毎日の生活にハーブチンキを取り入れてみる

アルコールにドライハーブを約2週間漬け込んで自分で作るハーブチンキ以外に、すでに抽出された状態で市販されているものを生活に取り入れるのも手。症状や時期でハーブチンキの種類を変えたり、組み合わせて飲んでもOK

森田敦子氏の監修のもと、ヨーロッパのハーブ薬局を日本版にアレンジしたコスメキッチン エルボリステリア。グリセリンにハーブの薬効を抽出しているから胃腸の弱い人でも安心。キャップ1杯を120㎖の水に薄めて飲むだけ。

抗酸化、鎮静作用をサポート。飲みにくいときは水の量を減らして。
タンチュメール ギンコ（250㎖） ￥5,000／コスメキッチン

・全６種類
ゴツコラ・・・・・集中力UP・むくみ軽減
ラズベリーリーフ・・・・・婦人科症状軽減
メリッサ・・・・月経痛軽減・ストレス緩和
エキナセア・・・・・・風邪予防・免疫力UP
セントジョーンズワート・・・・抗ストレス
など

オレゴン州の広大なファームで自生する天然ハーブを使用。その品質は世界中の医療機関、セラピストから注目されるほど。有機アルコールで植物成分を抽出後、アルコールを除去し、グリセリンが加えられる処方で作られている。

生理痛や生理中の出血量が多いときなど、主に婦人科系のつらい症状を緩和。
チンキ チェストツリー（30㎖）￥2,800／ ニードインターナショナルジャパン

・全22種類
アイブライト・・・・・・目のサポート
エルダーフラワー・・・・・・粘膜ケア
ジンジャー・・・・・・・・消化器ケア
リコリス・・・・・・・・・・副腎ケア
ローズヒップ・・・・・・・・・・美肌
など

1979年にメディカルハーバリストのエド・スミスとサラ・カッツにより創業。生産から流通、分析まで自社管理し、高い品質や安全性で圧倒的な支持を集める。アメリカ国内のハーブチンキ市場で約40％のシェアを誇る。

さまざまなストレスに対抗する活力を与える自生のシベリア人参。植物グリセリンで抽出。
プレミアムシベリア人参（29.6㎖）￥3,700／ノラ・コーポレーション

・全11種類
高麗人参・・・・・・・・滋養強壮
バレリアン・・・・・良眠サポート
ダンデライオン・・・・・・・解毒
ネトル・・・・・・・・花粉症軽減
エキナシア・・・・・・免疫力UP
など

材料
ドライハーブ・・・・・・・・・・・・・・・50g
ウォッカなど 40度以上のアルコール・・・750㎖

作り方
１ 保存用の瓶を熱湯で消毒したら、ドライハーブ50ｇを入れる。
２ アルコールを注ぎ、かき混ぜて ハーブがしっかりと漬かるようにする。
３ フタをして、直射日光の 当たらないところで約2週間漬け込む。約2週間後、茶漉しやコーヒー フィルターで漉し、保存用容器に移す。 1日1～2回、10～15㎖を目安に飲む。 漉して残ったハーブは、洗濯ネット などに入れ、入浴剤にしてもOK。

※作り方は ネロリハーブ による。

※各ハーブの効能は一般的に認知されているものを紹介しています。

SOURCE：SPUR 2017年9月号『噂の「ハーブチンキ」を知っていますか？』
photography:Machiko Odan　styling:Masayo Kooriyama〈SIGNO〉　edit:Yuumi Fujii〈dis-moi〉

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