世界最大級の音楽祭「コーチェラ・フェスティバル 2018」において、圧倒的なパフォーマンスでヘッドライナーを務めた女王ビヨンセ。100人以上のダンサーを従えた壮大なステージでは、2時間に渡って全24曲を披露。激しく歌い踊ってもびくともせず、その鉄壁ぶりを「テフロン加工のようだ」と賞賛されたメイクの秘密を、御用達メイクアップアーティストのサー・ジョンが明らかにした。
ビヨンセ御用達アーティストが米『allure』誌の取材に応え、崩れないメイクの秘密を明らかにした。©Getty Images
【ビヨンセの24曲歌い踊っても崩れないメイク技】
1.モイスチャライザーを使わず、いきなり下地を塗る
暑さで汗や皮脂が出やすい砂漠地帯でのビッグイベントでは、メイク前の美容液や乳液は潔く省略! SPF30以上の下地かオイルフリーの日焼け止めをいきなり塗ってしまってOK。
2.練り物に粉を重ねる「二重構造」
クリームチークにパウダーチークを重ねるという要領で、練り系のアイテムにパウダーを重ねる二層仕立てにするのが鉄則。この技によって、「テフロン加工のような」崩れにくさをキープ。ちなみにパウダーアイシャドウの下地には、NARS のスマッジプルーフ アイシャドウベースを使うと「文字通り20時間続く」そう。
3.メイクアップフォーエバーのHD粉
サー・ジョンが「これなしではメイクできない」というほど惚れ込んでいるのが、メイクアップフォーエバーのウルトラHDルースパウダー。ファンデーションやコンシーラをフィックスし、Tゾーンのテカリを抑えるのに欠かせない必需品。
練り物にパウダーを重ねるメイクで、テフロン加工級の崩れにくさを保ったビヨンセ。Photo by Instagram @beyonce
4.手巻きたばこ用の巻紙で脂とり
いざパーフォーマンスが始まると、メイク直しに使える時間は1分以下。その間に、サー・ジョンはビヨンセの汗と皮脂をオフし、軽くパウダーをのせるという。そして、彼が脂取り紙代わりに使っているのが、手巻きタバコ用の巻紙! 好きな大きさに切って使えるうえに、値段も99セント(約¥106)と手頃なところが魅力なのだとか。
5.リップを塗る前にシュガースクラブ
リップの色あせを防ぐために欠かせないひと手間は、あらかじめ唇にシュガースクラブをかけておくこと。その上から、ロレアル パリのチョコレートの香りのマットなリキッドリップ Pro-Matte Les Chocolats Liquid Lipstick(日本未発売)を重ねれば2時間歌ってもパーフェクトな唇をキープ。
どんなに歌っても完璧なチョコレートリップを維持できるのは、事前のスクラブケアの賜物。Photo by Instagram @beyonce
どんなに歌っても踊っても崩れないビヨンセのパーフェクトメイクを支えた、庶民には思いもつかないようなテクニックの数々。フェスやアウトドアではもちろん、汗や皮脂が気になる夏日に是非真似してみたい。
激しいダンスでも崩れもテカリもしないビヨンセのメイクテクニックにあやかって。Photo by Instagram @beyonce
コーチェラ・フェスティバルの名場面を振り返る
まだまだある!ビヨンセの落ちないメイクのスゴ技!