日々進化を遂げるメイクアップ製品の中でも、とりわけ本当のところを知りたいのが最新ファンデーション事情。今季新作の中から、美容のプロ3人それぞれが「これがオススメ!」というアイテムを本音でトーク。3回に亘ってお届けした本企画も、今回が最終回。ラストは、毛穴カバーもかなえる下地についてリコメンド!

【下地編】毛穴カバーもかなえる! 美容ののタイトルイメージ

【下地編】毛穴カバーもかなえる! 美容のプロが薦める、人気ファンデーション座談会【2025年秋最新】

日々進化を遂げるメイクアップ製品の中でも、とりわけ本当のところを知りたいのが最新ファンデーション事情。今季新作の中から、美容のプロ3人それぞれが「これがオススメ!」というアイテムを本音でトーク。3回に亘ってお届けした本企画も、今回が最終回。ラストは、毛穴カバーもかなえる下地についてリコメンド!

福岡玲衣プロフィール画像
ヘア&メイクアップアーティスト福岡玲衣

トレンドの空気感をキャッチしながら独自のバランス感覚から生まれる仕上がりは、「必ず盛れる!」と評判。雑誌や広告、映像と幅広く活躍するほか、数々のモデルや俳優、アーティストたちから指名が絶えない。肌質は乾燥タイプ。ベースが浮きやすいため、みずみずしく密着力があるアイテムが好み。配合されている美容成分までくまなくチェック。

森山和子プロフィール画像
美容エディター・ライター森山和子

幼少期からコスメやメイクアップ、雑誌や広告ビジュアルが好きで現在の職業に。美容をメインにインタビューやファッション企画等のディレクションとライティングを行うほか、広告のコピーやビジュアル、リリース制作等も行う。肌タイプは、いまだに自分でも理解しきれていない混合肌。乾燥するくせにめちゃくちゃオイリーでもある。

戸塚真琴プロフィール画像
SPURエディター戸塚真琴

SPURデジタルでビューティ記事を担当しているエディター。肌タイプは脂性寄りの混合肌。オイリーになりがちだけど、圧倒的にツヤタイプのファンデーションが好き。カバー力よりも、くすまず透明感がある肌を目指している。

なりたい肌に近づき悩みを解消する、高機能な下地が目白押し

2025年秋新作クッションファンデーションを触っている手もとの写真

森山和子さん(以下、敬称略) 今季の下地は色んなタイプが出ていたけれど、そもそも下地にはどんな役割を求めてる?
福岡玲衣さん(以下、敬称略) 私はなるべくファンデーションを少なめに仕上げたいので、下地の段階で肌を作ってしまいたいんですよね。何種類かをブラシで塗り分けることもあります。
戸塚真琴 下地の段階から、そんなに丁寧に塗るんですね! 私はわりと肌が敏感なタイプで、赤みが出やすかったり、くすみやすいんですよ。なので、日焼け止めを塗った後に、肌悩みを払拭できるタイプの下地を使うことが多いかも。
森山 遥か昔は下地って、「何のために塗るんだ? ファンデーションの密着度を上げる糊みたいなものか?」なんて思っていた頃もあったけど、今ではないと困るというか、塗るだけで効果をテキメンに実感する。
福岡 そうなんですよね。最近の下地は本当に優秀なものが多いから、肌の仕上がりが全然違う。
戸塚 しかも仕上がりだけではなく、肌悩みに合わせて選べるようになったり、幅も広がりましたよね。

SPURエディター戸塚真琴が選んだのは、エレガンス モデリング カラーベース LV600

エレガンス モデリング カラーベース LV600のスウォッチ写真

戸塚 まずは私のオススメ、エレガンス モデリング カラーベース LV600です。先ほども話した通り、赤みとくすみをカバーしたい私にとっては最適なラベンダーカラー。
森山 ラベンダーやブルーって、くすみを抑えて透明感を出せる反面、色みによっては逆にグレーっぽくくすむこともあるから、なかなか手が出せなくて。でも、これは色みも質感もちょうどよくて、顔色の調整に有効的に使えそう!
福岡 私もこれ好き! 血色が無いタイプの人にこのオレンジを使うと、一気に肌トーンがいい感じになるんですよ。
森山 なるほど、オレンジってそういう使い方に向いてるんだね。私は顔のくすみを抑えて首の色に近づけたいから、イエローがお気に入り。
戸塚 他のラベンダーと比べて、白浮きしにくいところも気に入っていて、顔の中央部分にだけ塗っています。
福岡 以前、ピンクとオレンジや、ブルーとグリーンなど、2色使いする技を聞いたんですよ。戸塚さんの使い方みたいに、悩み解決のために部分使いして、色みでコントロールするのにぴったり!
戸塚 なるほど。2色を混ぜるんじゃなくて、塗り分けるんですね!

美容エディター森山和子さんが選んだのは、チャコット ラスティングベース モイストC

チャコット ラスティングベース モイストCのスウォッチ画像

森山 色々悩みましたけれども、うれしい驚きがあったことも含めて、チャコット ラスティングベース モイストCを推したい!
福岡 私これ使ったことないです。(手の甲に塗ってみる)えっ、結構しっかりカバー力がありますね!
森山 そうなの! もともとの肌がふんわりと白ピンクがかっているような、透明感のある仕上がりになる。例えるなら、求肥みたいにふわっとおいしそうな肌。
戸塚 求肥(笑)。でも、わかります。厚ぼったさはないのに肌が整う感じ、すごいかも。
森山 色はナチュラルコーラルなんだけど、くすみを飛ばしながら白浮きすることなく、トーンアップするんだよね。肌がもともとキレイな人は、これだけでもいい気がする。下地としての機能性も申し分なくて、UVカット効果も高いし、満足感もあるから、最近はつい手が伸びがちです。

ヘア&メイクアップアーティスト 福岡玲衣さんが選んだのは、コスメデコルテ ロージー グロウライザー +

コスメデコルテ ロージー グロウライザー +のスウォッチ写真

福岡 最後に私がオススメするのは、撮影現場目線で選んだコスメデコルテ ロージー グロウライザー +です。
森山 おぉ! メイクアップ撮影の時に活躍するってことだよね?
福岡 そうなんですよ。日常生活で自然なツヤが出るような下地だと、写真にまったく写らないものもあったりして……。でも、これは淡いピンクのテクスチャーに細かなパールが入っていて、すごくキレイに仕上がって、きちんとツヤ肌を表現できるんです。
戸塚 福岡さんの御墨つきなら、私も改めて使ってみようと思うのですが、どう使うのがオススメですか?
福岡 撮影の時は全顔に塗っちゃう! けれど、部分的にハイライト感覚で後のせしたりもするし、マットなファンデーションの下に仕込むのもいいと思います。
森山 最近はみんなスマホで撮影することも多いし、これで肌に立体感が出したら盛れそう!
福岡 日常生活で使ってもテカテカにはならないので、ツヤ肌が好きな人には今季ピカイチだと思います。

肌悩みをカバーしながら、美肌へと整える。2025年秋下地はこちら!

ビューティプロたちがおすすめする、2025年秋下地の画像

(左)ブランドを代表するシグネチャーアイテムの一つが、この秋リニューアル。処方も新たにブルーとイエローが追加され、全7色に。なりたい印象にコントロールするだけでなく、毛穴レスで潤いが持続する理想の肌へと導く。
モデリング カラーベース LV600 30g SPF25・PA++ ¥5,500
エレガンス コスメティックス
https://www.elegance-cosmetics.com/
0120-766-995

(中央)ノーファンデ派も納得できるほどのカバー力を持ちながら、トーンアップ効果も併せ持つ。発酵マヌカハニーとコラーゲンを配合し、心地よい保湿力を実感。
ラスティングベース モイストC 42g SPF50+・PA+++ ¥1,760〈2025年9月26日発売〉
チャコット コスメティクス
https://shop.chacott.co.jp/

(右)人気下地が美容液タッチはそのままに、植物由来の保湿成分が加わりパワーアップ。水面の輝きを想起させる、みずみずしく上品なツヤが12時間持続。柔らかなピンクニュアンスの色みが肌に幸福感を宿す。
ロージー グロウライザー + 30ml SPF15・PA++ ¥4,950
コスメデコルテ
decorte.com
0120-763-325

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