01/仕事にパワーを与えてくれる、目にも美しいタイムレスなリング
クリエイティブディレクター 飯島智子さん(@miss_tomoko)
ドレスサロン「THE TREAT DRESSING(ザ・トリート・ドレッシング)」のクリエイティブディレクターを経て、今年7月よりフリーランスで国内外のオーダーメイドウェディングやイベントの空間コーディネートなど多岐にわたる分野で活躍中の飯島智子さん。
ドレスのバイイングなどその審美眼に定評のある飯島さんが選んだのは、タイムレスな魅力を放ち、今なお世界中の花嫁が憧れる「ティファニー」のリング。エンゲージメントリングは、ダイヤモンドが美しく輝き、アイコニックな“ティファニーセッティング®”のソリテールリング。マリッジリングも同じくティファニーから、毎日身に着けやすく重ね着けにも最適な、華やかなダイヤモンドのフルエタニティをセレクトした。
飯島さん:「人生のパートナーを選ぶように、一緒に人生を歩む指輪を選びたいと、物心ついた時から思い描いてきました。そのくらい思い入れが強かったので、指輪は自分で選んで彼からプレゼントしてもらうスタイルに(笑)」。
飯島さんが結婚したのは、今から約5年前の27歳のとき。ちょうどクリエイティブディレクターとして仕事のキャリアを一歩踏み出したタイミングだった。
「大きなプレゼンテーションがあるときや、一人で海外へ足を運ぶとき、彼と会えないとき……振り返ると、本当に指輪からパワーをもらう毎日で、いつも手元を見て勇気をもらっていました」。
当時は指輪を着けるとまだ背伸びをしている感覚があったという飯島さん。結婚から5年の月日が流れた今は、指輪の重ね着けにもバリエーションが生まれ、よりコーディネートを自由に楽しめるようになった。
「シルバーやゴールドのファッションリングや、以前ならちょっと大げさかなと思うような大ぶりのブレスレットとのコーディネートも、歳を重ねるごとにしっくりくるように。憧れの白髪のおばあちゃんがゴロゴロと指輪をつけている理由がわかります」。
コレクションの中でもお気に入りはバイヤー時代に訪れたNYで自分へのご褒美として買い集めていたというティファニーのハードウェアリング。
「リングの他に、ハードウェアシリーズのピアス・ブレスレット・ネックレスなどを購入。今でも大切に身に着けています」。
今回飯島さんが披露してくれたのは、モスグリーンのファーベストをアクセントにしたシックなスタイルに、ゴールドのアイテムを効かせた、秋のムードを感じる着こなし。
「華奢なパヴェリングと、ウェディングリングのダイヤモンドを組み合わせるのが最近のお気に入り。ティファニーの大ぶりのダイヤモンドがコンサバティブに見えないよう、バランス感を大切にしています」。
思い出深いティファニーのリングをメインにレイヤードした遊び心のある手元は、ミニマルなコーディネートをより洗練された大人のムードに。
02/銀線細工のジュエリーをアクセントにモダニズムを表現
TOUROU デザイナー・フリーランスPR 小川晴香さん(@haruka___0)
フリーランスPRの傍ら、地元である秋田の伝統工芸の銀線細工を守るジュエリーブランド「TOUROU(トーロウ)」を立ち上げ、デザイナーとして活躍中の小川晴香さん。手元を見せてもらうと、天体や自然の美しさを表現したトーロウのジュエリーとともに、薬指にはミニマルなデザインが美しいティファニーのリングが。
小川さんが結婚したのは20代半ば。「指輪は王道で」とパートナーが選び、誕生日プレゼントしてくれたのがティファニーのエンゲージリング。その後ふたりで選んだマリッジリングも、ティファニーのコンビカラーからセレクトした。
小川さん:「いつも着けていたかったので、他のアクセサリーとの合わせやすさが選んだポイントに。ゴールドとプラチナシルバーの2色入っているので、シルバージュエリーもゴールド系ジュエリーにも馴染むから、とても気に入っています」。
普段はカラフルで大きめの石が好みという小川さんの今回の手元はシルバーとゴールドで統一したシンプルなコーディネート。
「夏で少し日焼けした手に、秋の落ち着いた雰囲気を出したくて。ウェディングリングと重ね着けしているダイヤのエタニティリングは、ケンジントンダイヤモンズのもの。V字の形がファッションリングにも合わせやすく普段からよく着けています。トーロウの銀線細工の繊細なリングは、存在感があるところがお気に入り」。
コーディネートは、まだ暑い日も多い初秋にも着やすく、ここ数年お気に入りだというジャケットスタイル。
「カチッとしすぎないように抜け感のあるアイテムや個性のあるアイテムを合わせることが多いです。今回は見せるブラとシースルーのパンツで抜け感を出しました」。
03/モードな手元を叶えるエッジの効いたゴールドジュエリー
ネイルサロンDISCOオーナー金子渚さん(@nagisakaneko)
渋谷のネイルサロン「DISCO(ディスコ)」のオーナーを務め、そのエッジィな感性でファッショニスタから多くの支持を集めている金子渚さん。夫の金子恭浩さんは2012年に立ち上げたDISCOのオリジナルジュエリーブランド「MAIDEN(メイデン)」の彫金師。マリッジリングは結婚から7年後に「これからもよろしく」という意味をこめて、旅先のベルリンで恭浩さんから贈られたという、素敵なストーリーが!
金子さん:「彼は何年かごとの記念日に、リングを作って贈ってくれるんです。私に似合うようにと制作してくれたマリッジリングは波打つデザインで、シンプルで飽きのこないところがお気に入り。仕事上、たくさんアクセサリーを着けるので、どんなリングにもなじむところもポイントです」。
⾦⼦さんが⾒せてくれたのは、オールブラックに⽬を引くエーエメリーのトングサンダルを合わせたヘルシームードが漂うスタイル。タンクトップにベージュを選び抜け感を出しつつ存在感のある表情豊かなゴールドのリングで手元を飾ることで、奥行きのあるスタイルに昇華させた。
「夏の終わりは秋を感じるブラックに、カジュアルなスタイルが気分。シンプルだけどインパクトのあるスタイリングが好みですね」。
手元は、「珍しく最近はピンクが気になる」と、肌なじみのよいピンクネイルでニュートラルなムードに仕上げた。