この日、秋元さんと待ち合わせたのは、SK-Ⅱが誇る最高峰スキンケア「マスターピース」の世界が堪能できる、MASTERPIECE GINZA STORE。11月1日にオープンした、その鏡張りのエントランスに佇む彼女の姿はまるで一枚の絵のよう。一度見たら忘れられない、個性的な美の秘訣を伺った。
コレクションシーズンのパリ。あるパーティで、黒髪ストレートに白くきめ細かい肌、キャットラインに真紅のリップを塗ったクールなアジアンビューティに、注目が集まった。「あの日本人は誰?」。翌日に行われたショーの会場では、多くの人が「KOZUE(コズエ)」を知っていた。彼女の名は、秋元梢。世界を舞台に活躍するモデルが、ひと目で顔を覚えられる美を見つけるまでには、どんな道のりがあったのだろうか。
──成長した彼女は雑誌を読むようになるが、そこに自分の姿を重ねられるような顔のモデルはいなかったという。
「当時は、目がパッチリとしたお人形みたいなかわいい顔がもてはやされていました。雑誌をいくらめくっても、同じような顔、同じようなメイク。どの子も自分の顔とは似ていないし、私の顔には似合わないメイクばかり。流行のフルレングスのつけまつ毛がどうしても似合わず、いろいろ試す中で部分用を目尻にだけつけたほうが自分の目に似合うことがわかり、そこから切れ長のアイメイクに行き着いたんです」。
──誰ともかぶらない、個性的な美のバランスを見つけた秋元さん。しかし、個性は自分一人で発見するものではないという。
「"私ってこうなんですよ"って主張しても、必ずしも人から見たイメージと一致するわけじゃない。私は、他人の評価こそがその人を作っているとも思うんです。人から"梢ちゃんは黒が似合うね"、"かわいいというより、かっこいいイメージだね"、"梢はその前髪だね"と言われたら、そうなんだ〜と素直に聞き入れて、今の自分のイメージにたどり着いた気がします」。
自分の個性と向き合い、人のアドバイスを糧としながら確固たるビジュアルイメージを築き上げてきた秋元さん。最後に付け加えられた、「飽きたら、またガラッと変えてしまうかも」というひと言に、時代を先取りするセンスと柔軟な姿勢を垣間見た気がした。
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電話:0120-021325
http://www.sk-ii.jp
SK-II MASTERPIECE GINZA STORE
住所:東京都中央区銀座1丁目7-5 銀座中央通りビル1F
電話:03-6263-0334
営業 : ~2017年2/3(12/31,1/1は休)
時間 : 11時~20時