開幕中の2018年平昌冬季五輪。多くの女性アスリートの中でも、その強さと美しさで注目を集めているのが女子アルペンスキーの米国代表チームの二人。「最大で金メダル5個」を目標に掲げる女王ミカエラ・シフリン(22)と、今回が4度目のオリンピック出場となるベテランのリンゼイ・ボン(33)だ。
強さと美しさを兼ね備えた、女子アルペンスキーの米国代表のミカエラ・シフリン(右)とリンゼイ・ボン(左)。©Getty Images
2014年のソチ冬季五輪では、10代でアルペンスキー女子回転の金メダルに輝いたミカエラ・シフリン。今大会に向け、5種目での優勝を実現するための体力・技術・スピードを身に付けるべく、「ジムで多くの時間を練習に費やしています。幸運は、ハードワークが形を変えたものなのです」とコメント。若くして女王の座についた彼女の強靭な精神力は、トレーニングの仕上げに急な登り坂を45秒感全力疾走するメニューで鍛えられたという。「20秒でもう無理と音を上げそうになるけれど、コーチに頑張れ君ならできる!と励まされながら、乗り切ります」。
上り坂全力疾走でタフな精神力を育む、ミカエラ・シフリン。©Getty Images
一方、毎年の水着特集が名物になっている米『Sports Illustrated』誌で大胆なビキニグラビアに挑戦したことでも話題となったのが、元世界女王のリンゼイ・ボン。トレーニングや食事法などをまとめた『Strong Is the New Beautiful』という著作もある彼女は、週に5〜6日のジム通いが習慣。月・水・木は強靭さ、火・金は敏捷性などテーマを決め、日に3時間はトレーニングで汗を流しているそう。レッドカーペットでも、たびたび鍛え上げた美しいボディを披露している。
エミー賞のレッドカーペットで、美背中を披露したリンゼイ・ボン。Photo by Instagram @lindseyvonn
ミカエラもリンゼイも、自らのトレーニング動画をたびたびSNSに投稿。そのタフな姿を見ると、自分まで強い女になれそうな気がしてくるもの。強靭な心身と美を誇る新旧のスキー女王がしのぎを削る、平昌冬季五輪。ゲレンデ上の美しき戦いをお見逃しなく。
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