“今”っぽい甘さを運ぶ【ブラッシュピンク】
ピンク×ドットで叶えるシティムードな花嫁像
淡く色づくピンクに水玉模様。スイートなエッセンスを掛け合わせてなお洗練された印象なのは、イギリスのファッションブランド、ジェニー・パッカムならでは。「軽やかなピンクのチュール地で仕上げたフェミニンかつエアリーな1着をバイイング。結婚式でも開放的なシーンが求められる今、ガーデンやビーチなど屋外ロケーションにも映えるこのドレスをリコメンドしたいです」(「トリート」チーフクリエイティブオフィサー 飯島智子さん)
媚びずに愛らしい、テクニカルなグラデーション
ニュアンスカラーの色相で大人にも似合う絶妙な甘さが薫るドレスは、ニューヨーク発ケリー・フェタニーニから。優雅なティアードスカートと対照的に、トップスはすっきりとしたオフショルダーで仕上げたのも旬なバランスを生む鍵。「今は結婚式もダイバーシティの時代。このドレスのようにいい意味で盛りすぎず、ナチュラルすぎない、自分色に染められる余白を残したデザインが気になります」(「ミラー ミラー」バイヤー 佐々木綾子さん)
一歩先行くセンスを語る【シルバーカラー】
クールなカラーリングに漂う大人の美意識
晴れ舞台であえて落ち着いたシルバーカラーを選ぶのも、大人ならではのセンスある選択。輝きを添える装飾はライン状に入れることでモダンな印象に。潔く開いたVネックが胸元を美しく見せてくれるのも嬉しいポイント。「視線を集めるパワーショルダーは今シーズンらしいデザイン。ファッショナブルな印象で、少人数のカジュアルなウェディングにも馴染むドレスです」(「トリート」チーフクリエイティブオフィサー 飯島智子さん)
瞬く星のようにシルバーの煌めきに包まれて
ペールトーンの柔らかな印象のシルバードレスに輝きを添えるのは、アルチザンが丁寧に施した無数のスパンコール。デコルテに華やぎを添えるイリュージョンネックも美しく、パーティ会場で品のよい佇まいへとクラスアップしてくれる。「ポーズを変えるごとにキラキラと輝きを魅せるスパンコール装飾。今年も人気が続くフォトウェディングにこだわりたい方へおすすめです」(「ジュノ」PR 三代朋佳さん)
大人花嫁の新スタンダード色【ヌードカラー】
インパクトショルダー×上品カラーで程よくモードに
大胆なボリュームを描くオフショルダーがモダンなスパイスをオン。ヌーディーな色合いは幾重にも重なった繊細なカラーチュールが肝。デコルテをキレイに魅せてくれるデザインや、メリハリを利かすブラウンのウエストマークにも注目を。「サロンで高い人気を誇る1着は、フォトジェニックなトップスで華麗なお色直しを実現。品の良いイメージで親族中心のミニマルウェディングでも好印象に」(「ハツコ エンドウ」PR担当 堀井遥菜さん)
洗練されたゴージャス感はゴールドで手に入れる
漂うのは程よいリュクス感。秘密は、肌に優しく馴染む透明感のあるゴールドと同色のビーディング。主張しすぎない華やかさにピリッと差し込む、ウエストシェイプが期待できるサッシュベルトも秀逸。「今はドレス選びもフォトシューティング前提。このドレスも程よいトレーンの長さでデザインしているので、撮影中も動きやすい仕上がりに。華やかさと軽やかさの共存が大切です」(「ノバレーゼ」ブランドディレクター 城 昌子さん)
晴れ姿をモダンにシフトする【シアーブルー】
ブルーのマントベールでドラマティックな1枚を
昨年からブームが続くマントベールがカラードレスでも登場。くっきりと贅沢に飾られたビーディングが青の透明感を一層引き立ててくれる。「ブルーのマントベールが風に舞う姿は心に残る美しさです。海外の気分が味わえると今注目のロケーションフォトにもぴったり。ハードチュールを使うことでシルエット美にもこだわった、アーティスティックな作品です」(「リブラブラフ」プロデューサーアシスタント兼PR 飯島史子さん)
隠れイエローでネイビーの新たな魅力を発見
ネイビーのドットチュールの下に覗くのは、淡いペールトーンのイエローオーガンジー。生地の透け具合でブルーの濃淡が浮かび上がる、巧みな素材使いにもセンスが光る。「シャープな印象が強いネイビーをイエローでまろやかに仕上げた、新鮮なカラーコンビネーションです。着席時もトップスのクロスデザインがアイキャッチになるので、パーティ中はいつでも隙なく華やかさを与えてくれます」(「ノバレーゼ」ブランドディレクター 城 昌子さん)
モードな色遊びを楽しむ【バイカラー】
“今”の花嫁は格好良さも可愛さも手に入れる!
チャーミングなベビーピンクとモードなブラック。相反するイメージの色を上手にミックスして、多面的な魅力を持つ現代的な女性像をアピール。「ワッフルのようなボリュームのあるスカート生地は、フランスの展示会で一目ぼれした素材。この色と質感を存分に生かしたくて、トップスは引き締め効果のある黒をチョイス。着心地もよく見た目以上に軽いので、密を避けられるオープンエアな会場にも相性抜群です」(「ジュノ」PR 三代朋佳さん)