90年代リバイバルのムードにのって、ヘア&メイクにもナインティーズの風が吹いている2018年。どんなメイクが支持され、どんなビューティアイコンがもてはやされていたのかを改めておさらい!
スーパーモデルブームにのって数々のアーティストブランドが誕生
「1万ドル以下の仕事なら、ベッドから出ない」という伝説を持つリンダ・エヴァンジェリスタを始め、ナオミ・キャンベル、クラウディア・シファー、ヘレナ・クリステンセンなどのグラマラスなスーパーモデルが活躍した90年代。彼女達の細いアーチ眉に憧れ、毛抜きで眉を抜くモードラヴァーが続出。リンダ・エヴァンジェリスタが愛用し、それを聞いたメイクアップアーティストのケヴィン・オークインがダース買いしたというM・A・Cのリップペンシル「スパイス」が世界的な人気に。1991年にM・A・Cやボビイ ブラウンがニューヨークに1号店をオープンしたのを皮切りに、1994年にはNARS、1995年にはLORAC(現在は日本撤退)など、アーティストコスメが次々と誕生した。
(左から)スーパーモデルブームに牽引され、世界中が細眉に熱狂。ヘレナ・クリステンセン、クラウディア・シファー、重鎮デザイナーのカール・ラガーフェルド、リンダ・エヴァンジェリスタ、ヤスミン・ゴーリー。©Getty Images
赤リップやアイシーブルーのシャドウが女優達の定番
90年代のビューティ・アイコンを知りたければ、ジョニー・デップとブラッド・ピットの元カノを当たれ!? ウィノナ・ライダー、ケイト・モス、グウィネス・パルトロー、ジェニファー・アニストンなど、今でも活躍している美女達が人気を博した当時。前半はモノトーンのシンプルな服に、レッドリップを効かせたメイク。後半は、アイシーブルーのアイシャドウを眉下まで塗るメイクがそれぞれ流行。日本でもパールの効いたブルーシャドウやハイライトが流行。眉下を白っぽく光らせる人が続出した。
キャミソールやちびTに、赤リップを合わせるのが定番。女優のグウィネス・パルトロー(左)とリヴ・タイラー(右)に挟まれ、笑顔のケイト・モス。©Getty Images
R&Bガールズのメイクがアムラーやコギャルを生んだ
多くの女性R&Bアーティストやガールズグループが誕生した90年代。彼女達の媚びない姿勢はメイクにも現れ、弓なりのアーチ眉やリップラインを縁取ってグロスを塗ったオンブルリップや赤みのないベージュリップが多く見られた。そんなR&Bのメイク文化をいち早く取り入れたのが歌手の安室奈美恵。小麦色の肌に細眉、色味を抑えたクールなメイクはたくさんのフォロワーを生み、「アムラー」「コギャル」ブームに火をつけた。
R&Bのガールズグループが多く誕生した90年代にあって、世界的人気を誇ったTLC。目元にも口元にもパールを効かせて。©Getty Images
今に活かせるヒントが盛りだくさん! 懐かしくて新しい90年代のアイコニックなメイクをギャラリーでイッキ見しよう。
90'Sのメイクを、夏新色で今季らしくアレンジ!
ヘアだって90年代風が旬。懐かしのあのヘアアクセが復活
1/26
2/26
3/26
4/26
5/26
6/26
7/26
8/26
9/26
10/26
11/26
12/26
13/26
14/26
15/26
16/26
17/26
18/26
19/26
20/26
21/26
22/26
23/26
24/26
25/26
26/26