シンプルさが潔い「ミニマルブラック」
クールなデザインにコンフォートな優しさを【THE ROW】
時代の変化とともに、ファッションにおけるデザイン性と心地よさの共存は必須に。モードラバー愛用の「ザ・ロウ」が展開するブラックドレスも、無駄をそぎ落としたミニマルなシルエットを柔らかなカシミアジャージーで仕立てることで、優しく包み込む着心地のよさを実現。ジェンダーレスな印象のハイネックやドロップショルダーなど、洗練された細部のデザインにも、テーラーリング技術に長けた同ブランドの魅力が凝縮されている。
ザ・ロウ・ジャパン
https://www.therow.com/
03-4400-2656
大胆さを秘めた、ベーシックなシルクドレス【MAME KUROGOUCHI】
いつの時代も色褪せない、美しさの新たな基準を定義した「マメ クロゴウチ ベーシックス」のファーストコレクションから、シンプルなIラインのドレスが到着。素材は石川県小松市で織られた、とろけるような上質な肌触りのシルク。深く開いたネックラインと裾のスリットがエッジを効かせ、エレガントな中にセンシュアルな表情を覗かせる。ウエストを紐でマークしてブラウジングするなどアレンジも利き、長くライフスタイルを彩ってくれる1着に。
マメ クロゴウチ オンラインストア
https://www.mamekurogouchi.com/
デザイナーの感性が光るプレイフルな形と色遊び【JW ANDERSON】
左右アシンメトリーのスリーブが遊び心を効かせるルックは「JW アンダーソン」から。デザイナーのジョナサン・アンダーソンが得意とするユニークな変形シルエットは、グラフィカルなカラーパレットも見る者の心を奪う。すとんと一枚着るだけで様になり、身体を優しく包むフィット&フレアのシルエットは着心地も抜群。特別な日もどこかリラックス感を求める人におすすめ。
三喜商事(JW アンダーソン)
https://www.jwanderson.com/jp/
03-3470-8235
「デザインコンシャス」な黒で個性を演出
カッティングの妙を自分らしく取り入れる【HYKE】
左右で丸く切り取られたウエストに、手首に向かって大きく広がるベルスリーブと、大胆なスリットがキャッチーなスカートデザイン。随所にこだわりのカッティングを見せるブラックドレスは、コレクションではタフな素材のベルトとニットケープを合わせ、「ハイク」らしいミリタリーやヴィンテージなどの要素をミックス。高いデザイン性を持ちながら、着る人の個性に合わせてレイヤードも楽しめる、多様性を求める今にフィットするデザインだ。
ボウルズ(ハイク)
http://www.hyke.jp/
03-3719-1239
大人がときめくロマンティックな黒【SIMONE ROCHA】
とびきりスイートでいてコンテンポラリーな一面も忘れない「シモーン・ロシャ」ならではのドレスは、デザイナーが愛する黒と花で彩られたアイコニックな仕上がりに。肩はドロップショルダーにすることでパフスリーブの甘さをモードに昇華。ランダムにあしらわれたフリルと小花モチーフのエッセンスも、くどくない絶妙なバランス感がうれしい。存在感抜群のドレスで、ドラマティックな時間を演出して。
ドーバー ストリート マーケット ギンザ(シモーン・ロシャ)https://ginza.doverstreetmarket.com/
03-6228-5080
少女の愛らしさをブラックに宿して【PATOU】
パリをこよなく愛し、伝統的なクチュールに賛辞を贈る「パトゥ」。今シーズンのブラックドレスもギャザーを巧みに用いた華やかなフォルムにはじまり、胸元のビッグボウやフリルなど、手仕事から生まれるチャーミングな魅力が満載。シックな印象を与える黒のワントーンのおかげで、フォーマルシーンにマッチする華やかさも演出してくれる。いくつになっても持ち合わせていたい可愛らしさを、このドレスで手にしてみては。
イザ(パトゥ)
https://shopiza.com/brand.html/PATOU
0120-135-015
自信を与えてくれる、総レースのシックなムード【TOGA】
晴れやかな日のドレスアップにリコメンドしたい、ロンドンでコレクションを発表する「トーガ」が打ち出す総レースのドレス。ロングスリーブとくるぶしまであるスカートで露出は抑えつつも、レース模様から透ける肌でフェミニニティを表現。印象的な胸元のフリル付きスタイは取り外し可能で、スタイリング欲を掻き立てるデザインに。優雅なフォーマル感とモードな精神が共存する、貴重で優秀なデザインだ。
TOGA 原宿店
https://store.toga.jp/
03-6419-8136
text:Aya Isobe