映画『白雪姫と鏡の女王』(2012)やランコムのミューズとしてもおなじみの女優、リリー・コリンズがinstagramでスッピン写真を公開。意志的な眉で知られる彼女が提唱する、ありのままの自分をオープンにする「フィルターなしの」生き方とは?美しいスッピン写真を後悔した、女優のリリー・コリンズ。Photo by instagram @lilyjcollins
新作映画「To the Bone」(原題・2017)で拒食症に苦しむ女性を演じたリリー。1月23日に行われたサンダンス映画祭のトークセッションでは、「この役は私にとって重要な役でした。私も10代の頃に摂食障害に苦しんでいましたから」と告白。その後、instagramに「なんて重大な瞬間でしょう。自分の過去を受け入れて、オープンになり、自分の経験について恥じたり後悔することもありません。摂食障害の経験をシェアしましたし、この映画は私にとってとてもパーソナルで、人生で最も充実した出来事の一つです」と、投稿。タブーとなりがちな話題をオープンにすることで、同じような経験をした人のサポートをしたいと打ち明けた。ゴールデングローブ賞での美しいドレスアップ姿。©GettyImages
さらにこの3月7日には、『Living Life Unfiltered』(フィルター無しの人生を生きよう)と題した自伝を出版予定のリリー。初の著書でも、摂食障害に悩まされた過去について、オープンに取り上げるそう。3月に出版予定の自伝の書影。Photo by instagram @lilyjcollins
SNSには、自伝のタイトルと同じ #LivingLifeUnfiltered のタグとともに、フィルター加工なしの自撮りをたびたびアップ。素顔をさらすだけではなく、自らの過去の秘密を打ち明けることで、ありのままの自分と向き合うフィルター無しの生き方を訴えるリリー・コリンズ。画像加工し、履歴を盛るのが当たり前の現代社会に一石を投じている。
摂食障害に悩まされた10代の頃のリリー。Photo by instagram @lilyjcollins