まだ見ぬ未来を開くリング
ブライダルリングには、夢と希望が詰まっている。王道のクラシカルなセットから、エッジのきいた個性派まで。ふたりの未来を切り開く、ハッピーなリングたちを10ブランドからピックアップ!
CARTIER
踊るように支え合う、花冠のリング
心躍る幸福感に包まれて。カップルが互いを支え合う様子を表現したリング、「バレリーナ」。5連のパヴェリングを重ねれば、煌めきが増す。
BVLGARI
幸せを運ぶパーフェクトコンビ
イタリア語で花を意味するフィオーレと、永遠のフォーエヴァーを組み合わせたブルガリの「フィオレヴァー」コレクション。幸福のシンボルを想起させる可憐な四弁花をかたどったリングには、“運命の愛の出合い”が着想源となったハーフエタニティリングがお似合い。永遠の愛を誓うリングで幸せを紡ぎながら、ふたりのラブストーリーはどこまでも続く。
CHANEL
カメリアの花を自由にまとって
人とは違うエンゲージリングを選ぶなら、変化球のオープンリングタイプに注目したい。ガブリエル シャネルが自身のシグネチャーとして生涯愛したカメリアの花が、ホワイトゴールドとダイヤモンドの贅沢なリングになって登場。丸みを帯びたシェイプで幾何学的に花弁を表現したデザインは、ブライドに無二の品格をもたらす。控えめで無垢、そして香りやとげを持たないこの花のエレガンスの魔法にかけられて、きっと幸せな未来を感じられそう。
VAN CLEEF & ARPELS
薬指に捧げるフラワーブーケ
そよ風の中で花々が踊る様子を表現したボリューミーなリング。燦然と輝くダイヤモンドのブーケで手もとを、蝶モチーフのイヤリングで耳もとを飾れば、花嫁の笑顔も満開に。
TIFFANY & Co.
ふたりの未来をリングに託して
大胆なフォルムのボールリングは、絶妙なバランスが緊張感を演出する。グラフィカルな「T」のワイドリングを合わせれば、エレガンスとエッジが共存するとびきりモダンなコンビネーションが完成。NYのしなやかな女性たちのスピリットを捉えてきたリングが、今の時代を生きるカップルを明るい未来へと導く。
TASAKI
こぼれ落ちる真珠のしずく
個性的なブライダルリングなら、TASAKI Atelierの「カスケード」がインパクト抜群。水のしずくが光を浴びて、煌めきながら流れ落ちる様子を表現したデザインは、ダイナミックな曲線と一粒のパールが詩的な魅力を漂わせる。近未来的なムードもはらむロマンティックな指先で、周りの目線も釘づけに。ステートメントとして楽しんで。
CHOPARD
乙女心をくすぐる運命の指輪
サイドから見ると台座がハートの形になっている「ショパール フォーラブ」は、シンプルだけれど大人の甘さを感じる一本。相棒のマリッジリングは、タイムレスな美しさと幾何学的なフォルムが特徴の「アイスキューブ」。パーフェクトなコンビネーションは、身につけることで日常にさりげない輝きを添えてくれる。
BOUCHERON
ぴったりとはまる、大人のデュオ
白い紙に黒の線が一本引かれたような、シックなデザインがマチュアなムードのエンゲージリング。メゾンを象徴するクル ド パリの装飾があしらわれた「キャトル クラシック」でパーフェクトなバランスを堪能。
CHAUMET
憧れの重ねづけに酔いしれる
ショーメのアイコン「ビー マイ ラブ」コレクションのソリテールとパヴェリングに、ペアシェイプの新作リングを重ねづけ。
REPOSSI
モードラバーに贈るリングセット
THE定番をあえてはずした"尖った"エンゲージリングなら、レポシの「アンティフェール」から、コンテンポラリーな3連のソリテールをセレクトしたい。同じシリーズの2連のダイヤモンドパヴェリングをマリッジリングに選べば、スタッキングもクールにきまる。
※この特集中、以下の表記は略号になります。PT(プラチナ)、DIA(ダイヤモンド)、WG(ホワイトゴールド)、YG(イエローゴールド)、RG(ローズゴールド)、PG(ピンクゴールド)
SOURCE:SPUR 2021年6月号「まだ見ぬ未来を開くリング」
photography: Masanori Akao 〈whiteSTOUT〉 styling: Chiaki Furuta hair & make-up: Momiji Saito 〈eek〉 model: Noemie edit: Kaeko Shabana cooperation: Getty Images