おしゃれな人が選ぶウェディングリングとデイリーの着けこなしを紹介する人気連載企画vol.20。今回は爽やかな春スタイルをキャッチ! クリエイティブ・ディレクター市川渚さんやDES PRÉSショップスタッフの茂木彩加さんなど、旬のジュエリーアレンジ術を見逃さないで! 前回の「ウェディングリングSNAP」連載はこちら 01/究極のシンプリシティで魅せるグラフのソリテール ジャケット、スカート、シューズ/すべてデ・プレ キャミソール/エディション ネックレス/ジャミレイ バッグ/ミウール DES PRÉS ショップスタッフ 茂木彩加さん(@j_pqv) デ・プレ丸の内店のショップスタッフとして、モダンな女性像を体現する茂木さん。春の装いに選んだのは、存在感のあるボリュームスカート。黒を基調としたミニマルなスタイリングを披露してくれた。 2024年にマーケティング業界で活躍するパートナーと結婚した茂木さん。プロポーズには素敵なストーリーが。彼から「友人がホテル内でレストランをオープンすることになったから」とお祝いも兼ねて旅計画の提案があったそう。実はそれは彼が考えた設定で、サプライズのプロポーズを計画してくれたのだとか。 「彼が数ヶ月前にこっそり職場に訪れ、『この日に休みを取らせてください』とお願いするだけでなく『リングのサイズを測ってもらえませんか?』という頼みまでしていたと聞いて、もうびっくり(笑)。何より自分の大切な仲間たちが関わってくれたプロポーズは、心に残る特別な思い出になりました」。 左手 :(親指・中指)リング/ルボンボン (薬指・上)エンゲージメントリング/グラフ (薬指・下)マリッジリング/シャネル (小指)リング/ナタリー・シュレッケンベルク 右手:(薬指・下)リング/シャネル (薬指・中)ブランド不明 (薬指・上)ハジャルアスワド サプライズで用意してくれたというのは、大粒かつ極上の稀少なダイヤモンドで知られるイギリス発「グラフ」のダイヤモンドリング。 「ダイヤモンドの力強く、存在感があるところがお気に入り。石の輝きと高級感に驚きました。彼がショップを回る中で唯一、『おめでとうございます』と祝福してくださったことも決め手になったと聞き、接客する人の温かさやお店のムードの大切さを身をもって感じました」。 プロポーズの翌日に訪れたのは、ふたりが初めて出会ったカフェにほど近いシャネルのショップ。普段からシルバーとゴールドをミックスで着けるという茂木さん。選んだのは、キルティングモチーフをジュエリーで表現したシャネルの「ココ クラッシュ」から、肌なじみのよいピンクゴールド。また、右手に着けたラージサイズの同リングは、結婚と誕生日を祝して両親から贈られたもの。さりげなく内側に家族の名前を刻印し、日々のお守りとして身に着けているそう。 上段:左から(上)リング/シャネル (中)リング/ナタリー・シュレッケンベルク (下)リング/ブランド不明 下段:左から(下)マリッジリング/シャネル (上)エンゲージメントリング/グラフ グラフとシャネルのウェディングリングはデイリーに着けることで、「いい意味で特別感をなくしたい」と語る茂木さん。 「私は手をぶつけがちなのですがそんな時も傷がつきにくく、堂々とした佇まいが本当に格好よくて。眠る時や、ふとした瞬間にキラッとダイヤモンドが光ると、石に守られているという感覚になります」。 存在感がある薬指には、あえて同じボリュームのあるリングを着けることで指のバランスを調整。今回は右手に繊細なゴールド、シルバーのリングをレイヤードして、シックなカラートーンでまとめるテクニックを見せてくれた。 02/ハリネズミがキュート! 独創的なアニマルリングが相棒 左手: (人差し指)スマートリング/オウラ (薬指)エリソン リング/ブシュロン (小指)ゴールドリング/シハラ 右手:(中指・上)ゴールドパヴェのリング/ブランド不明 (中指・下)キャトル リング/ ブシュロン クリエイティブ・ディレクター 市川渚さん(@nagiko) SPURのウェブ連載「デジタル・スタイリッシュライフ」など、ファッションとテクノロジーに精通したクリエイティブ・コンサルタント、写真家としても国内外で活躍中の市川渚さん。プライベートでは、エンジニアのパートナーと同棲を経て2016年に結婚。王道からすこし外れたエッジが効いたものが好みという市川さんが選んだ結婚指輪は、「ブシュロン」のアニマルコレクションのひとつ、「エリソン リング」。 「20代の頃によくお仕事をさせてもらっていたスタイリスト、仙波レナさんが当時愛用されていたのが、ハリネズミモチーフのエリソン リング。ユニークで可愛いとずっと印象に残っていて、結婚が決まったときにブシュロンがいいなと思ってショップへ出かけたんです。結婚指輪といえばとキャトルを購入するつもりだったのですが、彼が『本当にこれでいいの? 欲しいものにしたら』と一言。そこでエリソン リングを見せてもらい、すっかり心を奪われて即決でした。私の心を見抜いた彼はさすがだなと思いました(笑)」。 左から:ゴールドのパヴェリング/ブランド不明 「キャトル クル ド パリ」リング /ブシュロン マリッジリング/ブシュロン 以後エリソン リングは毎日のスタメンに。「意外と手になじんで、ハリネズミの顔の表情も愛おしいんです」と市川さん。日々のジュエリーコーディネートはここ数年変わらず、右手を飾るのは、母から受け継いだアイテムたち。 「母が亡くなった後、ジュエリーは私が受け継ぐことになって。そこで初めて母のコレクションを見たのですが、結婚指輪として最初に検討していたブシュロンのキャトル リングが入っていて驚きました。彼が選んだデザインと全く一緒だから、結果的に夫婦のお揃いに。不思議な偶然ですね」。 トップス/ネイクス パンツ/ロエベ デニムジャケット/アキラナカ バッグ/オブジェクツアイオー ブレスレット/チーゴ 時計/アップル シューズ/メゾン マルジェラ この日は今春の気分というイエローのニットブラトップに、デニムジャケットを合わせた爽やかなファッションで登場。エモーショナルな花柄のパンツは自身が大好きなブランド、ロエベのもの。表情豊かなジュエリーで遊び心を加えた、大人のアーティスティックなスタイルを披露してくれた。 03/ノスタルジックなムードをまとうクラフトジュエリー リング/モト ピルグリム サーフ+サプライ ウィメンズディレクター 森田麻衣子さん(@maikomorita) ブルックリン発のセレクトショップを日本にローカライズした「ピルグリム サーフ+サプライ」のディレクターとして、活躍中の森田さん。2011年の結婚後には大好きな海を求めて鎌倉に移住し、自然の中に身を置いたライフスタイルを満喫している。そんな森田さんの手もとには、日焼けした肌にも馴染む「LEATHER & SILVER MOTO」のゴールドリングが。50年の歴史を持つ東京発レザー&シルバーブランドで、ハンドメイドで作られた温かみのあるジュエリーをオーダーメイドした。 「パートナーとは大学時代からのつき合いで、お互い30歳のタイミングで結婚。どんな指輪がいいかと考え始めた頃に、友人が購入をしたことで知ったのがMOTOでした。クラフト感もありつつ、しっかりオリジナリティもあるところが魅力的で、自分たちのイメージにも合うものを求めて相談に行きました」。 左手:(薬指・中)マリッジリング/モト (薬指・上下)/サトミカワキタ 右手:(中指・小指)リング/すべてサトミカワキタ ブレスレット/キカ ニューヨーク 時計/スウォッチ 相談の際にデザインから提案してくれたというのは、柔らかい24金のゴールドを叩いて詰めたというクラフトタッチのリング。 「表情があって、シンプルだけど存在感があるリング。ご提案いただいてすぐに『これだ!』と決まりました。肌身離さず着けているせいか、今ではふとした瞬間にリングを触って考え事をしたりと、なくてはならないお守りのような存在。普段はウェディングリングだけ着けるか、今日のように華奢なリングをレイヤードしています」。 タンクトップ/オニット カットソー/ナインティパーセント パンツ/ピルグリム サーフ+サプライ シューズ/エムビーティー 素材感を活かした、シンプルでカジュアルなスタイルが好みという森田さん。洗練されたモノトーンのスタイリングに、機能的なダットシューズを合わせて、春らしい軽快さと抜け感のバランスを見せてくれた。 「今日のポイントはMBTのカラフルなサンダル。普段から足もとやバッグなどを着こなしのアクセントにしています。フィット感のあるトップスをレイヤードするスタイリングが気になっているので、この春に挑戦していきたいです」。 Wedding Ring SNAP(ウェディングリングスナップ)連載一覧ページ ウェディングトピックス 春本番の装いを引き立てるジュエリースタイル【おしゃれな人の結婚指輪】【ウェディングリングSNAP vol.14】 - ウェディングトピックス | SPUR 【グラフ】【ブシュロン】など、おしゃれな人が選ぶ春の最旬ジュエリースタイル【ウェディングリングSNAP vol.20】 おしゃれな人が選ぶ【ティファニー】のウェディングリング! 普段使いの手もとスナップ大特集 カルティエ、ロレックスの【腕時計】を愛の証に。【エンゲージメントウォッチ】派をスナップ 料理家・長谷川あかりさんや人気スタイリストなど、おしゃれな人の初春ジュエリースタイル【ウェディングリングSNAP vol.19】 【カルティエ】【ソフィー ビル ブラーエ】など、おしゃれな人の初冬ジュエリースタイルを拝見!【ウェディングリングSNAP vol.18】 個性が光る、秋のジュエリースタイルを拝見【おしゃれな人の結婚指輪】【ウェディングリングSNAP vol.17】