマー サービスセンター
http://www.cartier.jp/
0120-301-757
マドモアゼルの愛したモチーフをデイリースタイルに【Chanel】
Engagement ring:華奢なエタニティにカメリアの花が咲く新作が登場
モードに革命を起こしたデザイナーとして、歴史にその名を刻むマドモアゼル シャネル。彼女が提案した革新的でエレガントなスタイルを受け継いだ、アイコニックなキルティングやカメリアの花をモチーフとしたシャネルのファイン ジュエリーに、心ときめくファンは多い。そんなブランドからは、2020年秋発売予定の新作をリコメンド。 純白に輝くハーフエタニティに小ぶりのカメリアの花が咲くリングは、エンゲージメントリングとマリッジリング、どちらにも使えるハイブリッドな仕様。デイリー使いしやすいデザインで、早くも人気の予感!
マリッジリングをレイヤードして楽しむなら...
Atuthentic style:繊細に連なるダイヤモンドが、女性らしい手元を叶えて(写真左)
可憐なエンゲージメントリングに優しく寄り添うなら、同コレクションのエタニティリングがおすすめ。フェミニンなデザインとダイヤモンドの輝きが、上記のエンゲージメントリングに美しく調和する。
Mix&match style:新作マリッジリングで、スタイルのある重ねづけを提案(写真右)
同じく新作のマリッジリングは、カメリアの花のシルエットを落とし込んだ、メンズにも最適なミニマルデザイン。甘さを抑えた大人なミックス&マッチとして、モードな花嫁にもおすすめ。マドモアゼルのスピリットがキラリと光る、スタイルのあるレイヤードが叶いそう。
シャネル カスタマーケア
http://bridal.chanel.jp/
0120-525-519
可憐に主張するアイコンリングにモダンな新風を【Van Cleef & Arpels】
Engagement ring:プラチナビーズとダイヤモンドのポエティックな共演
エステル・アーペルとアルフレッド・ヴァン クリーフ、ふたりの結婚をきっかけにメゾンが誕生したという、何ともロマンティックなヴァン クリーフ&アーペル。花嫁なら誰もが憧れる詩的かつ可憐なクリエイションで、唯一無二の存在感を放つ。創設者の妻の名を冠したソリテールリングは、ダイヤモンドの輝きを引き立てる小さなプラチナビーズがアイコニックなデザイン。薬指を見つめるたび、思わずうっとりしてしまうほどの愛らしさ。
マリッジリングをレイヤードして楽しむなら...
Atuthentic style:待望の新作マリッジリングで旬のレイヤードを完成させて(写真左)
メゾンを象徴するエンゲージメントリングには、今年2月に発売されたばかりの新作マリッジリングで旬の気分をプラス。プラチナのリングは、メゾンのロザンジュ(ひし形)のモノグラムを思わせるシャープなダイヤモンドと、ヴァン クリーフ&アーペルの刻印が見事に調和するデザイン。
Mix&match style:ピンクゴールドの優しい輝きでフレッシュなムードに(写真右)
少し遊び心を加えるなら、同じく新作のマリッジリングからローズゴールドという選択も。エンゲージメントリングとは異なる愛らしさを重ねて、幸せ気分が高まるスウィートなスタイリングを楽しみたい。
ヴァン クリーフ&アーペル ル デスク
http://www.vancleefarpels.com/
0120-10-1906
オーセンティックなリングをレイヤードでモダンに昇華【Tiffany & Co.】
Engagement ring:視線を集める、オーバル カットの比類なき輝き
婚約指輪といえば、誰もが思い浮かべる6本爪のアイコニックリング「ティファニーセッティング」に、花嫁憧れのブルー ボックスなど、数々の伝説を打ち出してきたティファニー。また、倫理的かつ社会的責任を尊重した資源調達を宣言するなど、いち早くサステイナブルな取り組みに着手したことでも話題だ。そんな信頼できるダイヤモンドの原石を、高いクラフツマンシップで生み出したのが、オーバル カットのエンゲージメントリング。太陽のような煌きでふたりの愛を祝福して。
マリッジリングをレイヤードして楽しむなら...
Atuthentic style:身につけやすさと洗練デザインの、NEWアイコンリング(写真左)
この夏、新たに登場したのが「ティファニー トゥルー」のバンド リング。現代女性に向けたコレクションで、マテリアルは、プラチナ、18Kイエローゴールド、ローズゴールドの3種から、リングの太さも、1.5mm、2.5mmから選べるというフレキシブルなデザインが魅力。オーバル カットのエンゲージメントリングに合わせるなら、華奢なプラチナでスマートにまとめて。
Mix&match style:同じく新作のイエローゴールドでプレイフルなスタイルを(写真右)
ダイヤモンドが輝くイエローゴールドで、モダンなコーディネートに挑戦するのもあり。リュクスなオーバル カットのエンゲージメントリングに重ねれば、軽やかなマッチングが叶う。日常使いしやすいラグジュアリーをテーマに、自分らしくレイヤードするのが正解。
ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク
https://www.tiffany.co.jp/
0120-488-712
精緻なデザインにセンシュアルなリングを重ねて【Bvlgari】
Engagement ring:イタリアンジュエラーの華やぎを纏う洗練リング
イタリアンルネサンスや古典主義をインスピレーション源に、独創的なデザインを得意とするブルガリ。予算に合わせて好みのダイヤモンドを選べるセミ・オーダーサービス「デザイン ユア ラブ」もオリジナリティを求める花嫁から人気が高い。エンゲージメントリングのおすすめは、イタリア語で”運命の愛の出逢い”を意味する「インコントロ ダモーレ」。センターストーンをパヴェダイヤモンドが優しく包み込むさまは、まるでふたりの魂が重なり合ったかのよう。情熱的に愛を誓って!
マリッジリングをレイヤードして楽しむなら...
Atuthentic style:センシュアルな婚約指輪に寄り添う繊細なデザインをセレクト(写真左)
どこか女性らしいセンシュアルなムードも、ブルガリの持ち味。同コレクションのマリッジリングを重ねると、エンゲージメントリングにウェーブラインが優しく重なり、思いがけず新鮮なレイヤードが完成。有機的なフォルムにダイヤモンドの輝きが豊かに呼応しあい、美しく優美なコーディネートが生まれる。
Mix&match style:愛らしいピンクゴールドでときめきのレイヤード(写真右)
ピンクゴールドで、たおやかな女性らしさを演出するのも素敵! 肌なじみのいいピンクゴールドに3石のダイヤモンドが華やかさをプラスして。これからのふたりの人生を愛らしく導いてくれそう。
ブルガリ ジャパン
https://www.bulgari.com/ja-jp/
03-6362-0100
ブランドのミューズに捧ぐ、優雅なレイヤード【Chaumet】
Engagement ring:軽やかに生まれ変わった新作ティアラモチーフ
ナポレオンや永遠のミューズ、皇后ジョゼフィーヌとの親交も深い名門ジュエラー。フランス宮廷御用達として、伝統と確かなサヴォワールフェールが息づくスタイルが、正統派ジュエラーたる証だ。注目は、ナポレオンの妻、皇后ジョゼフィーヌのティアラを模した、「ジョゼフィーヌ」コレクションの新作。ティアラモチーフをモダンに解釈し、ブリリアントカットが華やかに主張するフェミニンなデザインとして、誕生した。さまざまな重ねづけを楽しめるコレクション展開も、現代女性の感性にマッチ!
マリッジリングをレイヤードして楽しむなら...
Atuthentic style:計算尽くのフォルムで婚約指輪と優雅にフィット(写真左)
「ジョゼフィーヌ」コレクションの新作には、同コレクションのバンドーリングをチェック。エタニティに1粒のダイヤモンドが光る華奢なデザインで、上記のエンゲージメントリングに重ねると、ペアシェイプがぴたりとフィット。気品あふれるティアラが現れるというしかけで、ノーブル派の花嫁を魅了する。
Mix&match style:ピンクゴールドのレイヤードが放つ、優雅な気品(写真右)
仏語で”勝利の歓喜”を意味する“トリオンフ”。デイリーユースしやすいデザインで人気を誇るマリッジリングだ。アームのデザインがリフレインするピンクゴールドのバンドーリングで、オリジナリティを感じさせるコーディネートもおすすめ。
ショーメ
http://www.chaumet.jp/
03-5635-7057
唯一無二の輝きに酔いしれる、幸せのハーモニー【Harry Winston】
Engagement ring:シンプルにしてユニーク、ダイヤモンドの至高の輝き
「キング・オブ・ダイヤモンド」、「スターたちのジュエラー」といった、ハリー・ウィンストンを語る称号を体現したラインナップが魅力。美しいダイヤモンドにこだわるなら、真っ先に足を運びたいハイジュエラーだ。昨年発表された「アトラクション・バイ・ハリー・ウィンストン」も、ブランドのダイヤモンドに対するフィロソフィーを感じられるリングのひとつ。センターダイヤモンドとシャンクに連なる20個のダイヤモンドが煌き、プラチナの存在を感じさせないほど、究極の輝きで見る者を魅了する。
マリッジリングをレイヤードして楽しむなら...
Atuthentic style:ダイヤモンドをさらに重ねて、シャープな輝きを堪能(写真左)
ブランドを象徴する「スプリット・プロング・セッティング」により、輝きを最大限に引き出したエンゲージメントリング。合わせるマリッジリングもダイヤモンド一択で、輝きのマリアージュを楽しみたい。ラウンドカットとバゲットカットダイヤモンドが織りなすグラフィカルなデザインなら、スマートな正統派スタイルにお似合い。
Mix&match style:優雅に波打つリングがダイヤモンドをこの上なく引き立てて(写真右)
少し遊び心を加えるなら、ウェーブデザインが個性的なエタニティリングを。上記のエンゲージメントリングに重ねれば、センターストーンの曲線と輪郭をぐっと引き立てるリュクスなコーディネートが完成する。優美な手元を楽しんで。
ハリー・ウィンストン クライアントインフォメーション
http://www.harrywinston.com/
0120-346-376
メゾンの自由なエスプリを感じる、モードな重ねづけ【Boucheron】
Engagement ring:ブラックラッカーを効かせた、コンテンポラリーなリング
パリ・ヴァンドーム広場に、初めてブティックをオープンさせたというブシュロン。そんなヘリテージを彷彿とさせるのが、今年3月に登場した「ヴァンドーム リズレ」だ。ハイジュエリーコレクション「リズレ」のデザインを再解釈し、ヴァンドーム広場の八角形をデザインに落とし込んだ。クールに煌めくエメラルドカットのダイヤモンドをブラックラッカーが縁取り、まるでコンテンポラリーアートのようなムードをたたえる。クール派の花嫁におすすめ。
マリッジリングをレイヤードして楽しむなら...
Atuthentic style:シャープな佇まいを強調する、ブラックのレイヤード(写真左)
レイヤードするなら、ブラックを効かせたエンゲージメントリングに、同じくブラックPVDをあしらった「キャトル ブラック ハーフ ダイヤモンド リング」をセレクト。グラフィカルなデザインが引き立て合い、スマートなコーディネートが完成する。
Mix&match style:ボリュームや地金を変えて、センスフルな重ねづけに挑戦(写真右)
ミックス&マッチを楽しむなら、エンゲージメントリングのブラックが際立つイエローゴールドを合わせて。他にもさまざまなボリュームや地金のマリッジリングが揃うので、記念日ごとに新たに買い足すという楽しみも、レイヤード好きにはたまらない!
ブシュロン クライアントサービス
http://www.boucheron.com/
0120-230-441
text : Rie Murata
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