美肌をキープするためには、上質な睡眠が大切だということはよく知られている。しかし、どんなにたっぷりと睡眠時間をとっても、枕の選び方やメンテナンス次第では、余計にエイジングや肌荒れが進んでしまうという恐るべき真実をご存知だろうか?
横になって眠る間に、シワが深く刻まれる? Photo by instagram @nursejamiela
キム・カーダシアンや女優のジェシカ・アルバ、歌手のリタ・オラ御用達のサロン経営者で、ハリウッドどアブダビを拠点とするカリスマ看護師ナース・ジェミーによれば「頭はボウリング玉以上に重く、その重みが直接顔や首にかかることでシワやたるみの原因になる」という。また「一般的なコットン素材は肌に必要な皮脂を奪ってしまう」そう。ジェミーは、美にこだわる顧客のために自らの頭の重みを分散させて、肌の潤いを保つ枕「Beauty Bear™ Age Delay Pillow」を開発。セレブを中心に爆発的なヒットを記録している。
一方、「2年間使用した枕の重さの1/3ははがれ落ちた皮膚、虫の死骸、ダニとそのフンによる」というショッキングすぎるデータを発表したのは、枕用のポリウレタン素材を開発しているダウ・ケミカル・カンパニー。不潔な枕は、アレルギーや肌荒れの原因に。こまめに枕カバーを交換するだけではなく、半年に1回は丸洗いしたり干したりと清潔に保つ工夫をしたい。2年間手入れをしてない枕の重さの1/3は皮膚のカスや、ダニとそのフン。©The Dow Chemical Company
毎日の美肌を育む、眠りの時間。その質を高めるためにも、体にあった枕を清潔に保ちながら使いたい。そろそろ洗濯物の乾きが良くなる季節。天気のいい日を狙って、お気に入りの枕を洗ってみては?
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