オスカーのアフターパーティに出席した女優のリリー・コリンズ。エレガントでありながらエッジィと絶賛されたこの日のメイクは、「Negative Space Eyeliner」と呼ばれる目尻を塗りつぶさない跳ね上げアイラインがポイント。目尻を塗りつぶさないアイラインが話題になった、リリー・コリンズ。Photo by instagram @lilyjcollins
メイクを担当したフィオナ・スタイルズによれば、このアイラインを引くのにかかった所用時間は約15分。ペンシルアイライナーで下書きをしてから、リキッドアイライナーで清書。さらに先の尖ったメイクアップ用綿棒にウォータークレンジングを含ませたもので整え、コンシーラーを細ブラシにとったもので、ラインの先端を細くとがらせるように仕上げたそう。手間ひまかけた甲斐あって、往年の映画女優のようなクラシックさと、エッジの効いたモダンな魅力を兼ね備えたルックが完成! ちなみに、フィオナのオススメはリリーがミューズを務める、ランコムの「グランディオーズ ライナー」だそう。プロが15分かけて仕上げた、こだわりのアイライン。Photo by instagram @fionastiles
こちらは、主演映画『美女と野獣』のLAプレミアに出席した女優のエマ・ワトソン。今回のプレスツアーで、環境や人権に配慮したファッション&ビューティのPR活動に勤しんでいるエマ。地球への優しさを叶えるナチュラルなコスメを使いながら、特別な舞台にふさわしいモードなスパイスを効かせたヘアメイクに注目が集まった。その立役者は、やっぱり目尻を埋めない跳ね上げアイライン「Negative Space Eyeliner」!『美女と野獣』のプレミアでのエマ・ワトソン。©GettyImages
エマのメイクを手がけたカラ・ヨシモトによれば、モダンでグラフィカルなアイラインと明るいコーラルリップとのバランスをとるべく、チャームポイントのそばかすが透けるヘルシーな潤い感のある肌と毛並みを活かした眉で抜け感を出すのがコツだそう。
リリー・コリンズとエマ・ワトソンという、クラシックな美貌と現代的なセンスを兼ね備えた二人が取り入れた、目尻を埋めない跳ね上げアイライン「Negative Space Eyeliner」。この週末を利用して練習し、目尻に小さな冒険を取り入れてみては。