2022.12.23

vol.6 おしゃれな人はどんな結婚指輪を選ぶ? 私らしさを追求した唯一無二のジュエリースタイル【ウェディングリングSNAP】

モードラバーの手もとには、どんなウェディングリングが光っている? 型にはまらず「自分らしさ」を追求したおしゃれプロ3人のストーリーをご紹介。定番からこだわりが光る個性派リングまで、それぞれのエピソードは必見。この冬のコーディネートもぜひ参考にして。前回の「ウェディングリングSNAP」連載はこちら>

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01/オリジナリティが光るリングを自由にレイヤード

「8uede」の鈴をモチーフにしたリングなど、マリッジリングとの自由なレイヤードを楽しんで。
「8uede」の鈴をモチーフにしたリングなど、マリッジリングとの自由なレイヤードを楽しんで。左手:(人差し指)リング/エルメス、(薬指上から)リング/(上)ニーシング、(下)ハム 右手:(人差し指・小指)リング/8uede、(薬指)リング/トムウッド、バングル/イタリア蚤の市で購入したヴィンテージ

スーパーエーマーケット青山店ショップスタッフ 高橋 悠さん(@_takahashi.h__)

普段からコーディネートのアクセントとして、さまざまなリングをレイヤードしているというスーパーエーマーケット青山店ショップスタッフの高橋さん。エンゲージメントリングはダイヤモンドが宙に浮いているかのようなセッティングが個性的なニーシングのシュパンリング®ヘブン。パートナーが高橋さんのために選んで、サプライズでプロポーズをしてくれた思い出のリングだそう。

高橋さん:「『箱にしまわれずに、毎日着けられるエンゲージメントリングを贈りたい』と彼が探してきてくれて。他の指輪にはない唯一無二のデザインに思わず一目惚れ! ダイヤモンドの輝き方や、横から見た時のシルエットがなんとも美しいです」。

アーティスティックな佇まいが印象的なニーシングのエンゲージメントリング。手作業で彫られた模様が美しいハムのマリッジリングは重ね着けを想定してセレクト
アーティスティックな佇まいが印象的なニーシングのエンゲージメントリング。手作業で彫られた模様が美しいハムのマリッジリングは重ね着けを想定してセレクト

マリッジリングは、高橋さんが以前から好きだったというhum(ハム)のステッチリングをセレクト。「職人の手作業でつくられた繊細なハムのジュエリーを結婚指輪にできたら……と密かに憧れていて。高価なので少し迷いましたが、『気分が上がるものを選ぶべき』という彼の言葉に甘えて決めました。今でも思わず、手をひらひらさせてダイヤモンドの輝きを眺めるほどお気に入りです」。

トラッドでモードな雰囲気のセットアップが気分という高橋さん。
セットアップ/リアボバーグ トップス/ジョンスメドレー ネックレス/ララガン シューズ/フラテッリジャコメッティ

この冬は、トラッドでモードな雰囲気のセットアップが気分という高橋さん。「今日着ているのは今季がセカンドシーズンとなるlea boberg(リアボバーグ)のベストとパンツのセットアップ。かっちりとした見た目とは異なる、ふんわりと軽いウールのシアサッカー生地は着心地がとても良く、快適に過ごせます」。フラテッリジャコメッティ別注モデルの鮮やかな赤が効いたローファーが、スタイリングのアクセントに。

02/手持ちのジュエリーに品よく馴染むシンプルなリング

仕事柄、自分の好きなアクセサリーをたくさん所持しているという濱中さん。
ダウンジャケット/ピルグリム サーフ+サプライ(メンズライン) ブラウス/ウーア スカート/ヴィンテージ ブーツ/ブレンタ 黒バッグ/ボッテガ・ヴェネタ アニマル柄トートバッグ/ウーア

Uhrディレクター 濱中 鮎子さん(@ayukohamanaka

仕事柄、自分の好きなアクセサリーをたくさん所持しているという濱中さん。だからこそ、マリッジリングはシンプルなデザインをセレクト。「自由な手元でいたかったので、最初はエンゲージメントリングもマリッジリングもいらないと言っていました(笑)。とはいえ『記念に日常使いしやすいものを買おう』となり、着の身着のまま銀座へ。ティファニーで絶妙にシンプルなデザインのリングに出合いました」。

ティファニーのプラチナリングは左から3番目。シルバー、ゴールド、ブラス、石ものなど、いろいろな異素材や色をミックスしてレイヤード。
ティファニーのプラチナリングは左から3番目。シルバー、ゴールド、ブラス、石ものなど、いろいろな異素材や色をミックスしてレイヤード。左から:Cinq Workshop、サトミカワキタジュエリー(YG3点)、ティファニー(上左)、ヴィンテージ(上右)、マリハ、エルメス

ティファニーの一粒ダイヤのリングは、手持ちのジュエリーに合わせても、違和感がないところが気に入っているそう。

濱中さん:「プラチナや石が付いているとコンサバなイメージになりますが、この指輪はいろいろなジュエリーと合わせても品よく馴染んでくれるので、普段使いに最適! いろいろなリングと一緒に写真を撮ると、どれがマリッジリング?となる感じが好きです」。

ブラウスはオールシーズン使えるリネン素材。「ヴィンテージのブラウスのような質感と、たっぷりとしたラッフル使いが、スタイリングのポイントになるのでよく着ています」。
ブラウスはオールシーズン使えるリネン素材。「ヴィンテージのブラウスのような質感と、たっぷりとしたラッフル使いが、スタイリングのポイントになるのでよく着ています」。ネックレス/アデル ビジュー

カジュアルでいて、フェミニンな要素が光るスタイルが印象的な濱中さん。「冬はアウターを脱いだときに手抜き感が出がち。ダウンは大きめのサイズを選んで、意識してフェミニンなスカートやドレスと合わせています。素材感やテイストをうまくミックスして、全身でおしゃれを楽しみたいです!」

03/気分で色を変えられるミックススタイリング

マリッジリングはゴールドとシルバーホワイトをミックスしたオーダーメイドに。
左手:(人差し指上から)リング/ドゥ ラルム・ともにエネイ、(薬指)マリッジリング/アトリエ エル 右手:(人差し指)リング/アリータ、(薬指上から)リング/マザーハウス・アルティーダ ウード

SPUR.JPエディター 佐藤亜都

普段は、ゴールドのアクセサリーをメインに、ネイルとのコーディネートを楽しんでいるという、シュプールTVでも活躍中の佐藤。マリッジリングはゴールドとシルバーホワイトをミックスしたオーダーメイドに。

佐藤:「ふたりともこだわりが強くオンリーワンに弱くて(笑)、リングは自然とオーダーする方向に。知人に紹介してもらった神戸のジュエラーAtelier el(アトリエ エル)のアトリエに足を運んで相談しました。裏側にシルバーを入れたことでミックススタイルを楽しめるように」。

 

甘いディテールが光るモノトーンスタイル。
甘いディテールが光るモノトーンスタイル。ニット/アクネ ストゥディオズ ショートパンツ/セシリー バンセン ブーツ/トッズ

ファッションは、リボンやレースなどを取り入れた甘いスタイルが好み。「今季はショートパンツに無骨なブーツという、やんちゃな組み合わせにハマっています。ブーツは最近購入したお気に入りのトッズのもの。ただ辛口になりすぎると自分らしさがなくなってしまうので、花柄のレースタイツでひとさじの甘さをプラスしています」。

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