賞レースで快進撃を続ける『ラ・ラ・ランド』の主演女優、エマ・ストーン。色鮮やかな作品のイメージそのままに、レッドカーペットではキレイ色を使ったメイクを披露。アカデミー賞を明日に控えた今、改めて大本命ヒロインのメイクレシピを振り返ってみよう。
2月22日にLAで開催された、ヴァニティフェア誌とバーニーズ ニューヨーク主宰の晩餐会に出席したエマ。御用達アーティストのレイチェル・グッドウィンが「ラ・ラ・ライラック アイズ」と名付けたルックの主役は、NARSのパステルパープルのアイシャドウ。そして、花びらのように可憐なライトピンクのリップは、同じくNARSのリップスティック 1029(Roman Holiday)。ジャンバティスタ・ヴァリのフローラル柄ドレスにふさわしい、ロマンティックなメイクがお似合い。フローラル柄のドレスに似合う「ラ・ラ・ライラック アイズ」メイク。Photo by instagram @rachel_goodwin
2月12日にロンドンで開催された、英国アカデミー賞(BAFTA)では、主演女優賞を獲得。シャネルのオートクチュールドレスとティファニーのダイヤのピアスで、ひときわ煌びやかなオーラを放っていたエマ。NARS ソフトマット コンプリートコンシーラーでパーフェクトに整えた肌に、同 アイライナースタイロでくっきりと引いた「ラ・ラ・ライナー」と、同 オーディシャスリップスティック 9488(Dominique)の「ラ・ラ・ラベンダーリップ」がアクセント。シャネルのキラキラドレスに、「ラ・ラ・ライナー」と「ラ・ラ・ラベンダーリップ」を合わせて。©GettyImages
2月3日には、サンタバーバラ国際映画祭に登場。この日は、ステラ マッカートニーのスリップドレスに合わせ、NARSのネイビーのアイライナーで囲み目(下まぶたの目頭側を開けるのがポイント)にして、クールなイメージに。ソフトマットな質感のピーチカラーリップは、NARS ベルベットリップグライドの2712(Playpen)。
ネイビーのアイライナーとソフトマットなリップで、クールな印象。©GettyImages
『ラ・ラ・ランド』が7冠を達成した、1月8日のゴールデングローブ賞。スターモチーフのヴァレンティノのドレスに、ティファニーのダイヤのネックレスをコーディネートしたエマは、ミュージカル・コメディ部門の主演女優賞を獲得。「私はヴァレンティノを身にまとったエマの優美さに圧倒され、中世の美しさのようなロマンティックでマジカルなルックに仕上げたかった」というメイク担当のレイチェルは、ほんのりピンク色に偏光するハイライトカラーNARS デュアルインテンシティーアイシャドー 1925(Andromeda)と、デリケートなローズウッドカラーのNARS リップスティック 9400 (Rosecliff)で、ドリーミーな表情を引き立てた。ゴールデングローブ賞ではロマンティックなピンクメイクで登場。©GettyImages
明日はいよいよアカデミー本番。『ラ・ラ・ランド』の世界そのままのキレイ色メイクで目を愉しませてくれるエマが、どんな装いで登場するかにご注目。春のカラーメイクの参考にしてみよう。