自分らしさを表現できることにこだわってウェディングリングを選んだおしゃれ賢者3名を、春の装いとともにセルフスナップで紹介。石やデザインの選び方、普段のファッションにもセンスよくなじむ重ね着けのヒントまでをぜひ参考にして! 前回の「ウェディングリングSNAP」連載はこちら>
01/どんなリングともなじむ、エルメスのミニマルリング
ADER.bijoux(アデル ビジュー)プレス 砂辺 綾子さん(@ader_official)
アクセサリーブランド、アデル ビジューのプレスとして活躍中の砂辺さん。結婚当時に砂辺さんが選んだのは、エルメスのシンプルなホワイトゴールドのリング。
砂辺さん:「エルメスのHマークが目立たないものにしたので、普段アクセサリーをつけないタイプの彼でも違和感なくつけられたみたい。他のリングと一緒に重ねて、太いリング風に見せたりもしています。気分でジュエリーを楽しむことが多いので、合わせやすいリングにして正解でした」。
毎年買い足しているという、自身がPRを務めるアデル ビジューのジュエリー。今回のスタイリングのアクセントとなっているのは、2023年春夏の新作であるアマゾナイトの大振りなリング(右手・中指)。透明感のあるブルーに、白い模様が特徴的なアマゾナイトは、パワーストーンとしても人気のある天然石だ。
「甘めなブラウスが着たい気分だったのですが、甘くなりすぎないようにアディダスのジャージではずしました。ワントーンのスタイルが好きなので、今年の春夏は白やベージュでまとめたクリーンなコーディネートをしたいですね」。
「イン ウナム(写真のプレート上から3番目)のリングは、エシカルをコンセプトにしたインド・ジャイプールで製作しているブランド。ローグレードの石も積極的に取り入れているから共感が持てるし、マットな質感の18金も今の気分です」。
02/ヴィンテージのような風合いのストーンが主役
会社員 天田みのりさん(@minori_amada)
天田さんのエンゲージメントリング(左手・人差し指)は学生時代、アメリカに長期留学をする前に「留学から帰ってきたら結婚しよう」と、彼がプレゼントしてくれたもの。
「一緒にジュエリーショップに行った時に私が素敵と言っていたデザインのリングで、私らしいからとオニキスの石を選んでくれていて。約3年留学へ行き、帰国後2021年に結婚しました」。
天田さん:「マリッジリングは気に入ったデザインに出合えず、買うのを諦めていました。でも今年1月にAdlin Hue(アドリン ヒュー)へふたりで出かけたときに『これだ!』と思えるデザインと出合い、運命を感じて2つのリングを購入したんです」。
アドリン ヒューは“地球上に既に存在する貴重な資源を最大限活用する”というミッションを貫き、サステイナブルなブランドとして知られる。
「2つの指輪は同じアゲートの石から出来ているのですが、見た目が全く違うところが自分たちらしくてお気に入りです」。
ルメールのワンピースやバッグのフレッシュなイエローが目を引く天田さんの装い。「今回のコーディネートは、春らしい色を使って気分が明るくなるように意識しました。きれいめのジャケットとワンピースなので、スニーカーでカジュアルダウンさせています」。
03/年齢を重ねても似合う歴史あるデザイン
ネイリスト 小西優香さん(@u__cachang_barmano)
色鮮やかなネイルとともにジュエリースタイルを楽しんでいる小西さん。4年ほど前に結婚した際マリッジリングに選んだのは、カルティエのトリニティ。
「ずっと一緒に時間を過ごしていくつもりで決めました。年齢を重ねた手にも合いそうだな、とイメージが出来たのが決め手に」。
ネイリストという職業柄、常に筆を持ち細かい作業が多いという小西さん。
「“仕事の邪魔にならない指”が3本あって。そこに大振りなリングを着けたり、特徴的なデザインのリングをアクセントで持ってきたりするのが最近のこだわりです!」。シルバーとイエローゴールドとのミックス感が不思議とマッチするのも、トリニティが手元のアクセントになっているからのよう。
普段はスウェットやデニムなど、カジュアルな服装が好みだという小西さん。今回はエムエーエスユーの花柄のレーザーカットが全面に施されたレザージャケットを主役に、リーバイスのデニムを合わせたヴィンテージライクなスタイルを完成させた。