気鋭のフレグランスショップが立ち並ぶ表参道。都内屈指のフレグランスメッカとあって、最近では感度の高いカスタマーをはじめ、インバウンド観光客などもショップ巡りをしているという。香りの専門ブランドが立ち並ぶ地域だからこそ、今行くべきショップを10店舗ピックアップ。中でも注目度の高い、バイレード 東京 表参道、ル ラボ 青山、ドルセー青山本店にお邪魔し、ショップでの楽しみ方や季節のおすすめフレグランスを紹介してもらった。
今回紹介するショップはこちら!
★1 バイレード 東京 表参道
★2 ル ラボ 青山
★3 ドルセー青山本店
★4 SHOLAYERED東急プラザ表参道「オモカド」店
★5 メゾン マルジェラ「レプリカ」フレグランス ストア
★6 SHIRO 表参道本店
★7 ラルチザン パフューマー 表参道
★8 オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー青山骨董通り店
★9 DIPTYQUE 青山
★10 イソップ 青山
2025年3月にグランドオープンしたばかりの、バイレード 東京 表参道。ブランド名の由来となった〈ByRedolence〉の香りから感情や記憶を再び呼び戻すというフィロソフィーのもと、すべての香水に必ずストーリーを持つ。表参道のお店では、フレグランスアイテムはもちろんのこと、ホームカテゴリーやメイクアップカテゴリー、Byproductと呼ばれるレザーやファインジュエリーなどが豊富に揃い、ブランドの世界観を堪能することができる。
フレグランス通を唸らせる、プレミアムラインを含む全アイテムが揃う
バイレード表参道店は既存の店舗とは訪れる人の趣向も異なり、ナイトヴェールズシリーズや、新作のブランシュ アブソリュなどのプレミアムラインが人気を博している。現在扱っているフレグランスは、全部で23種。前述のナイトヴェールズ、アブソリュ、そしてベーシックの3ラインからなり、毎年9月には新たな香りが発売される。
バイレードの中で最もベーシックな香りは、ブランシュ。シンプルで清楚な香りのオードパルファンをベースに、ナイトヴェールズのタバコ マンダリンなどの癖のある香りをレイヤードするのもおすすめ。フレグランスのストーリーを聞きながら好みを相談し、重ね付けのテクニックなどを聞けるのも、表参道店ならではの魅力だ。
スウェーデン発のブランドであるため、店舗内にはSweeden meets Japanのコンセプトが詰め込まれている。天井にはスウェーデンの伝統的なペインティング技法を用いたアートピースが設置され、北欧アートでは伝統的な植物や花を、幾何学的にアーシーナカラーペイント材を使って描いている。また、店内に置かれたカーペットやタペストリーは、スウェーデン王室でも愛されるブランドや、ヴィンテージ品などで構成され、訪れる人たちの感覚を刺激する。
バイレードのこの時季おすすめの香りは?
バイレード スーパー シダー オードパルファン 100ml ¥38,170、同 ブランシュ アブソリュ ドゥ パルファン 100ml ¥46,200、同 ラ テュ リップ オードパルファン 100ml ¥38,170
暑さに加えて湿気が多くなる季節には、軽やかで爽やかな香りがおすすめ。スーパー シダーは、シダーの力強いウッディノートが、エネルギッシュで温かみを加える。ミディアムな濃密さが魅力。ブランシュの象徴的な香りを強調した、アブソリュ ドゥ パルファンは、アルデヒドの成分が際立ち、力強いフローラルハートを中心としたムスクが香る。迫力のあるトップノートのブラックペッパーがアクセントとなり、リッチなアンバーウッドノートへと導く。純粋さと強さのコントラストに酔いしれるフレグランスだ。より軽やかにまといたいなら、春がきたことを感じさせるようなチューリップの香りラ テュリップを。約80%が天然由来で作られたフローラルノートは、シクラメンやフリージア、そしてチューリップが折り重なりながらも、ジェンダーレスに使える一品。
店舗名:バイレード 東京 表参道
住所:東京都渋谷区神宮前5-12-1 マハール表参道 1F
電話:03-6433-5576
営業時間:11:00〜20:00
https://www.byredo.com/
ル ラボは2006年にニューヨークで誕生した、スローパフューマリー。時間をかけて丁寧に香水を作り出すことをコンセプトに掲げ、ゆっくりと香りを選ぶ楽しみを、訪れた人にも体感してもらう。店舗内の随所にもこだわりが見え、置かれている什器や家具はどれも厳選されたヴィンテージのものが揃う。
こだわりのヴィンテージ空間で味わう、ル ラボの香り
表参道駅から徒歩2分ほど、大通りより1本入った細道にル ラボ 青山がある。ル ラボの店舗はメイン通りから1本外れた、ひっそりとした裏道に店を構えることが多い。その理由は、どこからともなく香りが漂い、近づくとお店がある。それを見つけたときの喜びを生かしたいと考えているため。青山だけに限らず、代官山や二子玉川などの店舗も同様だ。
什器はもちろん、店舗の場所にまでこだわりを持つル ラボでは、現在クラシックコレクションとして19種の香りが揃う。それに加えて、シティ エクスクルーシブとして世界の選ばれた都市に捧げられた香りが18種。日本には東京と京都にそれぞれ都市限定の香りがあり、東京の香り、ガイアック 10はこの店舗でも購入することが可能。毎年9月1日〜9月30日の期間は、世界中のシティ エクスクルーシブのフルサイズを全国の路面店で取り扱っている。
ル ラボ青山はラボ併設の店舗なので、フレッシュブレンディングをオーダーできるのも特徴。注文を受けてから、その場でソウル(スタッフ)が調合することで、出来立ての香りを楽しむことができる。また、どんな香りを選べばいいか迷っているときは、ソウルへ自分の好みを相談してアドバイスをもらいながら選ぶのも、店舗に足を運ぶ醍醐味のひとつだ。
ル ラボのこの時季おすすめの香りは?
左から、ル ラボ NEROLI 36、EUCALYPTUS 20、FLEUR D'ORANGER 27、THÉ MATCHA 26 各100ml 各¥44,000
これからのシーズンにおすすめの香りは4つ。官能的な香りをベースとしながら、暖かい太陽の日が差し込むフローラルのNEROLI 36は、ローズやムスク、マンダリンオレンジなどが香る。2月に発売になったばかりのEUCALYPTUS 20は、ユーカリとシダーウッドのフレッシュさがありながら、レザーのようなラブダナムや、ムスクノートのフランキンセンスにより深みが生まれた香り。オレンジブロッサムの爽やかさの中に、グリーンも感じられるFLEUR D'ORANGER 27は、みずみずしさがあり、この時期にマッチする。最後に茶室をイメージして作られたTHÉ MATCHA 26は、抹茶のアコードにイチジクの香りが溶け込む。甘さや香ばしさなど、人によって香りの感じ方が異なるのも、ル ラボのフレグランスの魅力だ。
店舗名:ル ラボ 青山
住所:東京都港区南青山5-5-24
電話:03-6419-7167
営業時間:11:00〜20:00
https://www.lelabofragrances.jp/
アルフレッド・ドルセー伯爵が、1830年に創設したフランスのフレグランスメゾン・ドルセー。デッサンや彫刻、友人たちのポートレートを香りで描くなど芸術的才能に溢れていたドルセーが、恋人と同じ香りをまとうために初のユニセックスフレグランスをデザインしたのが始まり。ボディフレグランスのタイトルには実在する人物のイニシャルがつけられ、ポートレートを描くようにムードや佇まいを香りによって表現。青山本店はパリの1号店に続き、2店舗目として誕生した。香りの知識に長けたスタッフが揃い、自分らしいフレグランスを見つけることができるお店として愛されている。
17種のフレグランスを、香りの知識に長けたスタッフが提案
人物のポートレートを表現するように、その人になじむ香りが特徴のブランド。香りだけが前に出ることがなく、まとった時に初めて香りが完成するようなフレグランスが揃う。すべてのアイテムがユニセックスのため、女性らしさや男性らしさなどはなく、その人らしく香るのが魅力。客層もさまざまで、男女問わずフレグランス通の方から、インバウンドの来客も多い。
香りのクリエーションは言うまでもなく、店舗を訪れるもうひとつの魅力は、フレグランス知識に長けたスタッフが揃うところ。ドルセーの製品はもちろんのこと、他ブランドの香りまでが頭に入っているため、ふんわりと好みを伝えるだけでも多くの引き出しから最適な香りへと導いてくれる。ドルセーのスタッフがどれくらい香りに精通しているかというと、すれ違った人や電車で同車両に乗った人が、なんのフレグランスをまとっているかを判断できるレベル。ここまでの知識量がある人たちになら、安心して任せることができるはず。
現在は全17種のボディフレグランスに加え、時間をテーマにしたホームフレグランスを購入することができる。香りが被りたくない人や、シーズンごとの節目で選ぶ人、スタイリングに合わせてまとうものに変化をつける人など、自分に合った香りを数種類使い分けている人も多い。
ドルセーのこの時季おすすめの香りは?
左から、ドルセー ボディフレグランス 最高の自分M.A.、同 幻想的な影A.R.、同 あなたの唇でE.Q. 各90ml 各¥32,450
表参道エリアで特に人気の香りは3種。まばゆいほどに真っ白なノートのM.A.は、圧倒的なうちなる強さと終わることのない優しさを同時に表現。シダーウッドやアンバー、ホワイトムスクが香る。静けさのある内省的なムスクのA.R.は、甘さと強さのバランスが絶妙。カルダモンの持つ繊細さと、ベチバーとシダーの力強さがブレンドされ、まとう人の影のように寄り添う香り。やわらかくほのかな甘さを感じる、植物性ムスクのアンブレットが、発光するようなジャスミンを包み込んだE.Q.。エアリーで温度感のあるキスの余韻を表現したムスキーフローラルは、強烈で中毒性のある香りで魅了する。
店舗名:ドルセー青山本店
住所:東京都港区南青山3-18-7
電話:03-6804-6017
営業時間:12:00〜20:00
https://dorsay.jp/
★4 SHOLAYERED東急プラザ表参道「オモカド」店
Made in Japanのフレグランスブランドとして、“さりげなく香りクセになる”をコンセプトに、香りをレイヤードして楽しめるのがSHOLAYEREDの特徴。オモカド店はジャパニーズニッチフレグランスの元祖の形としてオープン。
SHOLAYEREDのこの時季おすすめの香りは?
SHOLAYERED 1945 eau de toilette Light Yellow 50ml¥16,940〈2025年6月11日発売〉
時を重ねることをテーマに制作された「1945 オードトワレ シリーズ」の中から、この時季おすすめの香りはLight Yellow〈パラダイス ノラン〉。朝の光に弾けるようなレモンとマンダリン、そして頬を冷やすミントの風が香る。時間の経過とともに、フリージアとローズが咲き、最後にシダーウッドとムスクの余韻が残る。
店舗名:SHOLAYERED東急プラザ表参道「オモカド」店
住所:東京都渋谷区神宮前4-30-3 東急プラザ表参道原宿 3F
電話:03-6434-1086
営業時間:11:00〜20:00
https://sholayered.jp/
★5 メゾン マルジェラ「レプリカ」フレグランス ストア
1988年にパリで設立された、メゾン マルジェラ。1994年からは、世界中から見出されたヴィンテージの洋服やアクセサリーを再現した、「レプリカ」のカプセルコレクションをスタートした。2012年には、「レプリカ」に着想を得たフレグランスが誕生。それぞれのシーンを再現した香りが人々の潜在意識へと語りかけ、記憶やムードを呼び覚ます。表参道のフラッグシップショップでは、全ラインナップを体験することができる。また、店頭ではセントアドバイザーと呼ばれる香りの専門家と一緒に、好みの香りを見つけるのがおすすめ。「レプリカ」ならではの香りの選び方としては、香りのメモリーが紐づいたポラロイドを活用することで、好きな香りを見つけられる。
「レプリカ」フレグランスのこの時季おすすめの香りは?
レプリカ オードトワレ ネバーエンディング サマー 100ml ¥23,540〈2025年6月5日発売〉
太陽が照らすアマルフィオレンジの香りを再現した新作、ネバーエンディング サマー。輝くターコイズブルーの海とクリスタルのような砂浜をイメージさせる、ブランド独自のイタリアン スプリッツアコードが広がるシトラス ウッディーのフレグランス。夏の自由で開放的な精神を表現し、爽やかさと明るさを併せ持つ香りは、これからのシーズンにぴったり。店頭で香りを試すことが可能。
店舗名:メゾン マルジェラ「レプリカ」フレグランス ストア
住所:東京都渋谷区神宮前6-7-10
電話:03-6427-2823
営業時間:11:00〜20:00
https://zozo.jp/shop/maisonmargielafragrances/detail/
「自分たちが毎日使いたいものを作る」という想いからスタートし、ものづくりを続けるSHIRO。開発から製造、販売まですべてを自社で行い、自然が育んだ素材の力を生かしたアイテムが揃う。SHIROがこれまでに出合った自然素材を、ミュージアムのように展示する空間として誕生したのが、旗艦店である表参道本店。壁面には異なる大きさの土や砂利を重ねた地層のような模様を表現することで、素材が生き生きと育ってきた豊かな土壌をイメージしている。
SHIROのこの時季おすすめの香りは?
SHIRO INTRODUCTION オードパルファン 100ml ¥16,005
暖かな朝日と、清潔感のあるリネンに包み込まれたときに立ち上がる、ランドリーの香りをイメージしたパフューム。朝をイメージした香りのため、1日をスタートするのにぴったりのフローラルからはじまり、爽やかなグリーンや華やかなジャスミン、ウォーターリリーが合わさる。水の代わりに北海道のエゾヨモギ蒸留水を配合しているため、香料をより深みのあるものへと引き立たせる。
店舗名:SHIRO 表参道本店
住所:東京都渋谷区神宮前5-2-7 2F
電話:03-6712-5546
営業時間:11:00〜20:00
https://shiro-shiro.jp/
1976年にフランスのパリにて創業した、香りの職人の名を冠するフレグランスメゾン。ニッチ フレグランスの先駆者として、既存の香りの枠を超える挑戦者の精神と、コンテンポラリーな美学に基づく唯一無二の香りを追い求めている。2025年4月25日にオープンする店舗は、ブランド創業当時のフランス建築様式と、コンテンポラリーなデザインを融合させた内装でお目見え。パリ サントノレにある本店のコンセプトと同じく、素材の美しさを際立たせる伝統家具工芸品の家具の魅力を感じることができる。精巧な職人技とデザインを店内で味わって。
ラルチザン パフューマーのこの時季おすすめの香りは?
ラルチザン パフューマー アビサエ オードパルファム 75ml ¥40,480
ラルチザン パフューマーのコレクションのひとつ、ラ ボタニック コレクションは、夜中に目覚める幻想的な植物の秘密を描き出したもの。調香師ダフネ・ブジェは、この夢を思わせるコレクションに、深海に広がるガーデンに秘められた宝である、アビサエを誕生させた。ユーカリの安らかな息吹が、カシュメランに包まれたやさしいローズに吹き込まれて余韻を残す。安らかな香りは、これからのシーズンともマッチする。
店舗名:ラルチザン パフューマー 表参道
住所:東京都港区北青山3-8-15 グリーンテラス 表参道 1F
電話:03-6778-7477(ラルチザン パフューマー カスタマーサービス)
営業時間:11:00〜20:00
artisanparfumeur.com/jp/ja/
★8 オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー青山骨董通り店
革新的な美容技術と優れた効果を兼ね備えた、自然由来原料を使用して作られたオフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリーの製品。フランスの研究室で開発されたアイテムは、昔ながらのレシピや教えを忠実に守りつつ、最先端の美容技術により作られている。また、世界初の水性香水オー・トリプルには、アルコールやエタノールの成分は一切使用されておらず、純粋な香りが最大限に発揮されるように設計。骨董通りの店舗は1982年に建てたられた煉瓦造りのビルの一角にあり、店内にも煉瓦を引き込むことで、道ゆく人が誘い込まれるような空間を目指した。周囲の環境に溶け込むよう、表にはビュリーの名前はなく、代わりにブランドのベストセラーであるポマード・コンクレットの巨大なサンプルが佇む。
ビュリーのこの時季おすすめの香りは?
オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー オー・トリプル ヴェルヴェーヌ・デザンド・エ・バジリック・ドゥリュ 75ml ¥23,210
ブランドの菜園の香りをイメージしたパレット、レ・ジャルダン・フランセ・ドゥ・オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリーのコレクションから誕生した、6種のフレグランスのうちのひとつ。アロマと花、そして柑橘が結びついた青々とした香りは、暑くなってくる季節にぴたりとはまる。控えめでありながら、ベロアのようにしっとりと肌になじむグリーンノート。
店舗名:オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー 青山骨董通り店
住所:東京都港区南青山5-11-5
電話:03-6712-5455
営業時間:11:00〜20:00
www.buly1803.com/jp/
3人のアーティストにより、1961年にパリで創業したディプティック。創業者たちが旅した各地の記憶や風景にインスピレーションを受けたフレグランスは、他にはない世界観を垣間見ることができる。昨年の8月にリニューアルオープンとなった青山店は、パリのサン・ジェルマン大通り34番地にある本店のエスプリを受け継いだ場所。パリのインテリアの魅力と日本の伝統的な装飾が融合した1階から、白い壁と伝統的なブラインドで遮光された大きな窓を備える2階へと続く。色合いや素材に遊び心を加えた店内は、イマジネーションを開放し、DIPTYQUEならではの放浪の旅を満喫するのに最適な空間になっている。
DIPTYQUEのこの時季おすすめの香りは?
ディプティック ロー ド ネロリ オードトワレ 100ml ¥24,750
イタリアの甘い生活こと、ドルチェヴィータを香りで表現したもの。果樹園を彷彿させる、ネロリやベルガモット、オレンジブロッサムに蜜蝋のアクセントが加わることで、果実や花々の香りをイメージさせる。夏に向けて肌にまといたくなるような、ヨーロッパの風を感じさせる爽やかな香り。
店舗名:DIPTYQUE 青山
住所:東京都港区南青山5-6-15
電話:03-6427-3473
営業時間:11:00〜20:00
diptyqueparis.com
1987年にオーストラリアのメルボルンで創業したイソップは、何よりも効能を念頭に置いて製品作りを続けているブランド。厳選された植物由来成分と非植物由来成分を使用したアイテムが揃い、イソップの特徴でもある複雑で独創的な香りは、あくまで効能への追求の過程で偶然に得られたもの。2010年にオープンした青山店は、イソップが初めて東京に出したシグネチャーストア。機能的でありながら詩的な印象も与える空間表現を模索していたところ、偶然出合ったのが中野区の廃墟となった村澤邸。この家の木材を再利用し、モダンと伝統を融合した店舗が完成。シンプルでいて実用性があり、温かみのあるお店になっている。
イソップのこの時季おすすめの香りは?
イソップ オルナー オードパルファム 50ml¥23,870
新作のオルナーは、真に気骨のある花を咲かせ、これまでとは違うフローラルフレグランス像を表現した香り。この中心にあるのがマグノリアリーフであり、花ではなく葉の部分を取り入れることにより、新たな角度から咲くことを表現している。主要調香のローマンカモミールやシダーハートと重なり、エッジの効いた強いフローラルノートを奏でる。
店舗名: イソップ 青山
住所:東京都渋谷区神宮前 4-8-2
電話:03-3470-8311
営業時間:12:00〜20:00(平日)、11:00〜20:00(土日)
aesop.com