寝ても寝ても取れない疲れ。グウィネスも悩んだ慢性疲れの意外な正体

ちゃんと寝ているのに疲れが取れず、朝すっきりと起きられない。やる気が出ず、物忘れが激しい……。多くの現代人が思い当たるであろうそんな症状に悩まされたのは、ヘルスコンシャスな暮らしで知られる女優グウィネス・パルトローも同じ。グウィネスといえば、素材にこだわったストイックな食生活や睡眠をたっぷりとる美容法でおなじみ。健康にじゅうぶん過ぎるほど気を使っている彼女が、どうして慢性的な疲れに悩まされるはめになったのだろうか?

物忘れやクマ、慢性的な疲れに悩まされていたことを告白したグウィネス・パルトロー。©GettyImages

グウィネスが信頼を置くアレハンドロ・ユンガー医師は、グウィネスの慢性的な疲れの原因を「副腎の疲労」と分析。長時間たくさんのストレスにさらされることで、様々なホルモンを分泌する役割を担う副腎が正常に働かなくなったのが「寝ても寝てもとれない疲れ」の原因だと指摘した。この「副腎疲労」を認めるかどうかついては諸説あるものの、ユンガー医師によれば現代人の多くがこの「副腎疲労」の症状に当てはまるのだという。

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グウィネスと、彼女の疲れは副腎疲労が原因だと分析したユンガー医師。

これに目を付けたグウィネスは、ユンガー博士とコラボして早速自らのブランドgoopの新ラインから「副腎疲労」に着目したサプリメントを発表。このサプリメントには、高容量のビタミンBをはじめ、ビタミン、ミネラル、ストレスへの抵抗力を高めるアダプトゲンを豊富に含んだ植物エキスなどが配合されている。「WHY AM I SO EFFING TIRED?(私、なんでこんなに疲れ切っているのかしら?)」と名付けられた、グウィネスのサプリメント。Photo by instagram @goop

とはいえ、グウィネスプロデュースのものをはじめ、副腎疲労対策のサプリメントは日本ではまだおなじみではない。慢性的な疲れに悩んでいるなら、まずはグウィネス御用達医師の「副腎疲労をケアするための食生活」を意識してみよう。

「副腎疲労をケアするための食生活」

〈避けたほうがいいもの〉
・加工食品
・乳製品
・砂糖
・グルテン
・コーヒー
・アルコール

〈積極的に食べた方がいいもの〉
・たくさんの野菜や果物
・鶏肉、子羊、ターキー、ジビエなどの低脂肪タンパク質
・イワシ、アンチョビ、サーモン、タラ、マグロなどの魚
・枝豆以外の豆類
・キビ、キヌア、玄米などのグルテンフリー穀物

副腎疲労は食生活を見直すことでもケアできるそう。Photo by instagram @goop

寝ても寝ても取れない疲れをケアするための食生活は、なかなかにストイック。実践する自信がないときは、ユンガー博士が「副腎に鞭打つようなもの」というカフェインを控えることからはじめてみて。

グウィネスはこんなにも睡眠に気をつけていた!

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