01/素材リンクの結婚指輪でゆるく、繋がる
ステディスタディ PR 川村詩織さん(@shiorikawamura_)
PRという仕事柄、日々国内外の多くのブランドに触れている川村詩織さん。2019年に結婚を決めたタイミングで、そのブランドのひとつであるシハラで結婚指輪を決めたそう。「自分が一生身に着けるリングは、絶対にシハラが良いと確信していました。装飾的要素を排除したクリエイションの美しさはもちろんですが、デザイナーの考え方にもとても惹かれるんです」。
ミニマルなマリッジリングは、トムウッドやALT-Sなど武骨さが魅力のリングと合わせても好バランスに。「今日みたいなシンプルな装いの時はジュエリー選びにこだわるんですが、マリッジリングがシンプルなので、制限なく好きなリングを合わせられるのが本当にありがたい。どんなリングとも相性がよくて“第二の肌”のようです」。
「デザインは彼と私でそれぞれ気に入ったものを選んで、素材だけホワイトゴールドで合わせました。きっちり合わせず、互いの個性や考え方を尊重しながら、ゆるく歩み寄る。この感じがふたりらしくて気に入っていますね」。
まだまだ暑さが続くこの日は、爽やかなオールホワイトでコーディネートを。「スポーティなパンツにグラフィカルなバッグも、すべて最近はまっている韓国のオンラインプラットフォームMUSINSAで購入しました!」。
ちなみにエンゲージメントリングについて尋ねてみたところ、「ある有名マンガの名セリフをパロディにした吹き出し形のリングをもらいました。ふたりして漫画が大好きなんです(笑)。冗談かと思って大真面目なプロポーズになかなか気づかなかったのも、今となれば良い想い出ですね(笑)」と楽しいエピソードを教えてくれた。
02/装いもリングも、シンプルで印象的がモットー
STRAMAトップデザイナー 高橋唯子さん(@yuicotakahashi)
夏の心地よい風になびく、バックオープンのシャツをさらっと粋に着こなす美容師の高橋唯子さん。「今日はサイクリングパンツとロングブーツでシンプルにまとめてみました。この白シャツ、いろんな着方で楽しめるんです。こういう一見シンプルだけど、はっと目を引くデザインが大好きなんです」。
左手の薬指に輝くティファニーのマリッジリングにも、ベーシックとモードを愛する高橋さんならではのこだわりが。「結婚が決まっていろんなリングを見て回りましたが、やっぱり何年経っても着けたいと思える王道ブランドに落ち着きました。デザインはいたってシンプル。最後は旦那さんの“一番太いやつで!”の一言で決まりました(笑)」。
サロンワーク中は邪魔にならないよう、極力少なめのリングに。その分レイヤードを満喫できる休日は、気分の赴くままに自由に重ね着けを楽しんでいるとか。「マリッジリングと同じイエローゴールドで揃えてもいいし、今日のようにインパクトあるシルバーと合わせるのも気に入っています!」。
コーディネートを考える上でのマイルールは?「スタイリングはモードにまとめるのが好きですが、素材感で上質なエッセンスを加えるのも忘れたくないですね」。この日もマリッジリングやジュエリーのきらめきが、夏の涼し気な装いに上質さをもたらしていた。
03/ジル サンダーのシルバーリングで愛を誓う
アートディレクター KAZUKIさん(@kazukiyon)
「才能豊かな友達から刺激と愛をもらいながら、ファッションを自由に楽しんでます」。そう語るKAZUKIさんのコーディネートは、ロマンティックなブラックドレスからキャッチーな靴下、シューズまで、友人が手掛けたブランドのクリエイションで彩られている。「サングラスや小物で自分の好きなムードになるよう意識してますが、なによりブロンドヘアが私のアイコンになってくれます! 結婚してからはふたりで出かけるときにニュアンスを揃えるという、新たな楽しみも味わっていますね」。
ユニークなリングが並ぶ手元の中でも存在感を放つ、左手人差し指のジル サンダーのリングはエンゲージメントリングだとか。「私が薬指にダイヤモンドを光らせたいタイプでないことをちゃんと分かってくれている(笑)。夫が日々の着こなしに合うスタイリッシュなリングを選んでくれたからこそ、結婚しても変わらず、私らしくいられてます。プロポーズはキャンドルがきらめく雪景色の中で、雪で作ったボックスの中からこの指輪とメッセージを受け取りました。冷たくって楽しくてロマンティックで、忘れられない時間です」。
「マリッジリングは新宿の伊勢丹で閉店時間まで悩みに悩んで、最終的にレポシのシンプルな一本に。建築物や植物からインスピレーションを受けるデザイナー独自のセンスに共感できたのも、選んだ理由のひとつです」。
リングの裏には今年5月に行った結婚式の日付を刻印したそう。「いつでもあの最高な一日とみんなの笑顔が、薬指を見るとよみがえります!」。
text : Aya Isobe