wedding anniversary:1966.4.9
「彼は、しっかりと根を張る力と安定をくれたわ。そのおかげで、ぐるぐるとめまぐるしい刺激的な世界に囲まれていても、地に足をつけていられたの」。
“He gave me a rootedness and stability that kept me grounded, while the world around me seemed to swirl dizzyingly, excitingly.”
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イタリアを代表する大女優ソフィア・ローレンと、彼女を見出した映画プロデューサーでカルロ・ポンティは、『ふたりの女』(1960)『ひまわり』(1970)など全36作品で仕事をともにした名カップル。ソフィアは、妻帯者だったカルロと紆余曲折を経て結ばれ、彼が94才でなくなるまで連れ添った。目まぐるしい世界で生きる女優の心に、揺るぎない安定をもたらした22才年上の夫は、彼女にとって父親のような存在だったという。