90年代リバイバルの流行に乗って、タイトでクリーンなヘアスタイルが多く見られた2018-19年秋冬のNYファッションウィーク。かつて多くの人が親しんだであろう、あのヘアアクセサリーがよりモダンになって復活し、「懐かしい!」と話題を集めた。
タイトなヘアスタイルが人気だったNYファッションウィーク。アレキサンダーワンのモデルのヘアに注目!©Getty Images
アレキサンダーワンのAWコレクションに登場したのは、90年代に誰もがひとつは持っていた「バナナクリップ」! メタル素材にブランドロゴをあしらったことで、見違えるようにクールでパワフルな印象に仕上がっている。このヘアを手がけたヘアスタイリストのグイド・パラオは、「ちょっとダサいと思われているものを、再構築するのが好きなんだ。例えばウルフヘアみたいにね」とコメントしている。
アレキサンダーワンの手によって、鮮やかに復活を遂げた、バナナクリップ。Photo by Instagram @alexanderwangny
復活したのは、バナナクリップだけにあらず。プラバル・グルンのランウェイでは、ジジ・ハディッドをはじめとする人気モデルが、コームカチューシャを使ったタイトヘアで登場。ヘアスタイリストのアンソニー・ターナーも「バレリーナみたいに、若々しく、オーガニックに見えるよね」とご満悦。髪を少し濡らし、ポニーテールにしてから毛先をねじり上げてまとめ、仕上げにコームカチューシャをつけるのがポイントだそう。
ジジ・ハディッドはコームカチューシャをつけてランウェイを闊歩。©Getty Images
さらに、トム フォードのショーでは、カイア・ガーバーが幅広のヘアバンドにフープピアス姿たスタイルで登場。2018年秋冬のヘアの流行は、90年代リバイバルで間違いないものと印象づけた。バナナクリップにコームカチューシャ、そしてヘアバンド。バラエティショップなどで手頃な値段で手に入れることができる、ちょっと懐かしいヘアアクセサリー。モードの先取り気分で、早速試してみては?
トム フォードのランウェイで、大判ヘアバンドをまとったカイア・ガーバー。Photo by Instagram @orlandopita
懐かしのバナナクリップが登場したコレクションをチェック!
待ちきれない!ジジ・ハディッドのコラボコレクションが発売間近