02 SOSHO KOBORI
五感で味わう日本文化の魅力を“もの”を通して伝える試み
遠州茶道宗家の家元の娘として生まれ、自身も茶道家の道を歩む小堀宗翔さんは、若い女性ならではの感性を生かし、茶道を広めるためにさまざまな試みを行なっている。現在は3月中旬開催のイベント「MITATE ~SOSHO's favorite~」に向け、目下作家とともに新たな茶道具、携帯茶器セットなどを製作中だという。「これまで講演や講師など、 “こと”としての茶道を広めてきましたが、今回初めて“もの”としての茶道を伝えます。茶道は、五感すべてで味わうことのできる文化。お道具や掛物、お庭を目で楽しみ、お茶や畳、お香の香り、お茶やお菓子の味、器の感触、湯の沸く音やお茶をたてる“静けさ”という音を感じる。この魅力を、ものを通していかに伝えるか。新たな挑戦ですね」

(左)海外のプロラクロス選手に向けたお茶会「サムライ茶道」
(右)「MITATE ~SOSHO's favorite~」に向けてオリジナルで開発した携帯の茶道セット
心が整っていれば着物も端まで美しく着ることができ、また着物が決まれば所作も自然と美しくなる、と小堀さん。「外見と心はよい相乗効果を生みますから、美しさを意識することはとても大切。特にヘアは私にとって、気分を切り替える重要なスイッチです」。お点前のときは結い上げ、準備や講師を務めるときは前髪をスプレーで固めて束ね、仕事が終わると真っ先に髪をほどくという。ラクロスの選手でもある小堀さんは、練習のときはキュッと高い位置でポニーテールに、練習が終わるとゆるく束ねる。この切り替えが心もリフレッシュさせてくれるという。「ただしそのたびに髪を洗ってセットのし直しが必要。細くて絡まりやすい髪なので、ヘアケアは重要です」
写真のドライヤー)
風温を一定に保つインテリジェント・ヒートコントロール機能が髪を過度の熱から守ってくれる
>小堀さんのチャレンジを支える、美しくパワフルなドライヤーとは
【PROFILE】

小堀宗翔/SOSHO KOBORI
遠州流茶道。ラクロス元日本代表。440年の伝統を受け継ぐ遠州茶道宗家13世 小堀宗実家元の次女として生まれる。学習院大学時代からラクロスを始め、2013年ワールドカップに出場する。大学卒業後は家元の内弟子として修業に入り、講師や講演活動のほか、アスリート茶会などの新たな試みも行う。3月15~28日まで、銀座三越7階ジャパンエディションにて「MITATE ~SOSHO's favorite~」を開催。

問い合わせ先:話そうダイソンお客様相談室
電話:0120-295-731
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