先日40歳の誕生日を迎えたばかりの女優ダイアン・クルーガー。母国語であるドイツ語を初め、フランス語、英語を流暢に操り、『トロイ』(2004) 、『イングロリアス・バスターズ』(2009)などの作品で知られる彼女は、ハリウッドでは珍しく自前のメイクでレッドカーペットに臨むことで知られている。もともとファッションモデル出身で「多くの偉大なメイクアップアーティストに囲まれていて、彼らから多くを学んだ」からこそ、なせる技。©gettyimages
アイラインもマスカラもソフトなダークブラウンを選び、「ドレスの良さを消すような」派手なコントアリング(ハイライトやシェーディングでメリハリを引き立てる技)やファンデーションの厚塗りは好まないダイアン。素材を活かしたナチュラルメイクを愛する彼女が、どんな日も欠かさないのが眉メイク!晴れ舞台にも、自慢の眉とマットな赤リップを主役にしたメイクで登場。
photo by instagram @dianekruger
BBクリームしか塗らないようなほぼスッピンの日も、眉だけはきちんと。濃いめの眉をシャネルのアッシュカラーのアイブロウペンシルで強調すると「私らしい個性が引き立つし、フレーム効果で引き締まる。眉さえしっかり描けば、他のメイクはそれほど必要ないの」と語っている。
©amanaimages
instagramにたびたびスッピン写真を投稿している彼女の素眉がこちら。「グラマラスでいることを求められ完璧なメイクを求められる」ハリウッドと異なり、「ヨーロッパの作品ではリアルであることを求められ、ニキビひとつ隠すにも、頑張って交渉しなければならない」というダイアン。いつでもカメラの前に立てるスッピンを保つべく、素眉もふっさりと毛流れよくキープ。
photo by instagram @dianekruger
例年になく眉メイクに注目が集まり、眉関連の新製品も続々登場している2016年下半期。ノーブルな美貌で知られる国際派女優に習って、「顔が引き締まって、他のメイクが薄くて済む」眉コンシャスなメイクを意識してみては?
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