【LOOK 2】頬に、唇に、やわらかなピンクを咲かせて、春とひとつに

ジャケット¥9,000／OTOE　ベルト／スタイリスト私物

洗練されつつも素肌感の残るラディアントスキンがあれば、ピンクも媚びない大人のムードでつけこなせるはず。選ぶのはどこかアンティークの薫りのするやわらかな色合い。まるでひとひらの花びらのように、頬や唇にグラデーションさせて、一番美しい季節とひとつになる。

【MAKE-UP TIPS】

LOOK 1よりもさらにソフィスティケイトされた大人のムードを目指して。チークは骨格を指先で確かめるように頬骨に沿ってオン。ほほえんだとき高くなる位置にものせ、頬骨より下には広げないこと。さらに指に残った分で額と髪の境目のあたりをほのかに彩るのも忘れずに。チークがより調和して表情をヘルシーに、顔だちをクッとリフトアップして見せてくれる。

セミマットに色づくかつてないクリーミィなグロスは、まず淡いほうのピンクを唇全体に直塗り。輪郭を指で軽くぼかしてこなれた雰囲気に。続いて濃いほうのピンクは小指の先に取り、唇の中央のみにトントンたたき込む。内から外へとやわらかに広がるグラデーションが、新しい季節の始まりにふわりとほころぶ花を思わせて。

アイホールを彩り、さらに眉下まで広げるローズピンクのアイシャドウは女性らしさを表現してくれる。目もとをはれぼったく見せないように、ピンクと相性のよいブラウンのペンシルで、目のきわをごく細くマーク。黒のマスカラを上まつ毛にサッと2度塗りし、まぶたが視覚的に膨張するのを防いで。甘くやさしげな中にも、凛とした意志の強さが垣間見えるまなざしに。