意表をついたドレスアップとメイク術で、常に別格の存在感。多くのセレブが集まる晴れ舞台でも、ひときわ注目を集める歌姫リアーナ。その他の追随を許さないファッションセンスは、レッドカーペットやステージだけでなく、野外音楽フェスでも発揮される。
コーチェラ・フェスティバルに現れた歌手のリアーナ。©GettyImages
毎年4月の半ばに開催される、世界最大級の野外音楽際コーチェラ・フェスティバル。数多くのセレブが訪れるなか、異彩を放っていたのがリアーナの覆面スタイルだ。目と口以外をすっぽりと覆う目出し帽タイプのデザインは、メイクアップアーティストのプリシラ・オノがFENTY BEAUTY BY RIHANNAを使って仕上げたまばゆい輝きを放つアイメイクを印象的に演出。さらに、ネイリストのキミー・キースによるカメオネイルと、ゴージャスなビジューアクセサリーが華を添え、顔を隠していてもただ者ではないオーラを放つことに成功している。誰ともかぶらない目出し帽スタイルでフェスに参戦したリアーナ。Photo by Instagram @badgalriri
遠目に見るとやや怪しげだが、リアーナが身にまとっているのは2月に発表されたばかりのれっきとしたGUCCI 2018年秋冬コレクション。この時期のカリフォルニアの砂漠地帯の会場は、日中は20度後半から30度というの汗ばむ陽気。まして熱気溢れるフェス会場となれば、体感温度はさらに高く、ほとんどのセレブがブラトップやレーストップにデニムショーツなどの肌見せ服にヘルシーメイクで参戦している。そんな中、グリッター満載の目元とネイルで語る覆面姿で現れたリアーナのファッション&メイクにかける熱意は、砂漠の気温以上にホットなものだといえよう。お洒落のためなら、砂漠で覆面ニットも厭わないリアーナ。Photo by Instagram @badgalriri
実は、リアーナがGUCCIの覆面でコーチェラに参戦するのは、今年が初めてではない。昨年は、脱がなければ飲んだり食べたりすることもできない、スパンコールスタイルで注目を浴びていたのだ。リアーナのフェスファッションの定番になりつつあるGUCCIの覆面スタイル。もしかしたら、誰にもセレブと気づかれずにフェスを満喫するお忍びスタイルなのかもしれないけれど、それにしては目立ち過ぎ?2017年のコーチェラ・フェスティバルでも覆面スタイルだったリアーナ。Photo by Instagram @badgalriri
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