自分のスタイルにフィットするウェディングリングを選んだモードラバー3名を紹介。今の気分を反映した初夏のスタイリングとともに、手元のジュエリースタイルをキャッチ。それぞれの思い入れや素敵なストーリーも合わせてチェックして。 前回の「ウェディングリングSNAP」連載はこちら>
01/色とボリュームで遊ぶ大人のミックススタイル
トップス/ドリス ヴァン ノッテン ベスト・パンツ/ジェーンスミス シューズ/マノロ・ブラニク
wholeオーナー・フローリスト 綱川禎子さん( @tsuuuuuna ) 人気のフラワーショップ「whole(ホール)」を主宰するフローリストの綱川さん。美容室AWRY BY THE MANNERのオーナーであるパートナーと2014年に結婚し、2019年にふたりの目標であった花屋と美容室が一緒になったお店をオープン。フラワーデザインのセンスはもちろん、セレクトショップでの販売経験がある綱川さんのフェミニンで、どこか個性が光るファッションも注目を集めている。 そんな綱川さんが今回披露してくれたのは、花柄のトップスにオフホワイトのニットをレイヤードした春らしいパンツスタイル。 綱川さん:「フローリストという職業柄、いつも花柄に惹かれて。この春夏は、花柄をスポーツテイストのエッセンスを入れて着こなしたいですね。今回のトップスもジャージー素材です」。
左手:(人差し指)リング/ノーブランド、NYで購入 (薬指)リング/マルコム・ベッツ (小指)リング/ゴーエン 右手:(薬指)リング/ノーブランド、タイで購入
綱川さんのウェディングリングは、結婚当時に職場の先輩からおすすめされたという英国発のジュエリーブランド「マルコム・べッツ」。 綱川さん:「シンプルなリングが好きで、王道すぎず、人とかぶらないものを探していて。プラチナのマットな質感も気に入って、ふたりで同じデザインのリングを購入しました」。 マリッジリングの外側はプラチナで、内側はゴールド。手仕事の温かさが伝わるようなクラフト感のあるリングは、日常で花をデザインする綱川さんの手によく似合う。 「今まで意識していなかったですが、マリッジリングは他のリングと重ねないのがマイルールなのかもしれません」。華奢なリングとボリュームリングが両手に馴染むのも、手元の絶妙なバランスを考えてレイヤードしているからのよう。
02/エフォートレスなリングで紡ぐ家族の思い出
ミニマルなスタイリングに、デザインがある小物などをアクセントにするのが楠原さんの基本スタイル。トップス/フミカウチダ バッグ/ザロウ パンツ/ネヘラ サンダル/ジル サンダー
BIOTOPプレス 楠原愛さん(@aikusuhara )
セレクトショップ「BIOTOP(ビオトープ)」のプレスとして活躍する楠原さん。彼女が選んだマリッジリングは、カルティエのシグネチャーであり、タイムレスなデザインが光るプラチナの「1895ウェディングリング」。
楠原さん:「永く身に着けることをイメージして、クラシックなカルティエを選びました。手元の雰囲気は気分で変えたいので、日々身に着けるマリッジリングはどんなリングにも馴染むシンプルなデザインに。エンゲージメントリングは特別なときにだけ着けますが、やはりシンプルなティファニーのものを選んでいます」。
お子さんの誕生時に選んだカルティエのリング(左)の裏側にはバースデーと名前を刻印して、“お守りリング”に。左から:リング/カルティエ エンゲージメントリング/ティファニー マリッジリング/カルティエ
昔から何かの記念として、自分自身のジュエリーを購入していたという楠原さん。出産のタイミングでは、マリッジリングと同じカルティエの「1895シリーズ」からイエローゴールドのリング(写真左)を購入した。 「娘と一緒に年月を過ごしていける、とても思い入れのあるリング。今後もリングに家族や自分の思い出を重ねていきながら、いずれ娘に受け継げるようなジュエリーを増やしていきたいなと思っています」。
左手:(薬指)リング/ともにカルティエ (人差し指)リング/エルメス 右手:(中指)リング/ララガン (小指)リング/ともにホワイトバード
手元のジュエリースタイルのポイントは、「ララガン」のラビットリング(右手中指)。小指には、「ホワイトバード」の華奢なリングを2本重ねてアクセントにした。 「シンプルなスタイリングが多いので、普段のアクセサリーも基本的に片手2本までにしています。エルメスのシルバーリングは数年前に紛失したのですが、最近ポロッと出てきて(笑)。新鮮で、最近のコーディネートに再び加わっています!」
03/モードなシルバーで飾るエッジィな手元
シャツ/セリーヌ パンツ・シューズ/アキコアオキ バッグ/シーエフシーエル
TOHNEオーナー・ネイリスト 宮田周子さん(@shu99 ) モダンなデザイン提案で人気のネイルサロン「TOHNE(トーネ)」のオーナー・ネイリストの宮田さんが選んだマリッジリングは、カルティエのプラチナリング。日常でシルバーリングをたくさん着ける宮田さんの手元にも馴染む一本をセレクトした。リングの裏側にはひっそりと、ふたりの結婚記念日の数字が刻まれている。
左手:(人差し指・小指)リング/ミク フカミツ (薬指)リング/カルティエ 右手:(中指)リング/アダチユカリ. (薬指)リング/ヴィンテージ ブレスレット/マユ
宮田さん:「結婚の際は、2年後に結婚をしようと話をしてから同棲をスタートしたのですが、『そろそろだけどいつにする?』と彼から言われて(笑)、わりとあっさり決まりました。そんな自然体な感じも私たちらしいかなと思っています」。
シルバーが好きな宮田さんは、普段からシルバーでアクセサリーを統一。ウェディングリングは手持ちのリングに馴染ませて、いい意味で存在感がないようにコーディネートを。ネイルはシアーのチャコールに白いポイントをオン。
無類のシャツ好きという宮田さん。ワードローブから選んだセリーヌのシャツに似合うエッジのあるリングで、モードな存在感をプラスした。
「マリッジリングにカルティエのシンプルなリングを選んだ理由は、結婚10年、銀婚式などの節目に、リングを増やして重ねていこうと思っていたから。石付きのリングは今のテンションではまだ着けこなせないけど、歳を重ねた頃には 似合ったりしていくのかなと、今から楽しみです」。