米経済誌『Forbes』の「世界で最も稼ぐモデル」ランキングで2年連続1位に輝き、年収約25億6000万円とも言われる人気モデル、ケンダル・ジェンナー(23)。カーダシアン姉妹の4女としてティーンの頃から注目を浴び、仕事もプライベートも順風満帆に見えるケンダル。しかし、誰もが羨むルックスの彼女にも、人前に出たくなくなるような容姿の悩みを抱えていたのだ。
2年連続「最も稼いだモデル」に選ばれた、ケンダル・ジェンナー。Photo:GettyImages
事件は、昨年開催された第75回ゴールデン・グローブ賞のレッドカーペットで起こった。 ジャンバティスタ・ヴァリのブラックドレスで美しく着飾ったケンダルだったが、写真が公開された時に視線を集めたのは、彼女の肌のコンディション。頬からあごにかけてのニキビが、多くの中傷コメントが寄せられたのだ。
昨年のゴールデングローブ賞のレッドカーペットでは、ケンダルの肌のコンディションに注目が集まった。Photo:GettyImages
その日を振り返り、「去年、ある授賞式に行ったの。初めてのセレモニーで、とってもワクワクしてた。ドレスは最高だし、ヘアもメイクも綺麗に仕上げてもらって最高な気分だった。でも、ネットを見たら、みんな私の肌を話題にしてたの。あまりにも最高な気分で肌のコンディションが最悪だったことを忘れてたのよね」と告白するケンダル。実は、彼女はニキビ対策スキンケア「プロアクティブ」の新しい広告塔に選ばれ、そのPR動画で自らの悩みを明かしたのだ。
バッシングもチャンスに変えるカーダシアン家のメンバーらしく、肌への中傷をビッグジョブに結びつけたケンダル。そのたくましさはもちろん、肌コンディションが悪くても堂々とレッドカーペットに立つ自信や、自らの経験を生かしてニキビケアを啓蒙する心意気は、ぜひ見習いたい。
中傷もビジネスチャンスに変える、たくましいケンダル。Photo:GettyImages
物議を醸したケンダルのレッドカーペットを振り返る
ニキビの位置で食生活が透けてみる!